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表題作風雲のフーガ

麻生千尋
お気にの姫を何人も抱える光君,生徒会会計
榊原渉
攻様に葵の上と呼ばれるクールな新聞部副部長

あらすじ

生徒会会計の麻生千尋は、校内にお手付きの「姫」わ多数抱えて「光の君」と呼ばれている。体育祭を控えて多忙なある日、放課後の校舎をひた走っていた千尋は新聞部副部長の榊原渉と正面衝突!コレがきっかけで渉は千尋と付き合い始め、「葵の上」と呼ばれる様になるが、渉にはある目的が有って…

作品情報

作品名
風雲のフーガ
著者
天花寺悠 
イラスト
みなみ恵夢 
媒体
小説
出版社
ワニブックス
レーベル
Kirara novels
発売日
ISBN
9784847032608
2

(1)

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

思ったよりもさらさら読めました。

 なんていうか、最初、あらすじを読んだ時は、ちょっと、どうせまたベタベタ甘々なお馬鹿な受けが空回りする話なんだろうな……と、思ったんですが。
 実は、全然、そんなことなくて、それにびっくりしました。
 よくある中身のないペラペラな話だと思ったんですが、違いました。

 個人的には、千尋があらすじほどおちゃらけてなかったことと、渉が頭がわるくなかったことが原因なのかな……って思うんですが。
 渉は割と、常識人な考え方をする人で、堅物かな? と思ってたりもしたんですが、そんなこともなかったので、個人的には物語として、かなり好感度が高かったです。
 言ってしまえば、ミイラ取りがミイラになってしまった……という辺りのBLの王道でもあるんですが……。
 軽薄さが少なく感じた分だけ、好感度が高かった……ような気がしました。

 まぁ、この辺りは好きずきですけどね。
 ただ、一点だけ引っかかる事があるとしたら、どうして渉が新聞部にいるのか……ってことですよね。
 あんまり渉は正義感を振りかざすようなタイプには思えないし……。
 誰かに誘われていやいや参加してる……って訳でもなさそうですしね……。

 天敵……っていうなら、それなりの理由があった方がよかったかなー? とは、思いました。

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