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表題作OPERA vol.19 色(アンソロジー著者等複数)

複数の為割愛
複数の為割愛

その他の収録作品

  • 中村明日美子 「空と原 chapter.2」
  • 柊のぞむ 「おやじな!~竜&紫ノ宮編・1~」
  • BASSO 「くろぐろ (3)」
  • イシノアヤ 「椿だより」
  • 西田東 「社長桃井くん (STEP・8)」
  • びっけ 「天使からの手紙 (前編)」
  • スミレコ 「刑事花村」
  • 真柄うしろ 「恋する弾丸」
  • 鴨川てるち 「Sweet home」
  • 蒼井せり 「下北アンダーバー 第5話」
  • 荷田はしお 「来日 故郷もゆ~アンダーソン~」
  • 大沢四一 「かへおれ」
  • たつじ 「父にさよなら」
  • 語シスコ 「ぼんくら日記エボリューション」
  • ルネッサンス吉田 「淋座敷空慰 第三話(上)」

作品情報

作品名
OPERA vol.19 色(アンソロジー著者等複数)
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
発売日
ISBN
9784863491359
3

(1)

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

表紙のせいか今月は明るさが全面出しです

今月の表紙は柊のぞむさんの「おやじな!」のキャラが登場でカラフルポップな雰囲気ですが、中身も割と軽めの入りやすい短編がつまっています。

1月に出た単行本「卒業生」で失恋したハラセンが主人公になった「空と原」
空乃との関係がどうなるのか期待させるストーリーですが、ハラセンの失恋を知った空乃がハラセンをけしかけます!
もう毎回目が離せないですね♪

珍しく爆笑を誘った作品が一つありました。
真柄うしろさんの「恋する弾丸」です。
アパートの隣に住む幼なじみで「狂犬タマチ」と呼ばれる不良が、剣太郎の元に”女になりたい”とやってきます。
理由を聞くと男にホレたからとか・・・このネジがゆるんでいるんだか、配線が間違っているんだかの脳を持つタマチの猪突猛進の一挙手一投足が笑いを誘って、誘って、誘って、、、ツボでした。
最後に振られたタマチに「俺でよけりゃまた付き合うしさ」と言葉をかけた剣太郎ですが、何を勘違いしたかタマチ・・・「付き合うっていっただろー!」と交換日記を渡す最後に、是非続編をと希望いたしました。

そしてあっと驚く設定だったのが、たつじさんの「父にさよなら」です。
厳しくて大嫌いだった父親がボケてしまったのですが・・・そのボケた姿はオカマになってしまっていて、それが演技なのか素なのかわからないながらも翻弄される息子。
本当は父親は隠れホモ、息子を昔のオトコと勘違いしていて・・というユーモアなんだけど少ししんみりさせる話がとまどいながらも心に残りました。

連載作品も好調です。
「おやじな!」が再開、今度は竜と紫ノ宮編。女子が男に、しかも親父になってしまい、、なサプライズ設定の本作品、、新たなカプ誕生の予感?
びっけさんは、いよいよ壁画の天使の片われ黒髪のマリオン編がスタート、切ない展開に。
西田東さんの「社長桃井くん」は新たな西田側面が以外!パロディは登場するし、背景で散る桜はぞうりむしになっているし、いつもの単行本のあとがきまんが路線で突っ走るこの作品は以外に穴場作品なのです。
イシノアヤさんの「椿だより」は平岩親子と温泉旅行・・・でも何もないのですが、元奥さんが登場しましたが、当然修羅場はなく、たろちゃんの勝ちかな?
ルネッサンス吉田さんの「淋座敷空慰」はいつもの作品に比べてものすごくわかりやすく、読みやすい仕上がりになっていてびっくりしました!二三の過去が語られます。
荷田はしおさんのシローさんシリーズは今回アンダーソンをクロズアップ。アンダーソンは一途でイイ奴です。

ちなみに情報として、「卒業生」のドラマCDは4月2日発売予定です。

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