サガン。
ムービックの通販予約特典小冊子。
◆ショートノベル「幸福のかたち」
国貴たちが清澗寺邸に泊った日の行間の物語。
国貴と和貴が語らったその後の和貴。
そして、その翌朝の国貴。
とりあえず、深沢があいかわらずの深沢っぷり炸裂でした。
いや、知ってたけど、ホントこの人はどこまでも心が狭いというか独占欲が強いというか。
せっかくの和貴の国貴に対する余韻を消そうとするなんて…。
ホント自分だけしか残したくないんだなぁ。
けれど、それで和貴も納得してるんだからいいのか。
夜の物音はあの音だろうと思うのだが、同じ行為に及ぶよりも心音を聞いていた和貴がなんだかかわいい。
そして、国貴。
自分の行いを改めて思い知らされて、それがどれほどのことなのかを感じ取って。
改めて離れたくないと思っただろうし、幸せになって欲しいなぁ。
深沢と伏見のやりとりにはいつもどこか含みがあるようでハラハラ(?)させられる部分がありますが、深沢と国貴のやりとりにも何か似たようなものを感じました。
ま、それもこれも深沢が勝手に(?)ライバル視しているようなところがあるからだとは思うのですが(笑)
◆スタッフインタビュー
原作者、清澗寺家の人々とその恋人たちというメインキャストのコメントがぎっしりと。
2004年収録の「この罪深き夜に」から6年に渡って続いてきたシリーズへの思い入れとか、それぞれの役柄についてとか、今回の聞きどころとか。
みなさん、結構真面目に答えてらっしゃいます。
さすがにフリトとかとは違いますよね。
それぞれの役柄を的確に捉え演じてらっしゃるので、その心情について語れる部分が多いのも当然といえば当然。
個人的に読んでて気になったフレーズといえばコニタンの「深沢だけが国貴に対して『NON歓迎』」(笑)
あとは諏訪部さんの「外国人声優」(笑)
そして、固有名詞が伏字になっているのですが神谷くんが言ってた「聖○士」が気になりました。
何故、聖○士になっちゃうんだ…。
っていうか、その喩え何。
世代が世代なものでちょっと反応してしまいました(爆)
あと、みなさん鞠子の行く末を心配してらっしゃいました。
鞠子だけはむしろ家族のみなさんの心配でしたが(笑)
それから、第2部がどんなものになるのか、とか。
第2部では次の世代となりますので和貴と深沢以外は出番がなさそうですが。
この一族のキャスティングがスゴイという話もされていたのですが、第2部がCD化されるとしたら、そのキャスティングもまた気になるところですね。
と、その前に、平安編(でしたっけ?)のノベルスが出て、第2部が出てということになるのでしょうか。
まだまだ目が離せない清澗寺家シリーズです。
ショートノベルはニコニコして読みました。
6年ぶりとなる兄との再会…その全てがいけないこと扱いする深沢が通常運転すぎて最高でした。
普通、好きな人の幸福は自分のことのように喜べるものじゃないですか…。
だけど彼にとっては彼以外のものを和貴に与える気がないので、すかさずの上書き愛撫はさすがすぎて笑いました。
心が狭く独占欲全開な深沢大好きです。
そしてこの頃はおやすみの口づけしてる時かー!!と微笑ましくなりました。
スタッフインタビュー!
ありがたや、ありがたや。
これだけ長く大ボリュームなCDなので、色々知りたかったんですよね。
メインキャストの皆さんのコメントが載っているので、誰推しでも満足です!!
原作も読ませていただいた側からすると声優さんから見たキャラの印象は共感できたりそういう風にとらえているのかーと感心させられたり様々でした。
欲を言えばもっとアレやコレや聞いてほしかった(笑)
フリトとかだと大体あっさりした感想くらいしか聞けないですし声優さん自身のことは知れてもお芝居に対する気持ちとか詳細って伝わってこないんですよね。
なのでこういったインタビュー特典は本当に有り難いと思いました。