極限状態の下で男たちが出会うのは――運命。

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表題作咎狗の血(1)

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  • Postscript

あらすじ

第3次世界大戦から5年後、東西に分断され、いまだ復興がままならないニホン――。かつての首都トウキョウは「旧祖」と呼ばれ、ドラッグの蔓延する無法地帯となっていた。トウキョウの北部に位置するトシマは、麻薬組織ヴィスキオが主宰する殺人可のバトルゲーム「イグラ」が横行する。
そこへ、ある秘密を持つ青年・アキラが現れた。「王を倒して終身刑から逃れるためイグラに参加する」というアキラは、はたして目的を達成することができるのか!?
大人気ゲーム、最強タッグにより、堂々コミック化!
出版社より

作品情報

作品名
咎狗の血(1)
作画
茶屋町勝呂 
原作
Nitro+ CHiRAL 
媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
レーベル
B's-LOG COMICS【非BL】
シリーズ
咎狗の血
発売日
ISBN
9784757730090
3

(5)

(1)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
13
評価数
5
平均
3 / 5
神率
20%

レビュー投稿数3

狩るか狩られるかそれとも・・・

この作品、わたしはアニメから入ってゲーム、そしてコミックと来たのですが、
「トシマ」という恐ろしく入ったら二度と出てこれないと思わされる町の雰囲気と、それぞれ暗い過去を持ったキャラクターが茶屋町勝呂先生の絵柄と、とても合っていて楽しく読めました。

設定が設定なので、文字が多いのは仕方がないかなぁ・・・と思いますが、あまり頭に入ってこないような・・・?(笑)ごめんなさい。

イグラのバトルの敗者の始末。死体の回収を行う、周囲から恐れられている処刑人の2人。
彼らが大好きで、この二人の為にゲームを買ったので(笑)コミックスの1巻では大活躍で、大喜びさせていただきました。ヒヨが可愛い可愛い!格好いい!ヒャッハーと言っておもちゃを狩る姿は生き生きとしています。

メンバーがそれぞれと出てきて、いろいろと伏線がはられていますので、わくわくしながら2巻を楽しみに出来ます。

1

一巻

BLゲーム咎狗の血のコミカライズです。

全体的な流れはゲームと同じですが、アキラが一話目のラストまで出てこなかったり、ゲームには出てこないオリジナルキャラが出てきたり(このキャラ気に入ってます)、アキラがイグラに参加せざるをえなくなった事件をちょい出しにしたりとか、漫画ならではの表現はすごくいいですね。

ただ前の方も書かれてますが字が多くて若干読みづらいです。

ですがよくまとまっているので、ゲーム未プレイでも問題なく読めると思います。少なくとも今までいくつか出ている咎狗コミカライズの中では完成度が高いです。

0

非現実に踏み入る始まり

生死を賭けたバトルの中で生まれる愛憎と
凄惨な戦闘シーンで話題となったBLゲームのコミカライズです。
重苦しい雰囲気と廃墟の街がこれでもかという位描き込まれ、
自在なアングルでみせるコマもやや多めです。
台詞や説明が多く読みづらい感はどうしても否めません。
が、見せ場でもある戦闘シーンは切迫感があり一見の価値あり。

3度目の世界規模の対戦により、東西に分断された日本。
かつての首都は「トシマ」と呼ばれ、退廃した街では
麻薬組織による殺人可のバトルゲーム「イグラ」が
繰り広げられています。
無実の罪で拘束された主人公アキラは、釈放を条件に
軍の密命で「イグラ」に参加する事になります。

1巻では早々に攻略キャラ達が出揃い、バトルよりも
主に組織や麻薬、現状の把握に焦点が当てられます。
見た目は可愛い少年リンと情報屋の源泉の丁々発止の会話が、
すさんだ雰囲気の和みですね。毒舌のリンに言い負かされている
若干ヘタレが入ったオヤジの源泉がお気に入りです。
彼らもそれぞれに訳ありの様子で、それに感づくも
今の所アキラは他人に構う余裕はないようです。

バトルにもルールが存在し、違反者や敗戦者を処刑する
処刑人なる2人組、キリヲとグンジの存在はどうにもアホ可愛いのです。
仲が良いのか悪いのか、ラリッた会話が普段のキリヲが年上の
グンジをジジイ呼ばわりしては一触即発が常。
また、一応の上司である組織のボス、ヴィスキオを怒らせては
楽しんでいる節があり、参加者達に恐れられていても憎めないキャラです。

ゲームは未プレイながら、ストーリーは聞き齧っていたので
キャラを脳内補完で読み進んでいます。
前知識が多少あった方が取っ付き易いでしょう。
日本刀を操る黒ずくめのシキと鉢合わせしたアキラ。
退路はあるのか、緊迫のまま続きます。

0

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