かにゃこ
きゃー(*´ェ`*)王道のお時間ですv
領主、橘貴哉は義弟の策略により謀反の罪を着せられ追われる身に。
傷ついた身体で行き倒れてしまった貴哉を見つけたのは紫乃という少年。
紫乃は、貴哉をひと目で好きになって
献身的に看病するのだけれど・・・
目が覚めた貴哉は、紫乃の半身を覆う赤い痣をみて「化け物」と罵ってしまう。
貴哉の言葉に傷つきながらも、懸命に看病し、ふたりは次第にv
と、いうお話。
貴哉は、義弟に騙され心身ともに傷つき人を信じられなくなっていて
紫乃を信じられずにいるんだけども、紫乃はあまりにも健気受けv
だんだん心が通うようになる
醜い痣があっても紫乃の内面の美しさに惹かれていく
和風テイストの王子様と少年の恋物語。
2枚組なので、たっぷり。じっくり。
1度めでたしめでたしvだと思ったら
めでたしめでたしvの少し後の話まで続くので聴きごたえがあった。
もぉv小西さんの攻め喘ぎは、本当に神。
息吸ってはいてるだけなのになぜにこんなにセクシーなんだっっっ!
こにたんブレス最高☆
王子様がナニも知らない生娘(いや少年だがw)を
辛抱たまらなくなって組み敷くんだけども
そこは王子様!甘く甘く蕩かせてくれますよんv
だーっ!ほんとに素敵ぃ。
受けのモノローグ、攻めのモノローグと
もうひとつ第三者視点で、ナレーションが入っているのも新鮮。
このナレーションが賢雄さんなんですよね。
これから賢雄さんのBLCDでのポジションはこんな感じになっていくのでしょうかねぇ・・・
そして個人的にツボだったのが、たてかべ和也さんがところどころに
出演されていらっしゃってw
ちゃんと役作りされてますけど、されてますよ!
ぼけーっと聞いてたらわからないくらいですけどー!
でもね、チラっチラっと見え隠れするジャイアンボイスwww
2枚組で、たっーぷり和風おとぎばなしにうっとり。
鉄板ではありますが、丁寧に作りこむとそれは王道になるのですv
阿部P作品ですよ☆
岸尾さんと小西さんですからねぇ・・・フリートークはなくって正解だったんじゃw
しっとりと、とっても丁寧に作られた作品。
お話の粗筋も地味だし、ジャケ絵もピンと来なかったし、予約特典はイベント応募券だしで、発売前予約はしなかったんだけど、感想を読んだら、聴いてみたくなったの。
確かに、良くできたドラマCDだった。
そして、本編が、とってもしっとり落ち着いた感じだったので、フリトがないのも正解だって思った。
賢雄さんの落ち着いたナレーション(ナレーションのためだけの賢雄さん!贅沢)で語られる物語。
この余韻を壊したくない。
紫乃の儚さといい、健気さといい、幼すぎず、女々しくなりすぎず、絶妙!
貴哉も、武士らしく男らしくっていい。
いやぁ、ほんとに、声優さんってすごいよね。みなさん、フリトで放し飼いにするとあんななのにねぇ、
原作既読。
室町時代とかその辺のお話です。
昔話風のナレーションを堀内さんがなさっていて、時代物の雰囲気に厚みが出ていますし、受攻それぞれのモノローグではなく、ナレーションが入ることで心情の変化がよりわかりやすくなってます。
音楽もとても良かったし、2枚組なので原作の世界観を壊すことなく上手く纏められていました。
六青さんの真骨頂である健気受ですが、岸尾さんが演じられると、しっとり美人な健気に仕上がっていて、最初聴いた時は紫乃って15歳だったよね……?
と思わず原作を確認してしまいました。
でも、この儚い感じとか、本当にぴったりで良かったです。
貴哉役の小西さんも、優しく包み込むような柔らかな低音が心地いい。
紫乃は自分自身が理不尽な境遇にあるのに本当に優しい子で、不憫健気の代名詞のような感じなんですが、ここに根が坊っちゃん気質の無神経男が絡んでくると腹が立つのなんのって!
裏切りによって領地を終われた貴哉が、紫乃の存在によって徐々に荒んだ心が癒されてゆくのですが、この男の勝手によって紫乃がどんどん傷ついていくシーンは、胸が掻きむしられるほど辛いです。
そんな辛い辛い年月を重ね、紫乃が溜めに溜めた負の感情や恨み言を全てぶちまける所では、岸尾さんの演技がきらりと光ってました。
引き摺られるってこういうことね、とこちらまで苦しかった。
エッチはそんなに濃くないですが、紫乃の年齢が年齢なので、なんだか居たたまれない気分に……。
とは良いながらも、結局は岸尾さんの甘い掠れ声と、小西さんの色っぽい攻め喘ぎに大興奮。
くそぅ、小西さんニクイよ、何でこんなにエロいんですか!
切なさ要素いっぱいの作品ですが、私が泣ける場面は原作でもCDでもシロが死んじゃうところです。
独りぽっちだった紫乃に寄り添ってきたシロが、シロが……うっ、うっ……(涙)
すみません、動物ものに弱いんです。
原作既読。
六青さんの作品の攻って悪い人ではないんだけれど無自覚に自分勝手な部分があるタイプが多くて、この作品の攻の貴哉〔攻〕(小西さん)もこのタイプ。
でもまあそれだからこそ受の健気部分が引き立つっていうのもあるんですけどね。
先祖の祟りによって醜い痣を持ち山で犬と共に一人で暮らす少年、紫乃〔受〕(岸尾さん)。
やっぱり岸尾さんの健気受の演技は好きだなー。たまらん!!
化け物扱いされても健気に尽くす紫乃が可愛い。
堀内さんのナレーションが上手く原作のストーリーを生かして物語に分かりやすさと深味をあたえてました。
ともかく大好きな岸尾さんの健気受を堪能出来たので自分的には満足満足。
小西さんの優しさと格好良さとのメリハリのある演技も良しです。
多少、おいおいと思う部分もありはするけれど、なかなかに聴き応えのある一作でした。