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kindleアンリミテッドにて読了。
庶民として育った主人公・類が突然大企業の後継者となり、ボディガード兼秘書として同居するようになった男・戸上との間に愛が芽生える……というBL版シンデレラストーリー。
後継者争いのイザコザに巻き込まれて狙われる……などの展開もありますが、さらさら〜と読める軽めの一冊でした。
キッチリとした感じの戸上が、類のために料理を必死に学ぶところなど、くすっとしてしまうようないい感じのシーンもありましたが、なんとなく絵空事感が強すぎて、イマイチストーリーに入り込めないまま終わってしまいました。
類の祖父の描写など、今時70代前半の人に「好々爺」という表現とか「〜〜なのじゃ」「〜〜だのう」なんて話し方はさすがにちょっとないんじゃないかな?とか、二人がはじめてコトに及ぶ時のあれよあれよ感とか……ちょっとした描写にあり得なさが目について残念でした。
初めて読んだ作者さん、他の方のレビューも無くて、賭けてみたが、見事に負けた(^_^;)どうなんだろう、ハッキリ言って白湯を飲んだ感じ。可もなく不可もなく、読んだ後にすぐ忘れるような内容。この作者さんの他の作品が神評価を貰ってるが、全部この作品のようでしたら読むのはチョット躊躇う。攻はカッコイいだが、受のどこに惚れたの全くわかりません。ストーリーは割と王道だが、他の作者さんに書かせたらもっと何かできるじゃないかと思います。生意気言ってすみません(-.-;)