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というか、そもそもCDどころか腐の世界に舞い戻るきっかけになったシリーズでしたよ。
夕方たまたま晩御飯作りのBGMにしていた某ジャンプアニメから三木さんのファンになり、ドラマCDも聴いてみようかと思いたったのは良いのですが、当時はまだまだ腰がひけてました。
「女子にとってはいいけど、声優さんにBL演じてもらうって、それ、一種のセクハラなんじゃ…(滝汗)」
みたいな…。
そんな気分が抜けないまま怖々この世界に入ってきましたが、
三木さんはそんな引けた腰でも容赦なくグイグイ引っぱりこんでくださる魔性の声の持ち主でした。
あと、BLに対して真摯で前向きな気持ちで演じてくださっているのがわかって本当に聴く側の気持ちも楽になりました。
しかし、それはあれこれ聴いた後でやっと判明していくわけで、
その前の段階の私は思い切ったことができず、原作を先に購入し
(C翼パロで久能さんは存じ上げていたので)
このシリーズにターゲットを定めました。
それでも更に腰が引けててまとめて買わずに試しに2から購入
(…当然のごとく後で激しく後悔するはめに…)
三木さんの役で誰が一番好きかと聞かれたら(ジャンル問わず)
「由利潤一郎で!」って答えてしまうような気がします。
とらえどころのないちょっと(序盤は特に)一部性格破綻者な人格を持った人ですが、
原作以上に三木さんの演じられた由利がとっても好きなんです。
多少性格がおかしくても許せてしまう何かがある!
上手く説明できないんですが。
1はかたくな不器用美人の佳也さんとの運命の出会いの巻。
出だし、とっても面白かったです。
1は後になって考えるとコミカル場面が多くてほんと癒されます。
鳥海さん演じる佳也さんの美人ぷりも素晴らしかった…。
このシリーズは本当に三木さんと鳥海さんの素晴らしさを堪能する為のものかもです。
2を一番最初に聴いてしまいましたが、聴いた翌日には速攻で1と3を買いに走りました!
今となってはそれも笑えるいい思い出です。
超個人的なことですがこの作品が鳥ちゃんにハマるきっかけになりました。
元々は三木さんが好きで気になって聞いてみたのですが。
捜査一課に勤める刑事の佳也。
ある日、雑踏の中で一際目立つ由利に目を奪われる。
由利は整った顔立ちをしているのに、それを台無しにするくらいの破壊的なセンスの服に身を包んでいて。
あまりに見すぎていたせいか由利に声を掛けられてしまう佳也。
そして、気がつけば、由利に好意を持たれていて。
由利は実は弁護士で、法廷で2人は再会するのだが、その時の由利の事件に対する態度が佳也には理解できず。
ゲーム感覚で法廷を自分に有利な方へと持っていく由利に嫌悪さえ覚えながらも、由利が無理な依頼交渉を受けているところを助けたり。
そうして、由利が真行寺のところへ通うようになった頃、佳也と親しかった元同僚が殺人を犯し自殺して…。
3部作の1枚目ということでまだまだ導入部というか。
3枚聞かないとお話は完結しないので3枚揃えて聴くことをお奨めします。
これはとにかく三木さん鳥ちゃんともに演者さんが素晴らしかったです。
ジャケットイラストのイメージで自分的にはいつものようにチャラいノリの声なのかと思ったんですがこれはちょっと予想に反した声が聞けました。
たぶん、今までにいろいろ三木さんモノ聞いてるけど聞いたことないような感じというか…。
硬派かチャラいかでいうとチャラい系なんだけども、それだけじゃなくて。
飄々としたというよりももっと掴みどころのないゆったりとしたゆる~い喋り方をする人なんですね、由利って人は。
で、逆に鳥ちゃんはいわゆる人づきあいに不器用なクールビューティー系な感じで。
ラストのフリートークでも2人共言ってましたがかなり苦労したようです。
三木さんは早くなりすぎないように、鳥ちゃんは声が低くなりすぎないように。
ラストのバーのシーンはホント印象的。
由利は真行寺の手を握って、これから真行寺をどうするか、みたいなことを口にする。
目を見て告げる。
ただ、それだけなのに、スゴイ不思議な感じ。
言葉責めされてるみたいな感じなんです。
キャストトークでも言ってたけど、なんだか催眠術みたいな感じで、真行寺はホントはされてないのにいろいろされちゃってるみたいな感じで…。
吐息がね、色っぽいです。
「あなたが選んでください。『初めまして』と『またお会いしましたね』どっちがいいですか?」
最初に出会った時に言った由利のセリフですが、これが後々ポイントになってきたりします。
あとは、最後に次巻への予告が入ってました。
『グレイ・ゾーン』という作品のスピンオフ。
前作では脇を固めていた 由利 が本編の主人公です。
制作・企画・発売元のインターさんの「どーやっても二枚に詰め込めません!」とのひとことでⅠ・Ⅱ・Ⅲの三枚構成となったのですが 実に英断です。(インターさん ありがとう!)
これほど原作に忠実で 尚且つ 原作を凌駕するほどの作品は そんなに多くはないでしょう。
ストーリー・キャスティング・演出・脚本 すべてにおいてのこのクオリティの高さ!そして3Dサウンド。(※イイ大人は 部屋を暗くして ヘッドフォンで聞いてネ !!)
『Ⅰ』では 由利と真行寺の出会いから これから彼らが 否応なしに巻き込まれていく事件の発端までがややコミカルに描かれています。
由利は 容姿端麗ながら 尋常ではないファッションセンスと掴み処のないキャラクターの自称・悪徳弁護士。
一方の真行寺(佳也)はといえば 真面目で人を寄せ付けない雰囲気の堅物な刑事。凛としていながら どこか危うげな繊細さをも併せ持つ。
初対面からして佳也の由利に対する印象は最悪なのに 由利本人はそんな事お構いなしに押せ押せ(笑)佳也が、どんどんと由利のペースにのせられていくさまが微笑ましい。
トラック10では 元同僚の自殺に落ち込む佳也と 彼を追ってきた由利が ショットバーで会話するシーンがあるのですが なんといっても(!)ココが聴きどころ。
僕だけが知っている 佳也さんをみつけたい
佳也さんの知らない佳也さんまで 僕の指は 届くよ … ―
呼んで … 佳也さん 僕を …… 呼んで … !
ベッドシーンでもないのに こんなに心拍数が上がるなんて 前代未聞!
よくぞ“音(声)”にしてくれたものです。
いまだかつてないほどの酩酊感に 酔いしれること請け合い。
ミキシンファンの私が自信を持ってお薦め致します。
三木眞一郎さんファンには 是が非でも聴いて頂きたいドラマCDです。
インター作品の中でもこれは聴いて~~~!!と叫びたくなる名作の一つです。
といっても実は前作のグレイゾーンが自分的にはそんなピンと来なかったので発売直後には買わなかったんですよ。
ですがあまりの評判の良さに聴いてみたら、うわあああああ名作!!
何でそれまで聴かなかったのか深く後悔する位にホントもっそい名作でした。
全3作で3枚になりますが、これは聴いて損はないです、というか聴いて良かったと思う筈!!
冒頭での三木さん演じる由利は飄々としていて、服装や言動も変人ですがその独自のゆっくりとした口調が凄くいいんですよー。
そしてその冒頭シーンがラストにも繋がる訳ですが~~~って書いてても画面が涙でにじみますがな!!
泣けるんですよーー3作通して聴いてから1作目聴くともう涙ドバーってなるんですよ。
何故なるかって?それは聴いて確認して欲しいです。
断言してもいいです、泣けるし切ないし胸にずっと残る珠玉の名作です。
そして1作目の三木さん登場シーンは、その服の色調さえ見える様な気さえします。
長編の小説を、3分割して、1枚ずつCD化するという趣向の1枚目。
Part1は物語の導入部なので、主人公達が出会って、どのように関係するようになっていくのかがメイン。
「由利の外見」がかなり重要なポイントになるので、割合、軽く、コミカルな印象の場面が多いです。
三木さんは、ひたすら優しく、つかみ所のない、スローなしゃべり方で、
鳥海さんは、人付き合いに不器用そうな美人声。
二人とも、声が若い!
このPart1で、真行寺の元同僚・久保田が死んでしまう事から、真行寺と由利、そして辻堂の人生をも大きく変えていく大事件へと発展していきます。
このCDでは、真行寺と由利はまだであったばかり。
由利が真行寺に一目惚れして、一方的に追いかけている状態なので、肉体的なラブシーンはありません。
久保田が死んで、落ち込んでいる真行寺がいるバーを、由利が捜し出し、そこでのやりとりから、ようやく真行寺は由利に好意を持ち始めたのかなぁって位です。
でも、そのやりとりっていうのが、手を重ね、目を見つめ合いながら、由利が真行寺に囁きかけるっていう、ほとんど催眠術のようなシーンで、
聞いていると、自分まで、三木さんの声に取り込まれていくような気分がして、なかなかエロい。
こんな中で、辻堂役の小杉さんの登場シーンはごくわずか。
男らしい美声ですが、辻堂が主要キャラの中では一番年下の設定。
この辺が音声だけのドラマCDのおもしろいところです。