【ヒト】【電子限定特典付き】
アイドルグループ“FIFTH”のガチオタの理玖は
ひょんなことから“FIFTH”のマネージャー補佐として働くことに。
推しのカイトを目の前で拝める幸せに浸る理玖でしたが、
理玖をデリヘルボーイと勘違いしたカイトからキスされてしまい…。
そんなスタートからヤリチンアイドルかと思いきや、
理玖に執着を見せるカイトにニヤニヤしちゃいます。
距離バグすぎるカイトに戸惑う理玖でしたが、
カイトから実はファン時代から認知していたと告げられてしまいます。
カイトが自分を認知していた奇跡に喜ぶ半面、
「FIFTHのファンは採用不可」という規約のために
なんとしてもカイトのファンであることを秘密にしたい理玖。
そんな理玖の状況なんてお構いなしにぐいぐい迫るカイトですが、
チャラそうに見えて理玖に対しては素顔を見せたり、
以前からずっと理玖を探していたと伝えたり、
意外にも一途な一面に萌えツボをがっつりと押されてしまいました♪
カイトへの推し心と恋心、2つの気持ちの間で葛藤した末に
カイトの前から姿を消してしまう理玖が切なかったけれど、
カイトが追いかけてきてくれてよかった…。
できるなら二人のあまあまをおかわり所望です♪
他メンバーも魅力的なのでスピンオフとかも見てみたいかも!
初読み作家様。本作は試し読みが面白くて高評価だったので読んでみました。電子で190ページ。以下少々ネタバレあります。
アイドルグループのFIFTHのカイト(攻)が推しである理玖(受)はイベント会社に就職。ファンであることを隠してFIFTHのマネージャー補佐になることに。ホテルにいるカイトを起こしに行くと、突然キスされてしまい…というお話。
アイドル×ファン(オタク)という作品はいくつか読んできましたが、本作の理玖のオタクっぷりは筋金入りというか、これがガチのドルヲタの生態なのが!と感じさせられる、理玖の言動の数々が非常に面白いです。
攻めのカイトは、試し読みで登場するなり理玖にエッチなことを仕掛けてきたので、オラオラ俺様系で、ずっと理玖にちょっかいを出してくる感じかなと思っていたら全くそんなことはなく。予想に反して努力家で健気さもある男前で、なんだか可愛げもあってキュンとさせられます。
そして試し読みの感じから、結構すぐにえっちな展開になるのかと思ったらそんなことはなく、理玖はFIFTHのサポートに一生懸命だし、カイトも理玖に怒られたらすぐに手を出すのをやめるし、お仕事を頑張る二人にすごく好感が持てました。また二人の関係が性急に進まず、ゆっくりと関係性が深まっていくのも良きでした。ちょっと意外な過去があるのも面白かったです。
お気に入りのシーンが、カイトが口の悪いファンに「顔だけ」と言われ、理玖がすごい長台詞でオタク語りして反論する場面。理玖の推しへの愛を感じて、カイトもすごく嬉しそうで可愛くて、キューンとなりました♡
カイトだけでなく他メンバーも個性的があってみんなカッコいい。なんならスピンオフも読んでみたいと感じる魅力的なメンツでした。(インタビューによると推しカプがいるそうなのでぜひ!w)
読む前に期待していた以上に読み応えがあり、時にはクスッとしたり、キュンとしたり、とても楽しくて素敵な作品でした。本作と出会えてよかったです!
シーモア 白抜き修正(真っ白な残念修正。白抜きの周りがケバケバなので、紙やRenta はぐしゃぐしゃ修正と思われます)
アイドルグループ「FIFTH」の顔面偏差値国宝級なイケメン、カイトのファンになったことで、イベント会社に勤務することにした理玖。
苦節三年、ようやく推しグループのイベントに携わることができた。
そのときの動きを見たFIFTHのスタッフから、マネージャー補佐としてスカウトされ、承諾した理玖だった。
が、ファンは採用しないと言われてしまい、自分の気持ちを押し殺し、一スタッフとして働くことになったが、早速最推しであるカイを起こすミッションを与えられ、あろうことかデリヘルと間違えられて、手出しされてしまい、、、
前途多難な理玖のマネージャー補佐がスタートしたが、、、
というお話です。
とにかくカイが理玖をお気に召し、なにかとその様子を楽しみ、距離感近すぎ問題がとても良きでした。
というのも、カイは理玖のことをずっと前から気になっていたようなフラグが、、、///♡
また、理玖がカイを好きだという事実が運営にバレてはいけないため、理性とひたすら戦う姿が良き良きでした。
こういう攻防と、明らかに両片想いじゃん??
でも、障害がふたりを阻んでどうにもならない…けど、攻めがその障害を取っ払って乗り越えようとする展開にキュンとするタイプの読者なので、大いにキュンキュンさせられて、好き…♡ と震えました。
攻めの執着、推しのために理性と戦う受け、すれ違いからのハピエン、アイドル攻めが好きな方には大変オススメな1冊です♡
大好きな推しに迫られても流されきらない月野木くんオタクの鏡すぎる。スン……で回避するところ爆笑でした。作者様が、ファンに手を出すアイドルが地雷との事で、自分自身に納得させるのに苦労したとインタビューで回答されてましたが、私も地雷ポイントだったので大丈夫かな〜とドキドキしながら読み始めましたが、カイトが月野木くんに惹かれたところが丁寧に描かれていたので違和感なく読めました!ラブコメ好きな方におすすめです!