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亮二は仕事帰りに寄ったスポーツジムで好みの男・来栖と出会う。。
バーで酒を飲み、そのまま2人は1夜を共にする。
後腐れない相手だと思ったのに、次の日から来栖の度を超えた執着に悩まされる亮二だが…という話。
とにかく亮二が頑張ってました。
来栖のストーカーレベルの独占欲というか…しかし来栖の性格のせいか話は明るいです。
そもそも付き合ってないのに初めて寝た翌日に無理やり仕事休ませてベッド買いに連れ回したりやりたい放題です。
来栖が今までの恋人に逃げられて来たのも無理ないなと…
好き勝手やってて読み始めた時はちょっと苦手だったのですが、家庭環境や過去など分かってくるとあまり気にならなくなりました。
剛さんの作品は何冊か読んだことがあり好きな作家さんなのですが、今回は攻め様が余り好きなタイプではなく、今一つ萌えられませんでした。
年下で強引なタイプの攻め様は大好きなのですが、相手の意志は全くお構いなく、自分のしたいようにするタイプの強引さです。
その上マナーもなってなくて、亮二が他の人と食事しているテーブルに割り込んでくる、という図々しさ。
非常に裕福な家庭の出身で、金持ちとしての悪い所は身につけたようですが、良い所は感じられない…というのが第一印象でした。
付き合うとしたらとても疲れる相手だと思うのですが、亮二と付き合ううちに少しずつ変化が見られたのは良かったです。
亮二はゲイということでまともな恋愛をすることを諦めている所があるのに、愛し愛されたいと心のどこかで願っている、ヘタレだけど乙女なキャラ。
彼も来栖に会って少しずつ変えられて、後半はちょっと男前な所も見られました。