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メリーメリーハッピーエンド 下

merry merry happy end

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表題作メリーメリーハッピーエンド 下

榛名幸斗
大学3年生→28歳、カフェ店主
梓沢麻矢
大学2年生→27歳、音響エンジニア

その他の収録作品

  • 描き下ろし:夜明け
  • カバー下(ラフ)

あらすじ

榛名と出会って俺は起きたい朝を知ったよ

後ろめたくても、ずっとそばにいたい――

「好き」は人をおかしくするから、好きになることが怖い――。
榛名に告白されたものの怖くなって拒絶した麻矢。同居生活も終了し、帰る家も失ってしまった。
なげやりな生活を送っていたが、追いかけてきた榛名にプロポーズされ――!?
7 年後の榛名と麻矢、そして颯太郎の関係を描いた後日談も収録。

※本作品は配信中の『メリーメリーハッピーエンド』#6~#10を加筆修正し収録したものです。ご購入の際は予めご了承ください。

作品情報

作品名
メリーメリーハッピーエンド 下
著者
柚子町汐 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784047383418
4.9

(38)

(35)

萌々

(3)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
187
評価数
38
平均
4.9 / 5
神率
92.1%

レビュー投稿数9

【俺と・・・結婚してくれませんか(幸斗)】


エロス度★★★★★★★★★

おやおや。やっと惜しみなく愛情を注げる人を見つけられた幸せ・・・尊くて涙が出てしまいますね。

幸斗と麻矢が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・下巻開幕。

幸斗に惹かれながらも彼から惜しげなく注がれる愛に応える自信の無さから離れることを選んだ麻矢の切なさ、そしてやっと見つけた特別を逃したくない幸斗のめちゃくちゃ重い愛がとても素晴らしかった。

刻が進み、颯太郎から見たふたりの幸せや歳を重ねても変わらない幸斗と麻矢の愛が尊く、たっぷり時間をかけてふたりが濃厚に愛し合う場面は悶えました。

0

こんなの期待以上だよ

胸アツの下巻。
上巻のおわりはあんなカタチで終わったけど、あのまんまじゃないって知ってた。
知ってたけど、こんな風にハッピーな気持ちでいっぱいになる素敵なエンディングは期待以上でした!!( ˃̶͈̀∀˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

やっと心から結婚したいと思える相手に出会って良かったね。
結婚願望を一心に向けられる本気の相手に出会えることができて良かった。
今度の"結婚して下さいは"、間違いなくこれまでのお遊びみたいなものとは違う魂の響きを感じました。
クリアになった真っ直ぐな榛名の気持ちは麻矢の心を救い、自分自身の心も救ったと思う。お互いに気持ちが通い合った瞬間は、なんとも言えない多幸感で満たされました。

7年後の時間の経過は、思わぬサプライズ。
大きくなった颯太郎と、榛名と麻矢の3人家族のホコホコ感がとっても良いです!
上巻のときは女性と結婚して家庭を持って、子どももいてのビジョンが榛名にはあったと思うけど、女性と結婚してなくたってちゃんと夢が叶ってる。デレデレしてる榛名と、ツンデレの麻矢のラブラブっぷりがとっても素敵でした。

2人の間にちょこんと収まっている颯太郎の存在感もいい^ ^
やっぱりこの3人の絵面は見ていて安心感があるなぁとホッコリ。既に家族として完成してる3人の自然体な家族の風景がこの上なく最高でした。


2

幸せ

とてもとても良かったです。
ほっこりした気持ちで読み終わりました。
きっと颯太郎くんのお式の時は、2人とも号泣ですね。

1

それぞれにとって、大切な時間

上巻はヒリヒリしたところで終わっていたので
下巻を開くときはちょっぴり重たい気持ちでした。
タイトルはハッピーエンドとなっているけれど
麻矢のあの涙を見てしまったら
交わらない結末になる可能性を拭い去れなかったからです。

でも。それはまったくの杞憂で、想像もしていなかった幸せがたくさん待っている展開に驚き&感動。
気持ちが通じ合った後の未来までも描かれていて、大きくなった颯太郎の姿にもまたグッときました。

長く一緒に居ても麻矢への想いは色褪せること無く、全身から愛を放出しまくっている榛名の姿にものすごくほっこり。
そしてそれをなんだかんだ言いつつもしっかり受け取り、自分なりのペースで榛名へと伝えていく麻矢の不器用な愛の表現もとても良かったです。

そして。15歳になった颯太郎がこれまた立派な子になっていて、それを見れたのも本当に嬉しかった…!
たくさんツラい思いをした颯太郎だけれど
彼がスレたりしなかったのはきっと榛名と麻矢がそばにいてくれたからだよな、と。
色々な思いを持ちながら一緒に過ごした日々を、3人それぞれが大事に心に留めているというのが本当に素敵でした。
上巻と下巻の帯に書かれている言葉を回収するシーンにも心揺さぶられ、
ふたりが辿り着いた『MARRY MERRY』なハッピーエンドを改めて祝福したいなと思わせてくれました。

上巻から色々と考えさせられる部分も多かったですが、そういうところも含めて読み応えがあってすごく満たされました。

0

ひとりの少年が繋いでくれた家族の縁!!

上巻のラストで麻矢へ告白し、フラレた榛名。

颯太郎は母親のもとへ帰り、麻矢も榛名を好きだったが、榛名は誰でも好きになれてしまうことに気が付き、返せない大きすぎる愛に怖さを覚えていた。

そうして榛名からのプロポーズ。

対して麻矢は、勇気を出して本音を吐露します。

で、指輪を嵌めたふたりを肯定してくれたのは、颯太郎。
まさに今どきの子だなあと、感心しました。

そして、やはりこの物語でキーパーソン的存在でもあるのだなあ、、と。

それから七年後。
ふたりはアラサー社会人に。
颯太郎もDKになり、榛名の経営する飲食店でバイトするようになっていました。

ふたりの結婚式をしようというエピソードになるのですが、これがまた家出した榛名姉の登場など、熱いストーリーでした。

麻矢のトラウマにも迫り、けれど榛名と颯太郎と出逢い、起きたい朝を知ることができたというエピソードは涙なくしては読めなかったです。

幼き頃の麻矢が救済され、そして付き合って五年くらいはいつか榛名とダメになってしまうのでは、、と考えていた不安も取っ払われ。

そうしてお互いがお互いの愛に包まれ、最高のエンディングを迎えられたこと。


やはり上下巻は肉厚ストーリーが多く、上巻の余韻そのまま一気読みできるのがいいですね。

ほんの少しの偶然が重なって家族となった三人の七年間の記録は圧巻です!
赤の他人同士がファミリーとなり、やがてその絆はホンモノとなっていく泣けるBLが読みたい方は、ぜひこちらの作品を!!





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