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この頃には、鵺さんがイラストを書いている作品はあらかた集めてしまっていたのですが、本書の表紙デザインは何だか趣が違っていますね。
というか、もう次の作品も出てしまっているのでぶっちゃけますが、鵺さんの表紙デザインが変わったのはこの作品からでは???と感じます。
内容を大きく反映した表紙になっていますよね。……それを言うと、前作の『in Love』も結構反映していたようなので、前作からと言えなくも無いのですが;
とにかく、主人公達だけをドーーンと載せるだけの表紙ではない……ということが言いたいのです。
あれ?表紙についてしか語っていない(゜Д゜)!!!
え~本書の感想ですが!受けの雛希くんの病み具合が最高☆!!
私好みの自罰っ子(´∀`*)
「シギお兄ちゃんを殺すなら、俺も一緒に死ぬ……!」っていうあたり。
可愛いぃぃ≧(´▽`)≦ メッチャ萌えた!!
……ってアレッ?ここは感動する場面なんだけどな;;
スピンオフですが、シリーズの中で一番好きかも知れない一冊です。
BLってこれだよね!ってくらい、ストレートにど直球な一作。
ショタに過去のトラウマ、陵辱、調教……極め付けの純愛!
これでもかってくらいのてんこ盛りなのに、
ストーリーの破綻なくきちんと最後まで読ませてしまうのは、
さすがに西野さんです。
大きくみればありがちなストーリーで、
こーなってああなってこんなオチでしょ、って言えちゃうのだけれど、
それをただのエロではなく、物語として読ませてしまうのは、
雛希の健気さと、鴫原のヒーロー的カッコよさ。
それをきゅんきゅん読ませてしまう、西野さんの筆力なんでしょね。
途中のそれぞれのエピソードの歯車が、上手く噛み合い、繋がって、収まってる。
どんなに堕ちても、鴫原への気持ちが揺るがない雛希が可愛くて、
幸せになれよー!って、頭なでなでしたくなります。
BL読んだ〜!と満足なので、「神」!
エンジェルヒートでは脇役だった鴫原の話。雛希かわいいです。
超一途。鴫原と一緒にいたいから性奴隷になるなんて、どんなけ一途なの~~~。可愛すぎます。西野花さんの作品の中で一番好きかも。ただ西野花さんは3Pが主流なので、そこがないに等しかったのが残念。もし続編がでたら雛希が数人の男に犯されちゃって嫌だけど感じてしまうエロい雛希がみたいです。
『エンジェルヒート』のスピンオフ作品です♪
なんだかとってもツボにハマりました!!
色々あったけど、二人ともお互いが大好きなんだな~っていうお話。
うん、純愛(?)ものですね。
鴫原さんが男前すぎて…///思わず惚れそうになっちゃいました
(;´v`)
登場回数はそれ程多くなかったですが、『エンジェルヒート』の三人も出てきます。
おぉ、七瀬大活躍!
景彰も漣も鴫原も、みんな自分のエンジェルにメロメロなんですねvV
次回作『エンジェルヒート ~Blood~』を読むのが楽しみです
(o・ω・o)
彼が未来を捨ててまで守ってくれたものを、これ以上ないくらいに粗末にしている自分が、どうして彼に抱かれたいなどと言う資格があるのか。
西野花さんの作品は15冊位読みましたが、その中でも上位にくる好きなお話です!
超媚薬、お兄ちゃん、性虐待、調教などに純愛どストレートは意外にもカッチリ当てはまっていて滾りました。
「エンジェルヒート」スピンオフですが、こちら単体でも是非読んでほしいです。
児童養護施設での性虐待から助けてくれた“シギお兄ちゃん”
幼い頃の出会いから大人になり、やっと見つけたシギは違法カジノのオーナー。雛希は養父母の借金の為に売られ、シギに仕込んでもらうことに喜びを感じる。近々離れなくてはいけないから今を幸せを感じ、シギの人生を狂わせた罪悪感に苛まれる雛希…
エロエロなんだけど、相手へのひたむきな気持ちと切なさがしっかりラブストーリーになっていてぐいぐい引きこまれました!最後の締め方も感動。
男性向けで女児が「お兄ちゃん」と呼ぶような背徳感的に読んでも良きなんですが、こちら兄弟でもなくまた大人になってから雛希がシギをそう呼ぶのは昔からずっと好きだったのが溢れてくるようで良かった。
腕を絡ませたり頻繁に出来ないキスに夢中になったり、我慢を強いる緊縛や射精管理も、お互い求め合う様が西野さんの流石の筆力でなまめかしく情熱的に描かれていて大変興奮しました…
もう少し雛希のトラウマに触れてほしかったし、養父母が息子を売りにするのも微妙ですが、この作品でしか読めないツボが良かったので萌2寄りの神評価にさせていただきました。
出会いでシギに聞かれた「何やってんの」に対して雛希の「…何もしてないよ」は、この時の虐待も施設にいることも全て含んだ寂しそうなイメージを持つ印象的なシーンでした。