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中村明日美子初のサイコ・サスペンス、戦慄の第1巻!
完全にBLではないので、レビューしようか迷っていたのですが
だれもレビューする方がいなかったので参考にしてもらえばと書かせていただきます。
始まりは一人の女性の死から――
顔のない死体の唯一の手がかりは携帯電話のメモリ。
そこに入っていたのは作家の溝呂木と、双子の妹をなのる彼女とうり二つの桜。
2人を結ぶのは、亡くなる前に朱が書いた「ウツボラ」だった。
盗作に気づく編集。
どこか彼女の死に不可思議さを感じる刑事。
そして朱はなぜ死んだのか!?
今作は全くBL要素はないです!普通に女の人と・・・な感じで。(まあ表紙からわかりますか^^;)
ミステリー漫画はあまり読まないのですが、この作品は中村明日美子さんの絵が、事件の空気、人の感情ととてもマッチしていて凄くよかったです!
まだ一巻なので謎なままですがとてもよかったですw
二巻も楽しみ!
中村さんの作品はジャンルを問わずお見かけしたら時々読んでいるのですが、ストーリーにも絵の美しさにも惹かれます。
この作品は本格的なサスペンスでBL要素は全くないのですが、謎を解きたくて一気に読んでしまいました。
出版業界が舞台なのですが、作家の溝呂木、溝呂木の作品の読者だという美しい少女藤乃朱と朱の双子の妹だという桜がメインキャラです。
他にも脇キャラが何人も登場するのですが、それぞれがこのお話の大事な役割を担っていて、しっかり個性を持っています。
朱と桜が非常に美しい少女なのですが、謎に包まれていて、果たして何が答えなのか次巻を読むのが楽しみです。
少なくともこの1巻ではBL要素は皆無ですが、せっかく作品登録されているようなのでこちらに感想を投稿します。サスペンス要素が強いけれど、ホラーが苦手でも難なく読める程度かと。謎の双子姉妹に囚われる作家・溝呂木。礼儀正しいお堅い彼の抱える秘密。少女達の瞳に映るのはただの執着や好奇心なのか、一緒に堕ちたいという欲求なのか、憎悪は一片もないのかとても気になります。一方で、翻弄される溝呂木も、抱えているのは罪悪感ばかりではなさそう。複雑に絡み合う人間心理が、どんな風に紐解かれていくのか2巻が非常に楽しみです。