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大好きな「胸さわぎ」シリーズ二作目、鷹野×由也です。
由也は好きだけど鷹野には、少しイラッとくる事があります…。
予餞会の出し物で、ジュリエットを演じる事になった由也(受け)。
宣伝の為にジュリエット姿で校内を歩いていた由也だったが、二年生の楢崎哲治に声を掛けられた。
しつこく口説いてくる彼から逃げて生徒会室へ逃げ込んだ由也は、そこで生徒会長の鷹野(攻め)と出会う。
彼には隣のクラスの羽岡明良と付き合っている噂があった。
だが鷹野と一緒にいる時に、明良が風紀委員長の藤島とキスしているところを見てしまった。
鷹野は明良にフラれてしまったらしく、傷心である鷹野を慰めたいと思う由也は、それから頻繁に鷹野と会うようになった。
ある日、鷹野の家へ遊びに行くことになった由也は彼に抱かれる。
自分は彼をただ慰めたかっただけなのに抱かれてしまった由也。
だが、鷹野が明良と話しているところをみかけてしまう。
普段無口で怖い表情の鷹野が、優しい笑顔で明良の髪を撫でていた。
まるで自分がされていた事と同じだった。
鷹野にとって、誰でも良かったのではないかとショックを受ける由也だった。
鷹野は言葉足りずの博愛主義者なので、由也は可哀想です。
鷹野は天然なのか?
由也からしてみたら不安で、自分は明良の身代わりなんじゃないかと思って仕方がないだろう。
藤島の企みで鷹野を嫉妬させようと、生徒会室へ鷹野を呼び出し由也とキスしてるとみせかけるはずが、明良まで見てしまい自爆する藤野…。
(-_-;)
自分が明良を泣かせちゃってどうするよ…。
でも、その時の鷹野の発言が原因で鷹野をフッた由也は気持ち良かった。
そのすれ違いがあったりしたからこそ、最後はハッピーエンド。
最後、由也が鷹野に抱きしめられている挿し絵がありますが、最高に幸せそうです。
今回も明神先生のイラストは可愛かったです。
(*´∀`*)