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びっくりしました!
ドロシー、CD化してたんですね。
黒電話のダイヤル回す音がひじょうに懐かしい。
元贋作者でやる気のない古美術商の緒方(小杉十郎太さん)×銀行員の三本木(森久保祥太郎)という組み合わせ。
原作は一巻以外は大好き(その一巻のCDなのに…)なのでウキウキしましたが…
緒方の声、ちょっとキメキメでは。
小杉さん好きですが、ちょっと声年齢高すぎないかな?うーむ。
もちろん男臭い声の方がフィットすると思うのですが、ちょっと渋すぎるような気がします。
そして三本木は原作でもかなりの守銭奴、お札大好きケチケチ人間(こういう受けって珍しいですよね)なのですが、ただ副産物として美形というところもあるんですよね。
ところが森久保さんだと、この美形というところが微妙かなあ。
しかし、緒方の幼馴染みで詐欺まがいのことにも手を出す若旦那(別名バカ旦那)・桂丸(真殿光昭さん)と高利貸しで三本木にメロってる嵯峨(子安武人さん)はピッタリなんですよ。
個人的には、BLCDって脇の方の方がしっくりハマってると感じることが多いのです。
多分主カップルには、つい思い入れるからかもしれません。
今回は特に真殿さんのオカマ喋りはうまい!(笑
緒方が好きなのは三本木なのですが、訳あってこの一巻ではもう一人緒方が抱く人物(遊佐浩二さん)がおります。
その辺りはかなり好き好き分かれそうですよね。性急だし、なぜ緒方が麗泉を抱くのかという辺りは原作を読んでいないとわかりにくい。
原作も緒方→三本木という色が濃い(三本木は天然だから無自覚)ですし、視点は緒方メイン。
ラブよりも(ありますけどね)お話の作りで読ませるので、CDもその路線をきっちり守ってます。
ラブラブ甘々がお好きな方には微妙かもしれませんが、遊佐さんはかなり原作通り色っぽい。
三本木が遊佐さんでも良かったのになあ。
原作既読です。
残念ながら、原作の方が数十倍お勧めです。
このCDは原作読んでないと厳しいと思う。
原作シリーズが読みたくなりました。
ルノアールの絵を巡るミステリ仕立てのお話。シリアスさとコミカルさが同居したお話で、なかなかの良作でした。
この作品単体では、主役カップル二人の関係はあいまいなままです。
流れでエッチはするんですが、未知数。
今後が気になるし、過去も気になる。
でもなんかそれが良かったです。
萌えって完成形にだけあるんじゃないんだよなぁと、改めて当たり前のことを思いました。
ただ、それゆえにすっきりしない気持ちになる方もいるだろうなとも思います。
小杉さんのお声は、やっぱりちょっと苦手でした。どうにも私は、低音すぎるのがニガテなんだな☆
元気で守銭奴なアホキャラの森久保さんとも、妖艶キャラの遊佐さんともエッチしますが、濡れ場の描写はあっさりです。
コミカルなミステリー仕立てとくれば、まさに私の趣味ど真ん中!
出演されてる声優さんも好きな方ばかりなので、これは聴かねばと嬉々として聴いたのですが、あまりにも話をはしょり過ぎな気がする…。
ではと思い、原作を読んでみた結論は…
・キャストはバッチリ合ってる!
・ストーリーは1枚で収めるにはかなり厳しく、かといって2枚だと逆に聴くには長いかもと、難しいところ。
・続編もドラマCD化されていれば、より価値ある作品になったかもしれない。
といったところでしょうか。
小杉さんはクールな役どころよりも、個人的にはこのような飄々としたところのある役のほうが好きだなと思いました。
原作読むと麗泉と三本木とでは、緒方の気持ちの差がわかるのですが、それを小杉さんの台詞の言い方でそれとなく解るようになってます。
しかしそれだけでは少し弱く感じるので、モノローグでも入れたほうがよかったかもしれません。
また麗泉が何故緒方にドロシーを託したのかも、原作読まないと分からないのも残念なところですね。
相手役の三本木は、まだ全くといって良いところ無しのお荷物状態だし、
緒方と三本木の関係は始まったばかりなので、これだけ聞くと三本木の良さがわかりずらいのが残念。
おねえ言葉の真殿さんも、チャラい子安さんも、この作品のいいスパイス役であったし、
エッチはほんーっの触り程度なんだけど、しっかり色気を発する遊佐さん&森久保さんの演技も流石なのです。
大変魅力的なキャラ&キャストであるけれど、恋愛話としたらまだ序盤なのでラブ度も低め。
心底、続編があれば…と思う、なんとも惜しい作品でした。