コミック

君をおいしくいただきます

kimi wo oishiku itadakimasu

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表題作君をおいしくいただきます

藍嶋 かのん
狼男、五人兄弟の長男
茜乃 ネイロ
吸血鬼、吸血鬼用血液バーのオーナー

その他の収録作品

  • 描き下ろし きみと、幾久しく

あらすじ

自身の美貌が原因で無類の美しいもの好きな種族[吸血鬼]に
執着され何度もトラブルに巻き込まれている狼男・かのん。
何度目かの不運で職を失い困っていたところ、
吸血鬼用血液バーのオーナーだという胡散臭い吸血鬼・ネイロに
どの種族の血も高値で買い取ると声をかけられる。

今までの吸血鬼たちとはどこか違う雰囲気を感じ
家族を養うためにも、やむなく紹介された店を訪ねると
ネイロと同じ匂いがする美しい吸血鬼がいたが
かのんの目の前で栄養不足で倒れてしまう。
話を聞くと飲める血が限られていて常に飢餓状態だという。
そんな中、かのんが唯一の血の適合者だと判明し――?


「血さえくれたら奴隷にだってなるよ?」

吸血=欲情!!?
不憫なイケメン狼男×訳アリ腹ペコ吸血鬼
救済★ディスティニーラブ

作品情報

作品名
君をおいしくいただきます
著者
蔓沢つた子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801985285
4.6

(125)

(92)

萌々

(28)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
21
得点
587
評価数
125
平均
4.6 / 5
神率
73.6%

レビュー投稿数21

衝撃の面白さ!何度もおかわりしちゃいたい美味作品。

これまで読んだ吸血鬼ものの作品の中でナンバーワンかもしれない…

なにこれなにこれ、超面白いんですけどーーー!!( ˃̶͈̀∀˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

ありきたりなストーリーじゃないワクワク感。
惹きつけられる美麗な絵。
ガン見しちゃう濃厚なベッドシーン。
可愛いと可愛いがぶつかり合うBL展開。
どれもこれもが最高峰!めちゃくちゃに楽しいストーリーでした!( ´∀`)

アレルギー持ちの吸血鬼と不遇なイケメン狼男とのウィンウィンな吸血BL。
すごい……こんな楽しいストーリーを思いつくなんて。作者さん、天才!

どっちも健気で、すごく魅力的なキャラクターです。
血を与え、血を吸う関係にしかない2人の間に徐々に芽生える恋愛関係に、エロキュンズッキュンでした。
満月の夜に発情モードに陥るかのんの戦闘モードが最高にイイ…!!ザ・狼男って感じの凄みに圧倒されましたし、これまでどの吸血鬼にも靡かなかった彼が、ネイロには迷うことなく盛ってしまうことにフォッフォッフォッでした(〃∀〃)
ちうちう首元に吸い付く食いしん坊なネイロの煽りも最高の画面映えでございまして、…甘い…吸血行為自体がすんごい甘いぃぃ……
不可抗力とはいえ、ビジネス関係にあるとは思えぬ甘い雰囲気にまみれた2人のイチャイチャが、モーレツエロくて大興奮必至の眺めでした。

そういう意味ではタイトルの「君をおいしくいただきます」は、どっちにも言えるナイスなネーミングセンスだと思います。
ネイロはかのんの血を吸い、かのんはネイロの身体を貪る……どちらも美味しく頂かれてしまう相愛関係にグズグズに酔いしれました!

基本的に悪い人も出てきませんし、皆が2人を見守ってる温かい視線により多幸感を感じる素敵ストーリーです。かのんのきょうだいたちも可愛いくて、藍嶋ファミリーに馴染むアイロもちんまい姿だとフツーに溶け込んでて可愛い^ ^
エロいのにホッコリもさせちゃう、大変に美味なお話でした。


作者さんがあとがきで"楽しんで描いた"というのが納得のお話でした!
それなりの苦労もおありだったようですが、作者さんがこうして色々と悩まれながら生み出した作品を手にし、読みながら作品に込められた思いを共有できたことがとても嬉しく思っています。
最高の絶品作に出会えて感無量です^ ^

10

美味しくいただきましたが…おかわりくださいっ!!! 愛溢れる異種族ラブ

はあ…読後の今、満足感でいっぱい。。
特にモフモフ好きにどストライク!な攻めに、ハートを根こそぎ持っていかれました。

Xで先生が上げてくださっている試し読みを拝読、続きが読みた〜い!と
我慢できずに購入したこちら。

読み終わった今、カバー下にもあるかのん家の四男×朝比奈(攻めの友人)のお話が
読みたくてたまらない…!!!
おかわり(続編/スピンオフ)期待いたします…!!


本題に戻って、、こちら、狼男×吸血鬼というカプ。

まず、二人の名前が可愛い〜!かのん×ネイロ。
カノンと音色…二人とも”音”に関係する名前なんですね☺︎
(ちなみに二人の名字はどちらも”色”に関する言葉で、そんなところにもキュン)

そんな名前からして共通点があり、特別な”縁”を感じさせる二人ですが…
それぞれ抱える困難があって。

狼男のかのんは”吸血鬼に異様に好かれ、仕事が続かない”、
そして吸血鬼ネイロは”アレルギーがひどく、適合する血液がなかなか見つからない”ということ。

その後かのんの血液がなんとびっくり、ネイロに適合することが分かり
血液とお金を交換するパートナーとなる二人。
しかし、満月の日に血液を吸い取られ過ぎてしまったかのんは
防衛本能による生殖活動(?)への刺激で、ネイロの体を求めてきてー

と続きます。


も〜、この二人がお互いにどんどんどんどん流され絆されていく過程が良い〜!!✨
互いに「可愛い」と思い合ってる(というか、口に出してる)様子に
読んでいてニヤニヤが止まらなかった…

防衛本能の働きで体から始まった関係だけれど、
直後にネイロに激しく謝りながら「なんか…めちゃくちゃ可愛かった…ような…」と
すでにラブモードに入りかけてるかのん。
元々の顔もいいのですが、赤くなったその顔も可愛いっ!!!
攻めのかのんが、自分のどタイプすぎて悶える。。

兄弟の多いかのんですが、群れを守ろうとする本能が強く
”面倒見のいいお兄ちゃん”なところも刺さります。

さらに!
ネイロの体を抱きながら、尻尾ぶんぶん状態のかのんの姿が最高で・:*+.
モフモフ&ケモミミ好きには眼福すぎる…


と、攻めに激しく萌えたのですが一方の受け・ネイロも
ウブで健気で可愛くて!

ほぼ全ての血液が体に合わず、ずっと空腹を抱えて生きてきた彼が
「もう、辛い飢えと一緒に生きていかなくてもいいんだ」と涙ぐむ姿に
グッと心を掴まれました。

ウブウブだったのに、だんだんとエッチに貪欲になり、
蕩けて乱れていく変化も良い…(*´˘`*)♡


種族の違いによる”寿命の差”というところにも
きちんと言及されているのも、すごく良いなと思った点でした。
そこで出てきたネイロの言葉に、うるっとしてしまった。。

美味しく食べて、食べられて…
愛に溢れた異種族ラブストーリー、満足度★★★★★の一冊でした✨

電子版は特典おまけ漫画が5Pも読めたのも嬉しい♡
つた子先生、たくさん描いてくださってありがとうございます!!(๑˃̵ᴗ˂̵)


★修正:tn白抜き(電子シーモア)

7

素晴らしい作品です! 間違いなくお勧めです!

日本語が下手なので申し訳ありません。私は海外の読者で、漫画を読むために日本語も勉強しています。

英語で蔓沢先生の作品に出会いました。しかし、「君をおいしくいただきます」を日本語で読もうと思ったのは、イラストが素晴らしかったからです。吸血鬼や狼男の話にも興味があります。

この作品はとても面白い。エロティシズムも一流です。先生のイラストがとても好きです。吸血鬼×狼男のカップルが好きな人には絶対オススメの作品です。

このような素晴らしい作品を作ってくれた蔓沢先生に感謝します!I look forward to sensei's future works!

6

やはり蔓沢つた子先生の獣人は最高です!

大好きな蔓沢つた子先生の最新刊、購入させて頂きました!
やはりつた子先生のケモ耳は最高ですね(*`ω´)b
今回は獣人(狼)×吸血鬼と人外同士だけども、種族が違う2人

かのん(攻め)はその美貌から吸血鬼に好かれやすくトラブルが絶えない、でも幼い兄弟のために働き口を探していました
そこで声をかけられたのが、吸血鬼のネイロ(受け)でした
なんと吸血鬼なのに血液アレルギーがあり殆どの種族の血液を受け付けないという……
そして、その中での唯一、拒否反応を示すことなく摂取できるのがかのんの血液でした!
そこから専属契約を結び共に過ごすうちにお互いに惹かれあっていきます……(*^^*)

どんどん、かのんが過保護になっていくのが良いです
狼の特性で身内認定すると甘くなってしまうのですよね、、、
また満月の発情期がえちえちで最高です!!!
不憫な過去のあるネイロを包み込んでくれます……

朝比奈さんのスピンオフがほしいです……/////

エロは多め
過激な表現はないです
夜明けの腐女子さん向けかな
オススメです!

6

可愛くてセクシーでハッピーがいっぱい!安定の蔓沢ワールド!

大好きな蔓沢つた子先生の最新作は、美形ゆえ、「綺麗なものが大好きな吸血鬼」に行く先々で気に入られてしまう狼男・かのんと、ほぼすべての血液にアレルギー反応が出てしまい、常に栄養失調状態の吸血鬼・ネイロが主人公。

かのんの血液にはアレルギー反応が出ないことが分かったことから、食糧として血液を提供し、金銭を受け取る契約を交わした二人は、始まりこそビジネスライクだったものの、お互いの素の部分を知るにつれ、惹かれ合っていく・・・というお話です。

蔓沢先生といえば、抱く時は超絶ガツガツ系になる(ただし手付きや優しい)攻めと、抱かれる時はとんでもなく可愛くて超モロ感で喘ぎ声が色っぽくて可愛い受けに定評がありますよね!
本作も例に漏れず、抱いてる時のかのんはオス全開でめちゃくちゃカッコいいし、抱かれてる時のネイロは可愛くてエッチで魔性。

普段はちんちくりんな見た目のネイロと、両親を亡くし、一家の大黒柱として4人の弟妹の面倒を見るしっかり者の長男・かのんですが、おセッセシーンでは一変する、そのギャップに激しく萌えます!

蔓沢先生の描くおセッセシーンはスピード感と迫力があって、双方向のビッグラブも感じられる温かい絡みなので、読んでいてとってもハッピーな気持ちになれるんですよね・・・!!

全279ページ、まるまる表題作(描き下ろし含)ですが、斬新な設定と、作品を発表するたびにどんどんグレードアップする画力もあって、非常に満足度の高い一冊です。
1巻完結だけど、四男とシン(かのんの幼馴染)のスピンオフも読みたいなぁ・・・!!
四男はモテるのにシンにしか興味が無い、絶対溺愛・執着系の愛重な攻めになると思うので!!
(先生、出版社様、ぜひとも続きをお願いいたします・・・!)

ファンタジー要素もありつつ、可愛くてセクシーで愛情たっぷりなエチシーンもある本作、ぜひ多くの方に読んでいただきたい♪

4

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