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表題作俺たちはケモノじゃない

鬼塚 雷太/鬼塚 風太
高校生(雷太:3年、風太:2年)、α
如月 一紗
高校3年生、Ω

その他の収録作品

  • 後日談
  • カバー下(漫画「風の便り/あとがき)

あらすじ

このΩ、つよくて可愛すぎるッッ!!!


凶悪αと恐れられている、高校生の鬼塚雷太 (おにづからいた)と弟の風太(ふうた)。
そんな彼らが慕って止まないのは、一見華奢で美少女のようなΩの一紗(かずさ)。
見かけによらず正義感と漢気に溢れ、Ω性に囚われず強く生きたいと願う一紗だったが、医者からは「運命の相手がすぐそばにいる」と告げられていた。
ある日、鬼塚兄弟と三人きりの教室で発情期が来てしまい――!
“このドキドキは、発情じゃなくて恋だって証明したい”
らくたしょうこが描くラブコメ度MAXな三つ巴学園オメガバース!!

作品情報

作品名
俺たちはケモノじゃない
著者
らくたしょうこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オーバーラップ
レーベル
リキューレコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784824010469
3.9

(59)

(22)

萌々

(20)

(13)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
12
得点
231
評価数
59
平均
3.9 / 5
神率
37.3%

レビュー投稿数12

オメガバースに激情を求めない方にオススメ

オメガバースと言えば格差社会でΩが虐げられ運命の番がと、ドラマチック展開が多いので物足りなさを感じる人もいるかなぁと思います。
らくた先生が楽しく勢いとノリで描いたとおっしゃるだけあって、緩む事なく楽しめるオメガバースでした。Ωの一紗が見た目は可愛いのに内面が「漢」!そこに惚れるα兄弟の三つ巴戦なるか?!暗さがない突き抜けたオメガバースがあっても良いと思える派なので最後まで楽しく読ませて頂きました。

0

顔は可愛い受け

しかし、中身は超漢前な性格な受けに、おお!面白い!と思わされました!小柄な体格美人可愛い系が多いイメージのΩ界隈にて、これは続編とか欲しくなるやつだ!と思いましたし、終わり方も続編あっても可笑しくないような風にも感じられました。また攻めのα兄弟も顔が好みだったので、どのキャラも好きだし読みやすくて頭に入ってくるなーと思ってたのですが実質ひっついたのは兄弟のうちの兄の方だったという。そこに関してだけここは好みが分かれそうだなーと思いました。と、いうのもタイトルと三つ巴感強めに始まったことで、3P期待してたところもあったので、片方が最終旅に出るだなんて、と驚愕にも思えましたwそこは先生の好みなのであろうと隅々まで読んで理解はしましたがwま、弟くんは受けだなと感じたりwあれで良かった感じもあるw

0

3人セットで愛着がわく

最凶のα兄弟と恐れられている…の煽り文とは真逆の、なんとも愛嬌のある攻めたちの個性が光る作品でした。
全体的にコミカルでさくさく読めるテンポの良さとテンションの高さにクスッと笑える、ちょっと息抜きをしたいなんて時にぴったりの1冊なのではないかなと思います。
あちこちにさり気なく散りばめられたギャグ要素が楽しかったです。

オメガバース+三角関係。
現在では多種多様なバース設定があふれる商業BL界では、そこまで珍しくはない設定なのです。
ですが、らくた先生流オメガバースものといいますか…
毒気のない明るさとピュアさがおもしろい味付けになっていて、最後までノンストレスで楽しめました。
というのも、今作の攻めとなる鬼塚兄弟の絶妙な舎弟感が良かったんですよね。

凛としていて、強くあろうと日々を生きる美しいオメガの一紗のかっこ良さはいわずもがな。
そして君たちはいったい一紗のなんなんだと思ってしまうほど、時にまるで信者のように一紗に憧れ、時に子供のようにお互いをライバル視して競い合う鬼塚兄弟の図が笑えるやらなんやらでした。
かと思いきや、ふとした瞬間に彼らの一紗に対する想いの強さが漏れ出てくるではありませんか。
一紗という個人の人間性に惚れ込んでいるのが伝わる描写ばかりで、これは2人のことを好きにならざるを得ないなあなんて。

ただ、三つ巴にしては最終的に相手が誰になるのかが早々に読めてしまった点と、勢いのまま終わったように見える結びの雑さ、一紗の父親の中途半端さが気になり、今回はこちらの評価になりました。
強く萌えたのか?と考えると、コミカルに寄り過ぎていたからか、やはり恋愛面はあっさりとしていたように思います。
3人セットで愛着がわいてしまっていたことも大きかったかもしれません。
力も体も大きな攻めが受けのことを「かっこいい」と心から思っている姿は好みでした。

0

三つ巴オメガバースの運命の番とは?!!

らくた先生作品のなかで、1、2位を争うくらい好きな作品だったかも!
と思ったオメガバースでした。

凶悪αと周囲から恐れられている鬼塚兄弟と、小柄で可愛い美少年なΩの一紗とのお話です。
ちなみにこの作品のΩである一紗は、正義感が強く、αを倒す? ほどの腕っ節です。
Ω性に囚われたくなくて、強くなったわけですが、実は一紗の傍に運命の番がいると医者に言われます。

鬼塚兄弟がいわゆる運命の番なんですが、二人はどちらが一紗の番になるか競い合ったり、とにかくテンション高めなストーリーでサクサクっとテンポよく読めました。

個人的に☆5でなかった理由は、本当にめっっちゃ面白かったのですが、どうせだったら三つ巴のまま3人で運命の番がよかったなあ、、、と!!


でも、αの抑制剤服用しても一紗が可愛すぎてアレが元気になっちゃった兄は、紛れもなく選ばれし運命の番だったのでしょう笑

設定からなにから面白かったです!!

1

こんな格好良いオメガ、今まで居ただろうか

らくたしょうこ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
コメディ 3
オメガバース 2
三角関係 2
エロ 1
な感じだと思います。

雷太くん、風太くん×一紗くんの三角関係です。

最凶のアルファ兄弟として恐れられている兄の雷太くんと弟の風太くん。そんな2人が慕っているのが、正義感と漢気に溢れたオメガの一紗くん。オメガの認識を変える為、強く生きようとする一紗くんだが、雷太くんと風太くんがいる前で発情期が来てしまい…。

今作は、医者に「もしかしたら運命の番が近くにいる」と告げられたオメガの一紗くん。そしてその発言に、運命の番は俺なのでは?と一紗くんを取り合うアルファの雷太くんと風太くんによる、三角関係のオメガバースものです。

三角関係ものではありますが、一紗くんの正義感などの格好良さに憧れ尊敬している雷太くんと風太くんなので、運命の番は俺なのでは?と考えた後も、やましい気持ちなんて…!と払拭しようとしていて、恋愛的な要素は、物語り中盤までは少なめな感じでした。

しかし一紗くんへの恋心を自覚してからは、雷太くんと風太くんで色々と競い合います。その内容がお弁当だったり100メートル走だったりしてコメディ要素が満載です。個人的に、100メートル走後の皆んなのリアクションにはめっちゃ笑いました。

3Pものではなく、三角関係もので、読み進めると何となく察することが出来るのですが、一紗くんと結ばれるのはどっちなのか。最後まで思わず笑ってしまう展開で楽しく読めるので、是非とも読んでほしいです。

0

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