BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
「炎の蜃気楼」本編完結から10年。今さら読み始められないけどたまに遭遇してしまうミラージュファンと適度な距離を保って会話したい時に役立つ単語を、21巻からご紹介したいと思います。
◆「炎の蜃気楼」とは
「歴史サイキックアクション」と言い張って刊行されていたので私も人に紹介する時はこの言葉を使います。便利です。
◆「炎の蜃気楼」21巻について
訳あって直江(なおえ)と離れなければならなかった高耶さん(たかやさん)が四国の山奥で日がな一日直江を狂い求めて自慰行動に耽る、衝撃の第3部スタートの巻でした。
「マスターベーションなんて上品なものじゃない。濃厚なオナニー、セルフセックスだ」(本文より無修正で抜粋)
そんなセルフS○×シーンが10ページにわたって描かれ、
「……でる……しろいの……出ッ」
非BLだろうがコバルト文庫だろうが、男性から出てくるしろいのといえばアレしかありません。シリアス展開の中で、「冥界上杉軍総大将」という大層な肩書を持つ高耶さん(約400才)のこの台詞に、失神者続出でした。
◆「しろいの」
以上の背景をもって、ファンにとって「しろいの」という言葉は聞いただけで胸が躍る神聖な言葉になった次第です。使い方は簡単。白い物を「しろいの」と言い換えるだけで大喜びされます(地域差あり)。
例1:「シャツ出てますよ」→「しろいの出てますよ」
例2:「ミルク入れますか?」→「しろいの入れますか?」
◆ふたくちメモ
1.一番有名な「狂犬」(5.5巻)「大人の本気」(9巻)といった言葉は複雑な諸事情によりお互いが痛い思いをすることになりかねないので不用意に口にしないほうが無難です。
2.「直江」を「直江さん」とさん付けで呼んだり、「高耶さん」を「高耶」と呼び捨てで呼んだりすると一瞬にして気まずい雰囲気になる可能性が高いので注意です。
3.めんどくさくてすみません。