電子限定おまけ付き
あめきり先生の作品読むと幸せな気分になります。とにかく可愛いのですがストーリーが面白くいつの間にか読見終わっあてしまいます。ページ数多いのに…青春の1ページが大切に書かれているのが凄いなと偉そうに感動してしまいます。これからもずっと続きが見たいです。2人のストーリーがしっかり描かれているので何度も読んでも飽きないです。青春ラブストーリーが読みたい人には特にめちゃくちゃおすすめです!!可愛い2人大好きです。
まず手に取って思ったのはぶ厚っ!!でした。
けれど、読み始めてしまえばそんな厚みなど忘れてしまうくらい
あっという間に読み終えてしまいました。
高校生の粋は寮の同室で後輩の春虎と恋人同士。
前巻は周囲からゲイであることを揶揄われ、
マスクで素顔を隠して耐える日々を送っていた粋が
春虎との出会い、想い想われてゆく中で笑顔を取り戻してゆく物語でした。
そして、今巻は恋人同士になったその後の二人が描かれます。
最初は二人の2回目のデート編からスタートし、
寮の部屋替えや互いの家族へのご挨拶エピソードなど
最初から最後まで読み応えがぎっしり詰まった1冊となっております!
今回は粋の昔の片想い相手に嫉妬したり、部屋替えで寂しがったりと
前巻にも増して春虎のワンコ&溺愛度がパワーアップしておりました♡
寮の部屋替えでは粋と部屋が分かれてしまうというだけで
この世の終わりのごとき表情で落ち込む春虎に
粋への激重愛が滲みだしていて可哀想なのに愛おしくて
ニヤニヤしっぱなしでした。
もう退寮して二人で部屋借りてしまえ!と何度思ったことでしょう…。
そして、春虎の家族へのご挨拶編では
息子の初恋人を家族総出(総勢11名)で迎えてくれる
黒部家の賑やかで優しい雰囲気にほっこりさせられました♪
息子に同性の恋人がいると知っても何のこともないように
「歓迎の準備はいつでもできているよ」と
粋を家族の一人として受け容れてくれる両親の言葉に
春虎の両親だなぁ~と胸がじんわり温かくなりました。
黒部家との初対面を済ませた後日、
久々に再会した母親に恋愛対象が同性であることを告げた粋。
心のどこかで春虎の家族がそうであったように自分の性的指向を
温かく受け入れてくれるのでは…と母親に期待していた粋ですが、
現実の母はカミングカウトにショックを隠せない様子で…。
そんな母の反応にもう今までのように愛してくれないかもしれないと
深く傷ついてしまう粋。
粋を励まそうとしてくれる春虎を避けるようになってしまいます。
息子のありのままを受け容れてくれた春虎の家族との対比があるだけに
生理的に息子の性的指向を拒絶するような黒部家とはあまりに違いすぎる
粋の母親の反応に胸が抉られるようでした。
けれど、BLドラマを観て自分の子供にもあり得るかもしれないな~
なんて割とライトに心の準備ができていた春虎母とは異なり、
異性愛者と信じて疑うことのなかった愛息子がまさかのゲイだなんて
全く予想外の真実を告げられて動揺してしまった粋母のショックも
決してわからなくはありません。
大好きな母に受け容れられず、傷つけてしまったと落ち込む粋でしたが、
もう一度だけ家族と向き合おうと実家を訪れます。
そこで母の口から語られた思いは我が子への愛が溢れていて、
親子の絆に、息子の幸せを願う母の想いに涙腺が揺さぶられてしまいました。
決してご都合主義的には進んでくれなくて、痛々しくて、
だけど、最後は優しい気持ちになれるから、
あめきり先生の描かれる作品を追わずにはいられません。
描き下ろしでは粋の実家を春虎と訪れた二人のお話。
粋の生まれた家で母から粋の子供の頃の話を聞き、
地元の風景を眺めながら思い出を振り返った粋と春虎。
帰りのバスでは「大人になったら一緒に暮らそう」と誓い合い…。
ますます卒業後の二人のお話も見てみたくなってしまいました。
BLに目覚め出した頃に1巻を読み、数年後ついに2巻が発売され時の流れを感じてちょっと感慨深い…。
晴れて結ばれた2人のその後のお話。
お互いのことが大好きだからこそ生じたすれ違いや、スイの過去のトラウマに葛藤する姿が切ない…。そうした心の機微が丁寧に描かれています。
私が好きなポイントは、すれ違ったりモヤモヤしても、お互いが勇気を出して素直に気持ちを伝え合っているところ。
スイと春虎、それぞれ悩みや迷いを抱えているけど、じっくりゆっくり自分なりの答えを見つけながら、ちゃんと2人で同じ方向を見て同じ歩幅で歩んでる。そんな姿がとても心地よい。
春虎が本当に好青年。純粋でまっすぐで、心もカッコいい。
「スイよ、春虎に出会えてほんとよかったね…」と何度思ったことか。
作品全体が優しさとクスッと笑える可愛さに包まれているから、ずっと心穏やかに読めるし、読後は心が浄化された気持ちになります✨
2巻もとても良かったです。越えてきた~!!
だいちゃんの反応含めて青春だなと思ってしまいます。
好きなのに素直になれずいじめちゃうタイプの子だ・・・
打って変わって春虎くんは気持ちいいくらい直球で褒めてくれるし好きを伝えてくれる。。やっぱりスイ先輩には彼しかいない!と思わせてくれました。
スイ先輩からキーホルダーをもらって涙ぐむ春虎くんや学祭シーンラストのスイ先輩の涙は読んでいるこちらも涙うるうるしました。。
気持ちの伝えあいが最高でしたし、あめきり先生の描く絵って感情がダイレクトで伝わってきて大好きです。
2巻は双方の親にカミングアウトをして正反対の反応だったのも見どころだったと思います。
一度は大丈夫かな・・と不安になったスイ先輩のお母さんの反応ですが、スイ先輩が幼少期のときには50歳ということは高齢出産でようやく授かった子・・その背景を知ったら理解できる部分もあるし話しあったらすごくいいお母さんだなあと泣けました。
実家に春虎くんが来た描き下ろしではお母さんと春虎くん仲良く楽しそうで最高でした。
スイ先輩が片思いしていたひかるくん。彼も素敵ですし春虎くんの友達土屋くんもほんと友達思いでほっこりしたな~
大好きな作品の続編!
楽しみにしていた本ほどすぐに読めないという謎なクセが出て、やっと読みました(汗)
紙本で厚み約1.8cmとボリュームあります。
以下少々ネタバレあります。
1巻の途中で恋人同士になったので、恋人編の続き。とっても読み応えのある続編でした!
序盤は春虎の変わらぬ溺愛っぷりと、スイの健気さにキュンとします。
春虎がうっかり焼いたヤキモチに、スイが友達に衝動的にカミングアウトしちゃうのはちょっとドキドキしてしまった。相手がいい子でよかった〜。春虎は「夜爆発させる」発言ww
スイが3年になるので部屋が別々になることに。ちょっとギクシャクしてしまう。大人目線だと部屋が別々になるだけじゃないって感じだけど、若い二人にとっては大きな出来事なんだよな〜。
春虎の少し切ない過去が出てきて、春虎にとってスイの応援に大きな意味があったことがわかり、キュンとしました。ニコニコで一生懸命なスイの応援、ずっと嬉しかったろうなぁ。
コミカルなシーンも多くて、クスクスしちゃう作品ですが、特に体育祭の障害物走の飴のシーンには爆笑してしまった〜ww 春虎の爽やかな笑顔!www
後半には二人の親が登場。読みながら感情が乱高下しました…。
まずは春虎の家族があったかい!てか兄弟多くて賑やか〜w
父の伝言「歓迎の準備はできてる」というセリフには、キュンとしてちょっと泣けてしまった…素敵なお父さんだなぁ。賑やかであったかい家族電話にも泣けちゃった。
そしてスイの母も登場。
カミングアウトはちょっと衝動的すぎたのでは。おそらく不妊治療の末ようやく授かった一人息子に、突然言われたらそりゃあ驚く。春虎にも八つ当たりちゃうし、ここはちょっとスイが自己中だったかな。でも高校生だもんね…。
春虎の試合には気づけてよかった〜!
試合後、春虎の「スイ先輩のいちばん近くは…」のセリフ!!もうズキューーーン!ときました!!春虎の可愛さにキュン死するかと思ったよ…w なんつー可愛い年下ワンコなの〜。二人のハートサインも可愛い♡
部屋で春虎に打ち明けるシーンではボロボロ泣けてしまった…スイの気持ちが切なくて。春虎の優しさにキュンとします。
実家に行ったスイへの、春虎の写真メッセージにまたまた爆笑!スイの解読スゴイww
スイの母、ちゃんといい親でよかった。相手が春虎と知って喜びすぎだけど、気持ちはわかるw
ほっこりしたり、キュンとしたり、しんみりしたり、爆笑したりと、感情が乱高下するような、読み応えのある、そしてとても素敵な続編でした!楽しかった〜!
とうとうスイが卒業して離れてしまう二人!遠距離になってしまうのかな?
スイの友達のだいちゃんがソワソワしてるけど当て馬になったりする?!
ぜひともこの続きが読みたいです!!
先生、続編をどうかお願いします〜!(ツ _ _)ツ))
紙本 白短冊修正(本の厚みにしては濡れ場少なめ。攻めのtnはほぼ挿入されていて、ほとんど見れなかったのが地味に残念w )