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部屋を整理してたら昔のBLCDがたくさん出てきた。懐かしい。
原作未読です。出演: 堀内賢雄さんx福山潤さん。
ストーリー的には「萌」なんですけど、キャストの楽しい雰囲気が伝わってきたので「萌2」にステップアップ。
特にフリトの裏話が面白かった。
まぁしかし 受けの優介がね、ヤクザの一人息子のわりに世間知らずで情けないんですよ。親父が過保護ってのは分かるけどさ、もっと色々「漢らしく」接して欲しかった。
あと、終盤のHシーンもBGMがうるさいw
ことの始まりは…ヤクザ相手の事故でした。
(うっかり自転車をぶつけた相手が、運悪くもヤクザのベンツ!)
「500万円で弁償するか、死ぬか、俺に抱かれるか?」
所詮はヤクザです、言うことがえげつない…。
ただしっ、この場合、加害者も被害者もヤクザおよび関係者ですから…笑えません。
不運そうな被害者は、暴力団和田組の坊ちゃん・優介君で、
加害者らしきヤクザは、暴力団伊達組の2代目・崇人若様!
実はこのお話、崇人の優介君に対する…10年越しの片思いに始まっていたのでした☆
攻の崇人の男っぷりは素晴らしい! まさに男が惚れる男です。
…といっても、BLのヒーローではなくて、少年漫画のヒーローです。
そう、「ドラクエ」の勇者のような…まごうことなき勇者声です☆
勇者声のキモは…誰がどう聞いても色男声なのに、そのイメージは「少年ジャンプ」!
少女漫画や、ましてやBLのオーラなど、露ほども感じさせません。
(これがはからずも…勇者の気骨を感じさせてしまった!)
そして、超下品なヤクザ言葉なのに、不思議と下品さに気付かせないところです。
(これがまた、勇者の正統派を印象づけてしまってます。)
そこで最後の極めつけ…SEXシーンが、かなりかなり濃厚で長い。
…にもかかわらず、BL特有のウエットな雰囲気に偏っていません!!!
(これが勇者の必須条件、爽やかさの極みですよっ。)
爽やかで、気骨があって、正統派勇者なら…
…男が惚れるも仕方無し…と神妙に納得してしまうのでした☆
BLCDの攻としては異色のヒーローですが、
女好みのウエットな二枚目向きでないなら…
三枚目を狙うより、いっそ男好みの正統派を目指そう…という役者魂も素晴らしい。
そうそう、このCDは脇役さんもなかなかの上手です。
任侠映画さながらのヤクザっぷりでした。
女好みの甘さは、福山氏が引き受けてましたよっ。
ヤクザもの。
受け(福山さん)の、女々しくて後半になってもまったく相手を信じようとしない性格は気になったなァ。せっかくヤクザの息子な受けのわけだし、もうちょい“漢”ってところを見せて欲しかったです。
でもその他は良かったです。
攻め(堀内さん)はとてもカッコいいヤクザでした。ちょっと下品なところがタマランですね。
でもこの作品の最大の聴きどころは、ヤクザ攻めの舎弟たちの健気さだと思います。
世話係の知的な神宮(千葉さん)の生真面目な恋愛アドバイスが面白い。言ってる中身そのものは間違ってないんですが、言う場面を間違ってる天然っぷり。
あと、兄貴に惚れるあまりに暴走してしまう川崎(伊藤さん)のアホアホな熱血さとか。
この舎弟くんたちの出番を多めにして、もうちょいコミカル寄りに話を作ってくれてたら尚良かったのになァとは思いましたが、全体的には楽しく聴きました。