江名
周りからはクールで完璧な王子様と思われている大学生(受け)が、
実は童貞でお子様でおっちょこちょいのお間抜けさんで、
そんな彼が14歳年上の大学の准教授に初めての恋をして、
わがまま言いまくりながらも翻弄されて…
そんな原作をかなり楽しく読んだので、音声化されて、
鈴木さんがめちゃめちゃ可愛くその受けを演じてくださって、
かなり堪らなかったです~~♡
こういうちょっと難のある役(今回はわがまま&毒舌っぷりがすごい)を、
すごく活き活きと、でもちゃ~んと愛らしく演じてくれて、
最後のエッチのぐずぐず具合も素敵で、いやぁ~ほんとイイ!好きです~!!
鈴木さんじゃなかったら、
こんなにキュンキュンこなかったかも、かなりのハマり役だと思いました♪
なんてことないセリフなのに、うわ、可愛すぎる!と思ったりするのですよね~
准教授の攻めにさらりとゲイをカミングアウトされて、
あまりに軽い口調だったため一瞬何のことか分からない受けが心の中で呟く、
「ゲイ? ゲイってなんだっけ?」のセリフはかなりお気に入り☆
このCDの脚本は、
原作よりも受けの性格の悪さが全面に出すぎないよう工夫されているみたいです。
久しぶりに原作を読み返してみましたら、
ああこんなにヒドイことも言ったり考えたりもしてたのねーと思いましたものw
スムーズに話を進ませるために、
ちょこちょこと原作と違うところもありますが、
詰め込み過ぎずにちゃんとBGMやSEを効かせてゆったりとしたペースで進む感じは、
かなり好みでした~
(新書館のCDはBGMが小さく設定されている?と思うことが多々あるのですが、
これはそういう感じがしなくてよかったです)
でも欲を言えば、
まだ時間に余裕があるので、告白の前にキーホルダーを返してもらって~のくだりとか、
もうちょっと収録してくれたら嬉しかったな…というところもあり、です。
あと、前野さん~
受けのわがまま王子のことが、可愛くて可愛くて~という気持ちが溢れてて素敵でした☆
原作を読んだだけよりも、
前野さんが演じて下さることで、攻めの大人の余裕がハッキリ感じられてよかったです!
すべてにおいて受けより上手で、
そんな攻めに翻弄されることで今後わがまま王子が、
ちゃんと大人に成長してくれるといいな~~と希望を持ちましたw
(まだ20歳でしかも初めての恋なので、これから色々学んで…と勝手に未来に望みを…)
欲を言えば…なところもありますが、
キャラのハマり具合が最高で、BGMもSEもテンポもかなり好みで、
何度聴いてもキュンも笑いもあって、これから何度も聴くだろうな~と思うので、
わたしにとっての大事な神CDです☆
買ってよかった~~
原作未読で聞きました。
序盤、鈴木さん演じる岩佐直希が、ツンデレというか、ずっとツンツンしてます。
そんな人前では強がる岩佐を
本音を感じて前野さん演じる准教授、阿部壮介の大人な包容力。……素敵。
包み込むような前野さんの声…萌。
最初は阿部先生が、ツンツンな岩佐を好きになるんだけど、
岩佐もだんだん阿部先生のことが気になってきて、
偶然を装って、新潟まで阿部先生に会いに行くところから、岩佐のツンデレ感が出てきます。
そして、ここから、阿部先生がSっ毛が発揮。
「お願いしたらイカせてあげるよ?」
とか…
もう、なんだよ。このセリフ。
そして、彼は一晩で3回イッたそうです。
直希(受け)は原作では、もっと言葉も強めで見栄っ張りで、
性格が悪かったと思ったのですが、CDでは可愛かったですねぇ。
それに、ある意味陰湿?な心の声も、鈴木さんの声で再現されると
“無理して突っ張っている”程度にしか思えず、
むしろCHERRY君の頑張ってる感が、とっても微笑ましく感じました。
壮介(攻め)の前野さんは、准教授らしい、
落ち着いた低めのトーンでとても大人っぽかったですね。
(前野さんのここまでの低音ボイス、初めて聴いたかも)
鈴木さんの可愛めの声とのコントラストが良かった!
アノ場面では、鈴木さんの「バカ、バカバカバカ!」の4連発が可愛い!
あんなにクールにカッコ付けてたのに、いきなり台無しで不憫でした(笑)
「やめろよ!」から、ベソベソ泣き声で「やめてよ…」に台詞が変わり
ろれつも回らない半泣き状態で「せんせえがわるいんだ!」
「だってあいたか、あいたかったから…!」なんてめちゃくちゃ可愛くて、
続く「可愛いね」のタイミングの良い台詞は、私の心の声でもありました(笑)
原作で物議をかもした(?)ウン○の台詞もシッカリ入っていて
ちょっと得した気分になりました。(え、得?)
原作が大好きだったので、
音での直希のキャラクター表現については正直不安がありました。
ですが、キャスティングもCD自体の出来も良く、
さらに(おそらく)直希の台詞や演技に配慮が加えられ、とても嬉しく聴けた1枚です。
神でも良いかなと思ったのですが、私の大好きな二人で桃を食べるシーンの
桃の水っぽさや、ナマっぽい音がちょっと足りない気がしたので、萌×2で。
このお話結構好きです。
たくらみ系攻×ツンデレ受。
岩佐はモテるけどあくまで観賞用的な感じで恋愛はなかなかうまくいかない。
そんな岩さが阿倍と出会って気がついたら好きになってて。
肉体的な童貞もだけど、恋愛面でも童貞だったんだと思う。
初めてのちゃんとした恋に気付いてからはあたふた。
でも、うまくそれを伝えられなくてとんがった言い方になって怒らせて慌てて。
その内心のあたふたしてる感じが非常にかわいかったです。
後半の付き合いだしてからも、阿倍のそっけない態度に自分に自信を持てずにうじうじするというか淋しくなっちゃう感じとか。
最後のえちではかわいく乱れてて、たっつん(鈴木くん)ステキでしたv
一方の阿倍。
大人で落ち着いててゲイ。
岩佐よりは一枚上手な印象がありつつも、どこか思うほどたくらんでないというか。
岩佐が誘うシーンとかのやりとりは駆け引きの言葉なのかと思ったんだけども、本気でちょっと大人げない言葉を吐いちゃったみたいなことを言ってたりしたので。
まあ、最初から狙ってたという時点では完全にたくらみ系ということになるのでしょうが。
タイトルの付け方も非常にうまく感じました。
「CHERRY」もそうですし、書き下ろしで「PEACH」というお話が入っているのですが、どちらもフルーツの名前でありながら別の意味を持ってるんですよね。
阿倍がPEACHについて語るシーンがあるのですが、なるほどと思ってしまいました。
そして、それは最後のオチ(?)に続くのですね。
この2人のこの先もちょっと見てみたいと思いました。
原作既読。
内容はなんだか随分と端折ってるなぁ……という印象です。
ですが、さらっとライトに聴ける仕上がりになっているので、寝る前の締めに丁度良かった。
鈴木さん演じる、童貞コンプレックスのクール王子様、直希のキャラが凄く可愛らしかったです。
原作ではCDの倍くらい性格が悪くて生意気な感じなのですが、鈴木さんの声になると、ちょっと生意気なツンになっていて微笑ましかった。
阿倍先生を演じる前野さんも、イメージとは少し異なりましたが聴いてるうちに慣れました。
年上の包容力でもって、生意気な直希を上手に転がす様子にニヤニヤ。
傍若無人でワガママで、好き勝手な態度で相手を振り回しながらも、じわじわと先生の術中に嵌っていく直希の焦りがとても上手に表現されています。
先生のことを好きだと自覚した時の戸惑いなども、ツンデレらしく懊悩し、なかなか懐かない猫のようで可愛らしい。
素直に振る舞いたいのに、つっけんどんな態度をとってしまい先生を怒らせてみたり、本当は寂しいのに強がってみせたり。
非常に面倒くさい性格なのですが、年上の先生からするとたまらなく直希が可愛いのがよく伝わってきます。
素直になれないばかりに強がってしまう直希が、中々会えない先生に焦れて会いに行く口実をごちゃごちゃと考えを廻らせたりするのですが、基本がアホの子なので色々とだだ漏れ状態。
そんな直希が愛しくてたまらず、甘い甘い言葉を掛けながら籠絡していく先生の優しい声のトーンがたまりません。
童貞でプライドの高い直希のはじめてのために、先生は素敵な旅館を取り、緊張を和らげるために桃で餌付けし……。
ようやくたどり着いた初エッチは萌え死ぬかと思った!
普段はツンなのに、ベッドではぐずぐずになっていく受が大好物です。
ごちそうさまでした。