これ以上触れたら、優しくなんてできない

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君のことばでもっと触れて

kimi no kotoba de motto furete

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表題作君のことばでもっと触れて

柴野慧一
大学生,Dom
花柳恵留
大学生,Sub

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下(漫画/キャラクタープロフィール/あとがき)

あらすじ

Domの大学生・柴野慧一はある日、「お前に一目惚れした子がいる」と連れていかれた飲み会で、Subの同級生・花柳恵留に出会う。

友人たちのお膳立てで、酔った恵留を自宅に泊めることになった慧一。
そこで恵留から、「パートナーになってほしい」と告げられて…。

これまでパートナー運に恵まれず、サブドロップに陥ることもあったと語る恵留は、〝優しそう〟な慧一を好きになったのだという。

自分への好意を隠しきれない様子の恵留を前に、
慧一は戸惑いながらもパートナーになることにして――。

壊したくないDom×触れてほしいSub
一歩ずつ進むふたりの、不器用な恋物語。

《収録内容》
◆『君のことばでもっと触れて』1~5話
◆描き下ろし2P

作品情報

作品名
君のことばでもっと触れて
著者
HEMMI 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784758028790

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63

4.1

(9)

(5)

萌々

(2)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
35
評価数
9
平均
4.1 / 5
神率
55.6%

レビュー投稿数3

圧が強いとは?

やさしいDomSubだなぁと思います。
受けの一目惚れから始まって、大学生らしく友人に頼んで合コンセッティングしてもらって距離を縮める…。受けは攻めのことを一途に「好き好き!」という感じなので可愛かったです。

同性同士を友人みんなで応援したり、攻めが受けのことを「かわいいなぁ」と自然に考えるのはそれが当たり前の世界なのかな?DomSubという性は気にしても、男女の性は誰も全く気に掛けていないようなのが少し不思議に思ってしまいました。(特に説明もなかったので)

そして、私にはDom攻めの葛藤がよく分からなかったです…。
優しい性格の裏側で本当は「泣かせたい」や「いじめたい」という欲があるのに(傷つけたくないし)悩んでコマンドを出せずにいるのかな?と思ったけど、過去のパートナーたちからは「普段とのギャップが大きい」「野生的・ねちっこい」と言われフラれてきた=「コマンドの圧が強い」ということが問題だったようです。
圧が強いことと時々攻めの頭を過ぎる「泣かせたい」は同義なの…?

圧が強いと言うと「コマンドの強制力が強い」と私は理解しているのですが、最後のHでも特にそのような描写はなかったし。普段より焦らしたりH系な命令をするのが圧が強いなのかな。
むしろKiss(自分からキスして)なんて可愛いコマンド出してたので、野性味もそんなに感じなかった。
受けの泣き顔にゾクゾクしてるのは「泣かせたい」という嗜虐心とか支配欲じゃないのかなぁ??

あと、攻めの言う「負担」もボヤっとした言葉で伝わりにくいなと思うし、特にその後「今までのみんなは平気だっただけで、受けは相性が悪いかも…」という言葉。今までのみんなは合わなかったからお別れしたんだし、過去の人たち引き合いに出して相性が悪いとか言うの、ちょっとムカつきました(私が)
好きな人に言われたらイヤだなぁと思うのですが、受けの包容力は私よりデカかったようです。

ちょっと色々と自分がうまく理解できていないのかもしれません。読解力不足でしたらごめんなさい。

0

こんなDom/Subが読みたかった…!優しくて、温かくて、癒しのドムサブ

今まで読んだDom/Subものの中で、一番優しくて、温かくて、
癒し成分MAXのお話でした...!(*´∀`*)

Dom/Subってどうしても攻め(Dom)上位という感じがするのと
SMの延長っぽさを感じてしまい、個人的に”大好き”な設定ではなかったのですが…

こちらのお話を読んで、これがまさに今の自分が読みたかったもの!と
膝を打ちたくなりました。
ドムサブは初めての方、激しいプレイやエロ多めには苦手意識のある方に
特におすすめです✨


大学の同級生同士、”圧強め”と言われフラれてきたトラウマ持ちの
Dom・慧一×そんな彼に一目惚れ、健気にアタックするSubの恵留(めぐる)。

そんな二人が織りなすラブストーリーは、
互いを思い遣る優しさに溢れていました・:*+.

初めてのデートの日に寝坊し、20分遅刻してしまった恵留。
泣きながら必死に謝る恵留も可愛すぎだし、
彼のファッションを見て頑張って準備してきてくれたことを察し、
楽しみにしてくれていたこと、頑張ってくれたことが嬉しい、と
言葉で伝える慧一。

特に、一目惚れからアタックをし、一生懸命慧一をお誘いして
距離を縮めていく恵留の”健気ワンコ”っぷりがもう、可愛くて可愛くて。
泣いてる時の顔は、本当にこの顔文字のよう。→。°(ᐡ•̥ᴥ•̥ᐡ)°。

泣き虫なんだけれど、そこにあざとさとか、計算なんて一切なくて、
ただただ、慧一のことが大好きでたまらない恵留。
その気持ちが読み手のこちらにもストレートに刺さり、
たまらない気持ちになります。萌えるー...!

そんな恵留の可愛い笑顔が見られなくなったら嫌だ、と
本当はもっと色々してあげたい気持ちがあるけれど、
パートナー・そして恋人となった後も、控えめなプレイしかできない慧一。

そうして慧一が体調を崩してしまった日、
お見舞いに行った恵留が泣きながら言うコマンド、「Say(言って)」の
シーンには、胸が締め付けられました。。( ; ; )

自分はSubだから、当然Domに対してのコマンドは通用しないことは
理解しているけれど、どうしても本音を隠して言ってくれない慧一に、
心を開いて共有して欲しかったんだな、と...

「優しくしたいんだ」と語る慧一に、
「俺っ 慧一くんのコマンドなら なんでも受け入れられると思う!!」と
自信を持って頬を膨らませて言いきる恵留。
こんなの胸キュンが止まらないよー...//

思わず慧一も「なんでそんなポジティブなの」と吹き出してしまい、
二人で笑い合う姿にこちらもニッコリ。

その後の二人の、「Lick(舐めて)」から始まるプレイも、
私の苦手な「上→下」への命令感は全くなくて、
ただただ愛に溢れていて…

DomもSubも、互いに与え、与えられるー

そんな当たり前の関係性、結びつきがストンと心に落ちてくる描写に、
グッときました。

おおっ!と興奮したのは、電子限定描き下ろしの
恵留からのリクエストによる”スパンキングプレイ”。

「暴力じゃない…?」と弱腰だった慧一が、
いざプレイ!となるとフー、フー…と興奮しているその表情が、もう最高!!✨

そして、最後に慧一を見上げてニコニコしながら恵留が放つ一言の
可愛さ、破壊力たるや。ほんっっとに、なんて可愛いワンコなんだ。。

と、最初から最後まで心が”萌え”で満たされる、
自分にとって最高のドムサブの一冊でした✧*。

★修正:tn枠あり薄トーン(+薄いぐしゃぐしゃ線)(電子Kindle)
形は分かる修正でした。

2

踏み込みきれない不器用な2人が可愛すぎる…!

まっすぐすぎるアプローチをする花柳くんもそれに惹かれ好きになってしまったが故に大事にしたいと我慢する柴野くんも大変可愛くて癒されました。その可愛い2人にほわほわな絵柄もぴったりです。

最初もしかしてあざとい策士なのでは…?と疑うくらい可愛い花柳くんが最初から最後までずっとピュアかわで一生懸命なのがとても推せました。一生懸命な受けちゃん大好きです。

ドムサブというとSMとも似たものがあるので少し強めだったりぴりっとした雰囲気なイメージですが、今作はどちらかというとほわほわで可愛らしいお話なのでドムサブ初心者さんも読みやすいかと思います!

2

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