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とてもシリアスです。特に表題作のシリーズは。
帯にも書かれてましたが、絵が今とは違います。でも私は好きです。
今よりも眼光がさらに鋭く見えて、お話の内容ととても合ってます。
表題作は全編通してダークでシリアスで緊張感あふれてます。ちょっと男性向けの漫画みたい(男性も好きなんじゃないかなと思いましたが)。
甘いところはほとんどなくて、男同士の愛憎モノ。愛なのか、憎しみなのか・・・というお話ですね。
一方、「白き幻影の如く」のシリーズも基本はシリアスなんですが、攻めの性格のおかげで、表題作と比べるとちょっとコミカルです。
遊び人のノンケが本気の恋を見つけるお話です。
個人的にはこういうがっつりシリアス系をもっと読みたいのです。
4冊同時新装丁でここに入っている「白き幻影の如く」がデビュー作品です。
地味~な表紙ですが、ページ開けて表題、、、「おおー耽美!!」本間さん色遣いに黒が多いですが、顔が濃いは、陰がたくさんあるは、、耽美好きな自分としてはゾワゾワしました。
しかも、お話もちょい暗~いです。
地検特捜の恭が、聴取に代議士の藤堂を訪ねると、彼は昔施設で一緒だったことを思い出す。
しかも藤堂は恭を激しく憎んでいる。
藤堂は恭の妹までも陥れ、藤堂に抱かれている秘書の春日は藤堂の恭への執着を知り苦しみ。
愛憎てんこ盛りでシリアスに展開していくストーリー。
ちゃんと妹は幸せになるし、その妹が恭の本音を引き出して「幸せになって」と背中を押すことで、藤堂と本音をぶつけ合い気持ちを確認し合うに至るのがドラマティックで、男の愛の色気を感じました。
進んでいくうち、恭の地検としての仕事部分は彼の同僚篠田へと移って、春日との交わりになっていくのですが、そこの転換の仕方が自然でうまいなと思います。
藤堂の泥をかぶって拘置所入りした春日が自暴自棄になっているのですが、彼の過去がまた悲しいですねー。
それを知って上司にナイフを突き付ける篠田はカッコイイ!
しかし、裏スジから地検を通して春日暗殺が企まれるのに、最後春日が検事になるっていうオチがちょっと現実で考えて無理じゃね?とは思いましたが。
暗いトーンなのにちゃんとハッピーエンドで全てまとめてる、ほっとしました。
「白き幻影の如く」
美人でツンとしている外科医・須田には秘密が。
彼に冷たくあしらわれる同じ外科医・松田がそれを知る時、須田への愛に代わり・・・
「幻の行方」でその後の二人がコメディになって読めてすごく安心しました。
幸せそうでラブラブしていましたよん♪
兎虎が売れたおかげか、新装丁版として4冊同時発売!!
表紙とペーパー欲しさに買いました。
帯で散々注意書きされていますが、絵柄が違います。
劇画ちっくです。
検事に代議士に医者…先生と呼ばれる人たちの宝庫ですよ。
わたしはもう1本の方が好きです。お医者さんの方。
描き下ろしペーパーもこちらの4?コマでした。
表題作も良いのですが、脇役の秘書が好きになれなかった。
ウネウネヘアーも好きくないので;
大きく分けると3つのストーリー。
でも2つは繋がりありなので、2つのストーリーが
入っている感じです。
1つ目が表題。
とってもシリアスなお話だったけど
最後は幸せになれて良かった。。
こういうお話は、終わりに2人が幸せになれないと
後味が悪いというか悲しいというか・・・なので
重すぎず良かったですw
秘書の嫉妬が、受け様へ向かって行くのかと思ったら
案外正しい方向(?と言うのもへんですが・・)へ
向かったのもホッとしたw
その秘書が主役とも言えるのが2つ目のストーリー。
3つ目は全く別のお話。
こちらは結構笑いがあって、
1冊で色んな味が楽しめた~という感じです。
再読。表題作は特にJUNEな香りが~な一編。
古いけどこういう作品好き。
ちょっと高口里純先生系統の香りも。
本間先生の作品は、最近可愛い系しか読んで無かったので、そういえばこういうの描かれてたっ!と再認識~。
たまに昔の読むといいですね~。
切なくてシリアス。
こちらの描き下ろしの「裁かれし者~春霞~」
サイドストーリーもグッときます。
トンちゃんいい仕事してますっ!
それにしてもトンちゃん( ;∀;)
「白き幻影の如く」の描き下ろしは裕太くんの存在感っ( *´艸`)
可愛いほのぼのなお話でした。