ボタンを押すと即立ち読みできます!
『最後の三月』同様、一度手放してしまったコミックスなんですが
こちらの方がショタ感満載!!
でも萌×2評価にしてしまいました!!!
つくも号さんの、“最も軽い作品と最もヘビーな作品が同居する”こちら、
全てがとても魅力的!!
悪魔召喚ものも、RPGものも、本来であれば興味が無いし
女装ものも「ぐはー!!」にならない私ですが
つくも号さんならなんでも好きみたいです(ええ自分でもどうかと思ってます)
『パラドックス・コンプレックス』だなんて
輪姦されてるしガチ兄弟(だった)で、
昔は本当にダメな設定でしたけども
亡くなってしまった兄を溺愛する母親にあてつけるように
自らを汚す姿はエロいのに苦しくなるってどういうことなんでしょう…。
その中で快感を得られているし、
本当に花井を好きでいてくれる金田という存在もあって
最後は「…うん、二人で幸せになるんだよ…」という温かい気持ちにもなれるという、
凄い作品です!!!
これ、カラーだったんだろうなぁ…。カラーで読みたかった…(泣)
『煌々と瞬く』も好きです。
つくも号さんがあとがきで
「短髪、おでこ、三白眼、そしてツンデレと好きな要素てんこもりです」
とおっしゃっていて
龍はそんなに三白眼では無いような気がしましたが
攻めの尚が結構黒目が大きめなのでバランス良かったと思いますし
騎乗位でイッちゃう龍が可愛いいいいいいい!!!
幼いころの告白をちゃんと覚えているのに素直に「好き」と言えないのも!!
『キミノカタチ─キミノカタチ─』
たったの8ページで、普段無表情なコが乱れると可愛くてしょうがないぜ感を
しっかり描いて下さってます!!
モノローグ中心なのもまたうずうずするというか(どんなだ)
「嫌いじゃないよ」と答えて耳を真っ赤にして胸に顔を埋めるとか
そのへんの女の子よりたぶんいや絶対可愛いです。
次の日照れた顔で挨拶とかどんだけ!!!
『RPG的』のおバカ感はたいぶクセになりますww
つくも号さんってこういうセンスもおありなのね!!!
表題作『魔法が解ける迄』では
下着まで女物をはいてくれている恵、作中で全く違和感のない女装です!
しかもはいたままおパンツずらし挿入がいやらしくて可愛いのですが
母親からの呪いのような事を言われ続けた結果、
女の子の服が好きで、大人になりたくない男の子になってしまうって
すごく気の毒なお話…。
先輩に「毛生えてきたな」と指摘されて泣いてしまうのも無理ないなぁ…。
先輩がいつまでも恵を大事にしてくれたらいいのに!!!
あれもこれも好きですが
つくも号さんのお描きになるち○この弾力感、筋感、(一部皮感w)汁感、最高です!!!
玉袋感も蟻のとわたr(自粛)
絵柄の少年っぽさも本当にしっくり来ていて
ショタだけど女の子のような可愛らしさとかじゃないし
だから好きなんだなと自分では思っております!!
短編集。他のコミックとリンクしている作品もありました(キミのカタチシリーズ?)。以下、一部収録作の感想です。
①エコノミカルサモナー
魔界?からきたアクマに「せいきくれ!」と言われる少年の話。相変わらずえろがえろえろです。ラストのオチが意外だった。
②夢面の残影
複数モブからはじまり、、こういうのって辛いんですが読まずにはいられないんですよねえ(癖ィ)。本人が嫌がってないのと、ラストがちゃんと救われるので、そこまでどん底じゃないです。アレがあったからこそ、彼ともリンクしたわけで、、しあわせになってね。
③RPG的
前作との温度差がすごい!!!!
④ヨクボウ校舎
ゲスの極みな教師か、、と思ったら♡シンプルに萌える。
本の帯に大きな文字で「女装」と書いてあっても、セーラー服の子は女の子に見えなくもないし、何でドッキリしちゃうのかな?って思ったら・・・見えてるおパンツがモッコリだったんですね!!
帯に隠れてもいないのに、気が付かなかった自分~(汗、、)
ということで初読みのショタ作家さんです♪
「パラドックス~」「RPG的」「魔法が~」以外はすべて同人作品だそうですが、質の高さを感じます。
ユーモアを交えた明るいモノから、切なさや問題を含んだ根の深い作品までとてもバラエティに富んだ内容になっています。
表紙の絵の通り、いかにもショタっ子みたいな萌え絵にはなっていないので誠実な雰囲気はその内容にも現れています。
主人公は多分皆中学生で、普通のノーマルなBLの年齢よりは子供の部分が多いので、性に関しての後ろめたさや背徳感は薄く、ショタ系作品の大半に通じるであろう、性徴期を迎えての性への興味が先立つ「愛」とかそんなに深く考えない、ただ「好きだから」という気持と興味からくる”性”が全面に出ている分、だからこその<エロさ>というのがあるのだと思います。
『キミのカタチ』一連の5作品については、作者がそれぞれ”視覚”嗅覚”聴覚”味覚”触覚”の5感をテーマにしたと言う通り、その表現は素直である主人公達だけにダイレクトに伝わってきます。
『夢面の残影』では兄を失くし、その兄を溺愛していた母に疎まれた弟の隠された事実と、自分を罰するような激しい輪姦シーンに苦手な人は目をそむけたくなるものがあるかもしれません。
しかし、その彼にも黙って側にいて救ってくれる友人がいることで最後安堵させられるのです。
『魔法が解ける迄』は女装してセックスをする少年の話ですが、これも親が関係しています。
男性になるな、大人になるなという壊れた母親のメッセージが、女の子になりたいと願う彼をこんな行為に向かわせるのですが、やはり、ここでも相手の先輩の優しい心遣いが・・・
思い内容にもきちんと救いの手を差し伸べてくれている部分が優しくていいです。
誠実な絵でありますし、ストーリーも優れたものがあるので、他の作品も読んでみたいと思わせる作家さんでした。
ショタは苦手ですが、萌えました。
ショタというよりは…中学生くらいなのかな??
表題作は特に萌えました。
『魔法が解ける迄』
女装をする学生・恵。そして恋人のようなセフレのような微妙な関係の先輩。
恵が女装をする理由は母親にあり、女装をすることで「自分が男であること」を否定していました。
しかし、思春期。成長していく身体。
女装ができる間は魔法にかかっているけれど、成長とともに魔法が解けていく――
帯の「女装。」の文字を見た瞬間目玉が飛び出そうになりましたが、
この作品を読んだ後、この文字を見ると、とても胸が苦しくなりました。
確かに恵は魔法が解けてしまったかもしれません。
でも、先輩が恵が「男」であってもどう思うのか、それで恵に新たな魔法がかかるのかもしれませんね。
エロだけではなく、思春期の自分の性への不安や戸惑いなどを感じました。
この作品だけなら神評価つけてもいいです。
『ヨクボウ校舎』
学校の宿直室で逢瀬を重ねる灰田先生と学生・時任。
セフレのような関係を続けるが、実はお互い好きで――
結局溺れてるのはお互いなんでしょうね。
ダークにもなりうるこの作品を、時任の明るさが作品全体の雰囲気まで明るくしてくれています。
おそらく中学生であろう時任が、ここまで開発されちゃってるのもスゴイww
純粋な時任に対して、鬼畜になりきれない先生もヘタレててステキです♪
天然は鬼畜をも凌駕します(笑)
『煌々と瞬く』
幼馴染カップルもの。
たいして山場もないけど、好きな作品。
「俺のこと嫌いなのか?」と聞かれ「嫌い」と言い切れないツンデレ未満な受に万歳!
また「嫌いじゃない」と言われてニヤつく攻も可愛くてよかったですね~!
正直ただヤッてるだけですが、とても萌えます。
幼馴染、ツンデレ、ワンコ…萌えないでいるほうが難しいですよ
ほかダーク作品からギャグ作品まで幅広いショタくさい作品です。
でも根底には何かしら作者の伝えたいテーマを感じました。
ただのエロ作品ではないです。
私もショタは少し苦手なんですが、ショタっていうよりも思春期の危うい雰囲気の男の子が多くて
その妙に危うくなまめかしい色気にドキっとしました。
「最後の三月」をはじめて読んだ時のインパクトを思い出しました。
「ほほう、つくもさんの新刊出てるのか~」と作家名だけで本を見つけて手に取り、改めて表紙を見て変な声が出そうになりました。
ん。セーラーカラー。
ん。……ふぐり…っ?
帯にはシンプルに「女装。」の文字。
流石は松文館と言わざるを得ません。
テイストとしてはBLというよりも男性向けショタの傾向に近いような気がします。同レーベルにかのひんでんブルグ氏のお名前もお見受けしたのでさもありなん。
おちんちんやアヌスの描写も非常にリアルで良いです。
そして女性ものパンティへのこだわりが良いです。ちっさいおぱんちゅから勢いよくはみ出す仮性おちんちん。リボンの位置が憎い演出。
いわゆる「男の娘」モノとして読むべきなのかな……かと思えばシリアスで切ないお話もあったりして。
読み手は選ぶかもしれませんが個人的に文句無しです。おちんちん(大切なことなので3回言いました。)ごちそうさまでした。