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スピンオフで新カップルなのですが、このお話は「香港の龍」「上海の獅子」が絡んでくるので、せめて【龍】【獅子】がついてるタイトルだけでも読んで居た方がわかりやすいです。
このシリーズが好きで追っかけてるので、避けては通れないよなぁと手に取りました。正直、先生(劉)に萌えたことはなかったし(長髪キャラに興味がない…)遠藤?誰それ?と新キャラにも興味が持てなかったので、全く期待をせずに読み始めました。
そしたら…まー!萌える萌える///
後半はもうニヤニヤが抑えられなくて頬っぺた筋肉痛w
個人的な萌えドコロは、気持ちを自覚した後の遠藤のいじらしさです。
身変わりでも良いといって抱かれながらも、実際イク時に劉の口からこぼれた「ティエン」という名に動揺していて…。
劉の前では気丈に振る舞って、すれ違っている様子のティエンと会うように促しながらも、後で一人こっそり泣いてるのがメッチャ萌えた!
高柳が小悪魔受け
梶谷がツンデレ受け
…ときて、遠藤はワンコ受けになるのかな。
3人の中では一番好みの受けなので萌え度も上がりました!
前半は仕事の件でいきり立って強気な態度でいたものの、本来の性格は素直なワンコだったようで。。。前半・後半のギャップも楽しかったです。
で。先生こと劉。今までのシリーズでは見せなかった顔を見せてくれたのが良かったです。あの先生が抜け殻みたいに放心する姿をみせるなんて…。あの先生が空回りするなんて…。
「風水師」「先生」としての肩書きを脱ぎ捨てられる相手が遠藤だけ…というのにも萌えました(^//^)
しっかし。このカップルは非常にリバくさい…(^w^)
他シリーズの攻め達(ティエン・レオン・ヨシュア)は「挿れられる」という概念すらなさそうだし絶対受けない圧倒的攻めオーラがあるけど、劉の場合はお願いすればリバれそうな雰囲気があるのがニヨニヨします。百合っぷるッポイというか。ちょっと見てみたい気もするw
個人的な余談ですが、龍シリーズのティエンは登場しなくても名前だけで存在感を発揮してくれて、ティエン好きには満足でした♡
ウエルネスシリーズの「龍」ことティエンの先生が今回の主人公です。
前作、前々作のレオンが主人公の作品は最初から最後までやってるばかりで、作者も行き詰まりを感じているのか?もう見捨ててしまおうかとも思いましたが、やっと動きのあるものが読めてほっとしました。
今回先生こと当代随一の風水師といわれる劉は、台湾の江という男のもとに監禁されております。
香港で劉に恨みを抱いた建築家の遠藤は上海でレオンと知り合い、劉の居場所を教えてもらいやっと再会することができますが、いきなり先生劉は遠藤を押し倒していたしちゃうのですよ。
先生、攻めキャラだと思ってたけどそんな節操なしでよかったんですか?
おまけに「龍~」シリーズの時は潔癖そうだったのに、すごくエロいんです!
加えて最近奈良さんの絵が少しワイルド系になってきたので以前おだやかだった先生のお顔が妖しい雰囲気になっており、エロさ倍増でした。
それに先生タダものではなく頭も切れるし武芸の達人ですから、おとなしく監禁されているはずはないのですが、、
と思ったらやはり一思あったようです。
遠藤は香港で仕事を拒否された上、またこの台湾でも自分の建築を拒否されてはと劉を説得したかったんですが、なんだか恨みよりどうも劉の魅力に取りつかれていたらしくて、それで関係も許しちゃったみたいな感じです。
それにしても劉はティエンが大好きだったんですね。
あの最中に彼の名前を呼んだそうで、遠藤に失礼な。
しかし、遠藤絡みのトラブルもあり、一緒に逃亡するあたりのやりとりは箱入り先生が少しかわいかったです。
江の正体とともに劉とティエンの本人も知らなかった本当の関係が明らかになります。
先生の外見が麗人と呼ぶにふさわしい外見ですから、遠藤が参るのはわかるにしても、どうして先生は遠藤がいいのか?
今回出てきたレオンはちゃんとスーツを着て珍しく刺青以外の裏のお仕事をちゃんとしたみたいだし、次と思われるいよいよティエンが出てくるであろう対決編に期待して、おおまけの萌えをあげちゃいます。
風水師の先生、そっちだったのかーっと。
シリーズ、ずっと追っかけていますが、このカップリングが一番意外でした。
ふゆの先生の作品はどれも、設定、描写ともにしっかりしていて、
その世界観がとても素敵です。
このシリーズでは、東南アジアの情景描写がとても素敵です。
で、この建築家くんは、風水師を味方につけて、
これからも躍進していくといいな、と思えるいい子でした(笑
建築家・遠藤翔太の人生はたった一人の一言で変わってしまった。
日本で活躍の場に恵まれなかった翔太が海を渡ってようやく漕ぎ着けたビッグプロジェクト。
準備に準備を重ねた上で、ようやく採用へと至ったのにも関わらず、後から出てきたその男の「ノー」のその一言でプロジェクト自体がなくなってしまった。
遠藤はその男・劉に再び会うことを目的に経験を積む。
実は劉は世界でも高名な風水師であり、遠藤はそのなかなか会うことも難しいその男に、必死の伝手を辿り、再会を果たす。
ところが再会した劉は何者かに狙われており、いきなり踏み込んで来た男たちを前に、劉のその長い髪を生かして、情事の最中の男女を演じることになってしまう。
どうにかその場はやり過ごせたものの、思いがけなく快感を覚えてしまった遠藤はそのまま劉にいかされてしまう。
次に劉と再会した時には、遠藤は劉と二人、囚われの人となってしまった。
遠藤は二人を捕えた相手に、何とか劉にこの仕事を受けるように説得するように頼まれるけれど……
という話でした。
遠藤はたった一言、劉の言った言葉に人生を変えられてしまい、その後は劉を追いかけるようにして日々を送る。
けれど、ようやく掴んだチャンスにとんでもないトラブルに巻き込まれてしまう、という感じで話は進んでいきます。
劉は最初、遠藤のことなんて何とも思ってなかったはずなんですが、変なところで度胸があって、意外と頭のキレるところが気に入ったんだろうな……という推測が成り立つんですが。
実はこの話、他のこの作者さんが書いた話と微妙にリンクしていて、そこにちょろちょろ出てきた人たちと絡みながらの陰謀話に力が入っていて、肝心の遠藤と劉との関係は会ったらやって、もう一回再会したら更にやって、との繰り返しでいつの間に劉が遠藤のことを好きだったのか、いつの間に執着が恋心に変わったのか、その辺りがぼんやりしか描けてなくてよくわかりませんでした。
この本だけ読んでも楽しめなくもないですが、個人的には関連する本をしっかりと読み込んでから読んだ方が裏の人間関係までわかって面白いと思います。
ウェルネスシリーズの一編。
本作は「龍」編のスピンオフ、あのティエンの先生であった劉光良(リュウグォンリョン)がメインの台湾編となっております。
「龍の覇道」を読んだ後、ティエンを愛し執着し、それでも何も叶わない劉の姿に大いなる萌えを感じ、劉編である本作を読むのが楽しみでした。
舞台は台湾。スピードアップする巨額の都市開発に関わろうとする若き日本人建築家、遠藤翔太。
遠藤は香港で建築家としての挫折を味わった。それはコンペに勝った後に風水師の劉が放った「駄目です」の一言。その一言でプロジェクトは全て白紙になってしまった…
はじめは怒りと恨み、そして屈辱。もう一度会いたい、会わねば、会ってそれからは?何をしたいのかすらもう解らない、それでも…執着だけが高まって。
台湾の実業家江に、台湾でのプロジェクトに劉が参加すると聞いて飛び込んでくる遠藤。
2人の始めに恋はありませんでした。
執着は容易に熱烈な恋になり、遠藤は劉に引き寄せられます。そして、へ〜そっち?!の驚きもあり。
劉は長い長い黒髪を遠藤に巻きつける。愛してるとは答えられない、と言いながら。2人はまだこれから。次の「鳳凰の片翼」に続きます。