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めちゃくちゃ物分りのいい、センスもいい子猫ちゃんが最高です。
サガンさん家に貰われてからのやきのりちゃんの心理が可愛らしくて。
で、肝心のCP二組もそれぞれに色々あるわけで。そのあたりはやはり原作者の力もあるのかな、どんどん先を知りたくて追いかけて読んでしまいます。この後の続巻も買って読みたいと思いました。
また、小説もあるようなので、そちらも読みたい。
真面目一辺倒で、ダメ男に絆され続けていた津森は淳平と言うある意味今までの男達とは違う人種に出会って変化していきます。
出会いって重要よね。
そして橘高は、ザ、イイ男。なのにサガンには邪険にされてしまうのがまた醍醐味ともいう。
小説のコミカライズではなく、原作付きコミックです。ただし小説の「愛とは言えない」(橘高×サガンCP)とセットで読むことで一つの作品になる仕様。この頃は町屋先生も"新鋭"だったのか…感慨深い。
素性の知れない男を雪の日に拾う、という最早BL界ではテンプレ化した導入です。加えて怪我有り酔っ払い猫付きという役満
真面目で少々空気読めない天然な津森英が、ワンコ系居候の名嘉真(なかま)を拾います。
津森は堅物かと思いきや酔って「恋は落ちるもの」とか言い出したり、天然が露呈してくるから徐々に可愛く見えてきます。
拾った男にお金の話振られたら普通引くと思うが、天然な津森よ。
少し前にリブレさんのフェアをやっていた時に特典欲しさに購入しました。榎田さんは作家買いする作家さまですが、コミカラズということでどんな感じかなと思っていましたが、なんだかとっても良かった。
榎田さんらしいセリフもストーリー展開ももちろんよかったですが、作画されてる町屋さんの描き方が非常にお上手。表情とか、なんていうんだろう、絵から読み取れる空気感っていうのかな。間の取り方がすごく上手でぐいぐい引っ張られるように読みました。
高学歴の英(受け)は人づきあいが苦手。
その英が、淳平と出会い徐々に『人』として成長していく過程がなんともいい。彼の表情の描き方も上手なので言葉のないシーンも独特の空気感がある。
対して攻めの淳平。
なんとなく自暴自棄な態度で、はじめはあまり好きになれそうにないなあなんて思いつつ読んでいましたが、淳平も過去に何かがあり、それが今の彼を苦しめているのだろうというのが透けて見えて、いったい彼に何があったのか、これからどうなるのか、気になって気になってページをめくる手が止められませんでした。
英の最低な元カレとの別れを通して、英と淳平が徐々に心を通わせていく。そこにある二人の感情に「まだ」形がないのもよかった。
あと忘れちゃいけない『やきのり』。
もう、可愛いのなんのって!ちょいシリアスな雰囲気も漂うストーリーにおいて、やきのりちゃんはほっこり癒しの存在でした。
作中に所々出てくる橘高さん×サガンのCP。こちらはメインCPの淳平×英と違って、大人でクールなCPなのもよかった。この二人のお話の作品もあるんですね。買って読まなきゃ。
こんな素敵な作品を今まで読まなかったなんてもったいなかったなあ…。とりあえずお試しで1巻だけ買ってみましたが速攻で2・3巻を買いに走ってしまいました。
巧みで切ないストーリー構成と愛しい登場人物たちを成す榎田尤利さん、そしてその世界を柔らかく温かく、それでいてリアリティをもって描き出す町屋はとこさん。はとこさんと榎田さん、最強タッグだと思います…!
英は一見すると真面目でお堅いサラリーマン。しかしその実猫好きで猫の前ではでれでれしたり泥酔したり、とっても可愛かった。
そして英と淳平のやり取りがなんとも好きです。ただの同居人だけどお互い気を許し合えている関係性、絶妙です。
最後の元彼との別れ、やきのりとの別れの時に淳平が英を慰めているシーンが印象的。気持ちが近づいていく過程にたまらなくきゅんきゅんしました。
原作ありきで興味が持った作品でした。
クリスマスイヴに恋人から別れを告げられ、寂しい気持ちで家路についた。
マンションの前に見知らぬ男がた、
雪降る寒さの中寝ているようだった。
男の懐にはなーーんと鳴く仔猫、
これにやられてしまい
見知らぬ男を部屋にあげる。
男は顔にもあざがあり喧嘩のあとを色濃く残している。
それからこの男と仔猫と3人での生活がはじまる・・・
設定としては珍しくないのですが、
猫好きな私にとっては
仔猫が登場するだけで
萌えまくりです。
この作家さん名前記憶してなかったのですが、イラストは綺麗です。
でも、残念なことに猫が
あまりフィットしていない。
それが始終気になりました。
猫の躍動感がイラストから感じませんでした。
もちろんそこを求めちゃいけないのでしょうけれど、猫好きな方私としては避けて通れず。
作品として大変良かったです。
辛い過去をもつそれぞれが出会う。
揺れる心に気がつきたくない理由があったり
幸せになりたいという思いではないからこその猫との触れ合いにも
ぐっときました。
サガンさんの陰の美しさも
仔猫ちゃんの前ではただの
猫好きの顔に。
小さな動物を通して見える生活は隠せない人間の気持ちをこんなに
簡単に見せてくれるものなのだと
改めて感じた作品でした。