俺の前でイっちまえよ!

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表題作獣は長く静かに口づける

赤城清秋
赤城組組長
榛名駿平
弁護士

あらすじ

経済ヤクザ、赤城との欲情に染まった関係が断ち切れない弁護士の榛名。赤城を憎みながらも惹かれる気持ちが抑えられない…これは愛なのか。そんなある日、赤城と敵対する組の中に亡き兄、竜二に瓜二つの男の姿を見つけ、榛名の心は激しく乱れる。兄は復讐を胸に、麻薬取締官のスパイとして密かに生きていた…? 榛名は嫉妬に駆られた赤城から兄の目の前で犯され……。重い過去を背負う男たちの紡ぐ哀切の挽歌♪
出版社より

作品情報

作品名
獣は長く静かに口づける
著者
泉美アリナ 
イラスト
かなえ杏 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
アズ・ノベルズ
発売日
ISBN
9784781602394
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

『唐紅に縛られて』の続編

前作でハッピーエンドを迎えましたが、いまだに甘い恋人関係ってわけではありません。
解散した組の息子で、今は弁護士をしている榛名は、ヤクザに対していい感情は持っていないから、赤城に対してなかなか素直になれないんでしょうね。
そして、麻薬事件が起こり、調査をする榛名の前に、死んだときかされていた兄・竜二がを見かけ、ちゃんと会って話がしたいと願い、どんどんと裏社会へ入り込むんです。

榛名は兄としての感情しか竜二に対してもっていないけれど、微妙なんですよね、兄以上の感情が入ってるんじゃないの? と感じられるほどに。
だから、赤城はその思いを吹っ切らせるために、強引に3Pへ持ち込んだ力業にはびっくり。
赤城のただの嫉妬じゃなく、榛名を想う気持ちでこういう行為をしたんだと思いたいです~。

なかなか好きだと言えなかった榛名も、最後には『愛してる』と言われ『好きだ』って言えたのはホッとしました。
最後の最後まで突っ張ってましたけど。
『愛してる。なんて言いたくない』という榛名のセリフにこそ、大きな愛が詰まってる気がしました。

1

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