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表題作貝殻にウォークマン

高志
瑞紀

あらすじ

タヒチの碧い海。黒真珠を採る少年ミズキは、人魚のように泳ぎ、水と戯れる。彼に魅せられてゆく桜庭高志。彼も高志に惹かれ、真珠母貝に語りかける。「僕は高志が好きだよ」。心ふるえるラブロマンス。

作品情報

作品名
貝殻にウォークマン
著者
松岡なつき 
イラスト
桃栗みかん 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784044345013
2.5

(4)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
8
評価数
4
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

一滴は、海へ

南洋の自然に抱かれて愛を育む二人。
そこで二人だけの世界に閉じ篭るのではなく、
あくまでも自然に溶け込んで愛を育もうとする
力強さが物語を引き締めています。
淡々としていながら、読み応えのある作品です。

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入り込めなかった

タヒチを舞台にした、島の少年と日本人の恋の話です。
キレイな話なんですが、どうも入り込めなかったかなァ…。
展開が早すぎるというかなんというか。
一目惚れしてエッチして、運命の人だと自覚して…って、そういうのは南の島の暑い日射しのなかの錯覚である場合が多いんだし、もうちょいじっくり確かめるべきなんじゃ…と、老婆心ながら思ってしまったw
それを覆うほどの説得力があったら良かったんだけどな。
当て馬のエティの役どころにも納得いかず。
二人を煽って身を引いて、実は本気でミズキを好きって、どうなんだろうと思ってしまった。

黒真珠の描写は好きでしたねー。

1

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