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表題作それは僕の愛じゃない

嗣原貴秋
ひきこもり気味の小説家
灰原一総
担当編集者

同時収録作品ウソツキの秘密

長谷川
課長
市来
部下

同時収録作品なみのまにまに

工藤
大学一年
荻原有正
教授・35才

同時収録作品誰かのだいじな誰かのはなし

檜垣
総太の先輩
三波総太
一総の双子の弟

同時収録作品誰かのだいじな誰かのはなし

秋原貴嗣
灰塚一総

その他の収録作品

  • そもそも体育会系の男(本編おまけまんが)

あらすじ

編集者の灰塚一総(かいづかかずのぶ)は、双子の弟にとんでもない事を頼まれた。一夜限りの男に交際を迫られていて、うまく断ってきてほしいと言うのだ。しかし、弟になりすました一総の前に現れたのは、ずっと想い憧れていた担当作家の嗣原(ゆきはら)だった。情熱的に愛を囁く彼に、抱かれたいと望んでしまった一総は、正体を隠したまま関係を持つが……!? 切ない恋が錯綜する身代わりアダルトラブ。描き下ろし後日談付きv
出版社より

作品情報

作品名
それは僕の愛じゃない
著者
深井結己 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
それは僕の愛じゃない
発売日
ISBN
9784832286023
3.8

(50)

(13)

萌々

(21)

(14)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
13
得点
192
評価数
50
平均
3.8 / 5
神率
26%

レビュー投稿数13

双子の境界線

なんだよぉ、ちゃんと甘いのも有るんじゃなぃ(*´∀`*)えへへ
ちょっと重たい話ばかり読んでいたので、すごく可愛くてキュートなお話
大満足であります。

お話の主人公である受は編集さん。
それはもう好きだった作家さんの担当になれて張り切っているのだけれど・・!?
実は双子な編集さん。弟くんが、その作家と飲んで一晩むつまじい関係に
しかも交際を迫られている!?
かわりに断ってきて欲しいと頼まれはしたものの
ずっと焦がれてきた相手なわけで、断れるはずもなく、よもや弟のふりして甘い関係を~なお話なわけです。

巡り巡って実はな結末も可愛かったのですが
きむづかしいのかと思っていた作家先生が、本当は年下で甘えん坊で好きな相手にはべったり。という設定が萌えました。
なんだか子供っぽくて可愛かったのです(∩∀`*)
そんで案外絶倫とかなw
というか、個人的にはメガネはずした子供っぽい受も好きなのだが
あのメガネで知的な感じでのエロシーンも一つ欲しかったかなと思ってみたり。

弟くんとコーチの話もきになりますな。
なんだかんだで簡単におっこっちゃうと思うんだがなワシ。

>>ウソツキの秘密
こちらのお話も好きでしたww
上司×部下。
上司に惚れて仕方ない部下。贅沢はいわない、そばで見ていられれば
社員旅行!?温泉!?・・・・裸見放題wwwwww
張り切ってガンバルも~から、心は通じるのか!?

なんというか、自分を出し始めた上司(攻)のキャラクターがなんだかワイルドに見えて仕方なかった。こういうのキライじゃない。
酔ったダメ上司とのバランスが巧w

1

双子のお兄ちゃん編

表題作は一卵性双生児のお兄ちゃん編でして、弟については「指先で愛を語れ」というスピンオフで描かれています。

【それは僕の愛じゃない】
ビッチな双子の弟がいる一総は、弟から「酔って知らない男と寝たらしいけど、そいつは高校ん時から俺のことが好きで初恋だって…怖いし断ってきて!」と押し付けられてしまい弟になりすまして待ち合わせ場所に出かけたところ、片思いの相手が現れて…。

一卵性双生児で見分けがつかない点をうまく作品に取り入れてて好きです。まぁ真性ひきこもりとは感じさせない言動とか双子の違いとかちょいツッコミどころは幾つかありますけど、ストーリーが好きなのでまぁいっか!と流せます。
自分の思いを遂げるため弟になりすまして恋人になってしまった兄。総太と弟の名前を呼ばれるたびに疼く心。そういった切なさが楽しめます。

「おれと総太の区別つく人は 皆総太を選ぶ おれでもいいと言ってくれるのは おれと総太の区別がつかない奴だけだ。」と言う一総が物哀しい。
騙していたことがバレちゃってどうなる〜?とハラハラした後の甘い展開といい「おれは あなたを好きでいてもいいの‥?」と涙ながらに聞く一総といい、キュンとするツボをちゃんと抑えてくれているので好きです。

描き下ろしの【誰かのだいじな誰かのはなし】では双子が、洋服を取り替えて互いに入れ替わってそれらしく片割れを演じたのに、こともなげに見抜かれてしまい…。

なんで判るの?という双子からの疑問に対して、そりゃ一総のほうが可愛いから、どーみてもダントツで総太が可愛いという親バカならぬ受けバカ全開の回答。

【ウソツキの秘密】
リーマンもの。両片思いでお互いに相手への思いを秘めている自分を嘘つき呼ばわりしているお話。そして本当は底なしなのに泥酔したふりをしたり…という上司が好き。

3

双子の兄のはなし

『それは僕の愛じゃない』兄・一総(出版社の編集者)
『指先で愛を語れ』弟・総太(実業団のバドミントン選手)
同じ時間軸の中での、一卵性双生児の兄サイド・弟サイドの話です。別々に読んでも楽しめると思いますが、それぞれの話で兄弟がキーパーソンになっているので、セットで読むことをおススメします。
読む順番は『それは僕の愛じゃない』からがいいです!

編集者の一総は、担当の小説家・嗣原の作品だけでなく本人にも憧れている。
一総が弟・総太から「代わりに交際を断って欲しい」と頼まれ、向かった先にいたのは憧れの嗣原!ダメだとわかりつつ、総太として嗣原に抱かれ付き合うようになる。

一総は明るくて人に好かれる総太にコンプレックスを感じ、嗣原からの愛も自分に向けられたものじゃないと思ってるのが切ない。
入れ替わりがバレてから、嗣原に震えながら謝る一総には泣けます。

嗣原は、会ったのは一度だけでも担当の顔もろくに覚えてないくらいの引きこもりなのに、高校時代から想ってた初恋の先輩だからって、総太の意識がないまま犯ってしまうものかな?とか、弟を抱いた翌日に兄を抱けば違いはわかりやすかっただろー?とか、疑問に残るところもありますが…
話のはこび方がうまいので小さな疑問はどうでもよく思えてきました。
登場人物たちの気持ちが伝わってくるし、嗣原の高校時代のエピソードの種明かしが最後に効いて、正統派なラブ・ストーリーとして楽しめました。

2

泣けた!

本当に泣けた!
ずっと気になっていた作品でした。やっと読むことができました。

切なかった。兄(受け)の気持ちを思うと。弟の身代わりでもいい、抱かれたい。それほど好きなのに攻めは弟を愛していて…。
弟になりきり攻めを騙す罪悪感、愛されてるのは自分じゃない悲しみ。
身代わりがいつバレるかハラハラしました。

そしてとうとうバレてしまいからかっていたと思われて。

でも実は…。
過去の入れ替わりした時の受けを好きになったんですね。受けが言うだれもが弟を選ぶって悲しいです。
でも攻めは受けを選んでくれた!ちゃんと受けとの日々を。

気になった点がなぜ別人格なのに攻めは気がつかないのか?まあまさか双子だとは想像もつかないだろうけど、再会して一夜を過ごしても、あれ?こんな人だったっけ?とならないのかな?

あとアソコの描写がビックリでした。

2

メガネ作家×メガネ編集

そして、+双子。なんて素敵なマリアージュなんでしょう!(笑)
大好きな設定です~(^▽^)

初対面時のガン見はよくわかります。
ファン心理がとてもよくわかって、切なかったり、ときめいたり、ハラハラでした。
たかしがもっと変態だったら私的にはもっと面白かったな~。

ウソツキの秘密
リーマンもの。上司長谷川とちょっと乙女な市来。
長谷川はとにかくカッコいい~!
おじさんが浴衣でひとりエッチなんて…エロい(/▽\)♪


他短編1話と、双子の後日談書き下ろしあり。

1

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