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  • 二哈和他的白猫師尊 5(ハスキーとかれのしろねこしずん)
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二哈和他的白猫師尊 5(ハスキーとかれのしろねこしずん)

husky to kare no shironeko shizun

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表題作二哈和他的白猫師尊 5(ハスキーとかれのしろねこしずん)

墨燃(墨微雨・踏仙君)
死生之巓、楚晩寧の三番弟子
楚晩寧(晩夜玉衡・北斗仙尊)
死生之巓の宗師の一人

あらすじ

臨沂儒風門が一夜にして灰と化した。墨燃(モー・ラン)と楚晩寧(チュー・ワンニン)は
果てしない炎の海から救い出した上修界の民を連れて、飛花島へ避難する。
銭勘定に細かい島の地主・孫三娘(スン・サンニャン)は、一行を簡単には島に泊めてくれず、二人は頭をひねることに。
そんな中、墨燃は洗濯の際、楚晩寧の衣からある物を見つける……。
一方、死生之巓には上修界の混乱に伴って様々な門派から使者が訪れ、
今後の対策を話し合ったり同盟の締結を打診されたりと慌ただしい。
数日後、難民たちを無常鎮に落ち着かせた墨燃と楚晩寧は、死生之巓に帰ってつかの間の日常に戻るが、
やがて徐霜林(シュー・シュアンリン)の所在が摑めたとの報を受け——。

作品情報

作品名
二哈和他的白猫師尊 5(ハスキーとかれのしろねこしずん)
著者
肉包不吃肉 
イラスト
zolaida 
翻訳
石原理夏 
媒体
小説
出版社
ソニー・ミュージックソリューションズ
発売日
ISBN
9784789737210

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レビュー数
1
得点
80
評価数
16
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

カタルシスが待ち受けていました

『二哈和他的白猫師尊』も遂に5巻が発売されました。
日本語版ラジオドラマの配信開始や初のポップアップショップの開催決定など、盛り上がりを見せる二哈界隈。

と同時にこの5巻、盛り上がりに盛り上がってくれました。
ひたすらに最高でした。
まずはこの物語を5巻まで読めて本当に良かった、とその余韻をしみじみ反芻しています。

盛り上がりに盛り上がった結果、あんなことや!こんなことが!起きるのですが、ここまでストーリーが進んでくるとネタバレ回避が難しすぎて、もう何も書けなくなってくるのがなかなかつらいところです!

この5巻ではBL部分の進展のみならず物語も重要な局面に入ってきており、重くシリアスなシーンで今巻は最後のページを迎えます。

その不穏な気配は単行本の帯文からも察せられます。
“この日々が少しでも長く続いてくれたらいいのに…”
仮定法、かつ三点リーダーで締めたこの帯文、不穏展開フラグでしかありません。
表紙の絵自体はこの上なく幸せそうな空気が溢れ出す夜の甘美な御剣デートのシーンだというのに、不安感を誘うこんな帯文を添えるという、上げて落とすハードなスタイル。これだから中華耽美小説、大好きです。

今後墨燃を待ち受けているであろう大きな試練。その試練を通して、物語はいよいよ不可解な重生を遂げた彼自身の謎に迫っていくのでしょうか。
墨燃、そして側にいる楚晩寧が、この局面をどのように受け止め受け入れ昇華していくのか、そして肉包不吃肉先生がその痛みと苦悩をどのように描いてくださるのか、とにかく楽しみで楽しみで仕方ありません。

毎度新しい巻が発売される度に言っているような気がしますが、やはり今回もこれを言わずにはいられません…、今すぐに6巻が読みたいです。

4

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