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超攻めスゴ腕シェフ×美人副支配人が贈る淫らな密約ラブ・バトル!
自信家強引攻め×美人ツン受けは大好きだし、
フレンチシェフ×副支配(同い年!!)もイイ。
が、
攻めの口説き方や言葉責め、大胆で物怖じしない言動は全体的に直情的で些か子供っぽく感じられてしまいました。
好きな子にグイグイいくのは良いのですが、ただただエロいことで陥落させようとしてるというか。
そしてプライド高そうなのにすぐエロに陥落していく流され受け。。
プロ意識の高い2人が仕事中にがっつり本番してしまうのは正直残念でした。大仕事だし完全に終わってからでいいじゃん…?突っぱねようよ、そこは…。
加えて、ラストの攻めのウソ?秘密?には心底ガッカリ。
受けを振り回すためだけ…相手がどう思うか考えられない、好きな子にちょっかい出したいだけの小学生みたい。ちょっと許容できなかったです。
レストランの再生物語はご都合展開ありながらも良かったですが、肝心の恋愛要素が私は馴染めませんでした。設定は好きだったので残念です。
秀香穂里さんのルビー文庫「〜につき」のラブバトルシリーズ?の中で最も面白かった!
舞台は、格式の高い老舗フレンチレストラン。
格式の高さ故に当然敷居も高く、顧客の固定化と先細りを案じ若い感性でまた盛り立てたい、という思惑で同じ28才の副支配人とシェフを起用する…という冒頭。
そのフランス帰りの新進気鋭のシェフと若き副支配人のカップリングですが、正にラブバトルの設定通りバチバチと散る火花。
といってもケンカップルというわけではなく。
攻めのシェフ・飯塚は24年間の一途愛、一方仕事場では優雅で穏やかな微笑みを絶やさない副支配人・御園(ノンケ)が実はすごく気が強く、男同士なのに何を言う、とケンカ腰。
飯塚はアイデア、実行力もちろん実力も抜群のスゴ腕シェフで、御園の話も何も聞かず強引に唇を奪ったり体をまさぐったり、御園の下の階の部屋を契約して住んだり。
怒ってキリキリする御園もいつしか飯塚の圧倒的な存在感、シェフとしての斬新かつ大胆な手法、彼の放つ熱に浮かされていく…
少しずつ激しくなっていく性的な戯れ、それにつれてはじめは断固拒否していた御園が飯塚が気になって仕方なくなっていく過程、読んでいて萌えます!
飯塚は俺様で強引だけど、一貫して御園に一途で、シェフとしての仕事にも真摯に向き合っていて読後感も良し。
それに、なんといっても水名瀬雅良さんのイラストが良かったです。綺麗な御園に男らしい飯塚が素敵でした。
丸ごと1冊、表題作です。
文庫218ページのせいか、展開が早いです。
キスが30ページ、トイレで悪戯されるのが53ページ、81ページでは馴らされて、飯塚の友人・諏訪への嫉妬をはさんで、120ページ目からは二人の初エッチです。御園、飯塚の押しになし崩しです(笑)
老舗レストラン「ロゼ・ノワール」の新開拓、料理長である石井と飯塚の関係の良好化が織り込まれていて、仕事ものとしての読み応えもあります。
ただその分、恋愛はちょっと薄いかなぁとは感じました。私はもっと御園に抗ったり誤解が生じた方が良かったかな。ただ、飯塚が24年も前から虎視眈々と狙っていたことや、石井料理長が小さい子に花をもらって喜んでいたなど、小さなエピソードもちりばめられていて良かったと思います。料理も美味しそうでした!
強引攻め、なし崩し受け、料理ものがお好きな方には、お勧めです。
なんかちょっと良いもの食べたくなりますー(つω`*)
2人の幼少期のエピソード可愛い(*´▽`*)
生焼けビスケットはそりゃマズイわなー。
可愛くて綺麗なお顔で容赦なく「まじゅいー…」って言っちゃう椅子に座ると床に足も届かないようなチビ御園たん。
ガチガチ緊張して作ったビスケット酷評されちゃったチビ飯塚w
よもやその4歳の出会いから24年間想われることになるなんてチビっ子時代の御園さんは思いもしなかっただろうに。
ってか記憶から抹消されてたしwww
ディナーしか提供してこなかった格式高いロゼが飯塚の襲来でランチ提供、お手頃値段での船上ディナーといった感じで色々なことにチャレンジし始めて、それまで一見様に対して感じていたものとは違うものを感じ始めて…新しいロゼに変わり始める様子は面白かった。
ただ2人ともプロ意識高いはずなのに…業務時間中に職場の片隅でコトに挑むとは…しかも2戦(ノд-`)
せめて2戦目は真面目なギャルソンであり副支配人の御園さんがプロ根性思い出して殴ってでも止めてくれてたら良かったんですが流されとるー。
あとどうせなら諏訪さんもっと掻き回してくれ。
それにしても最後の別れのシーンは私も「…Σ( ̄□ ̄)!」ってなりました。
水名瀬さんの挿絵目当てで買ったのですが、お話もなかなか楽しめました。
私は強引でぐいぐい迫る攻めが好きなのですが、この作品ではそれに超自信家と傲慢という性格もプラスされてます。
受けはもちろん美人でクールビューティでツンデレなところもあるのですが、飯塚に迫られると流されるようなところもあります(私はもうちょっとツンデレを貫いてくれてもよかったと思うのですが)。
飯塚は御園の普段素直に気持ちを伝えてくれない性格をとてもよく理解していて、快楽に弱いところを「言葉攻め」で攻め立て、自分のほしい言葉を紡ぎだしてしまいます。
この二人は同い年ということで、仕事をする上でも恋愛をする上でも同等の立場にいるというのが、二人のプライドとか恋愛の駆け引きとかを見るのを楽しくしていたかな、と感じました。