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前回のコミックスが私好みだったので購入してみました。今回は短いお話からシリーズモノなどが収録された短編集です。
全体を通して恋が始まるまでのプロセスを描いたお話が多かったせいか展開的にHはなく、せいぜいがキス止まりwwでも学生モノからリーマンモノまでバラエティーには富んでいて、BL初心者や王道ほのぼの系が好みの方にはもってこいの一冊かな。
但し逆を言い換えればエロ重視、濃いお話が好き!って方には物足りないかもしれませんが(笑
*眼鏡の魔法
眼鏡っ子=外すと可愛いは今も昔も最早お約束といっていい位の鉄板シチュwwこうゆうベタな展開私は大好き~!ただ今回ちょっと意表をつかれたのが、受けだけでなく攻めの相模も目が悪く汐野とは反対に眼鏡をかけるとカッコ良くなるって点かな。でもその気持ちよく分かる!普段眼鏡じゃない人がたまにつけてたりすると、それだけで何割か増し素敵に見えちゃう魔法のアイテム・眼鏡ww
相模の言われた一言で急に意識し始める乙メン汐野と、クールそうで意外にヤキモチ焼きな相模の初々しいやり取りにキュンキュンさせられました。
結論から言えば眼鏡があろうがなかろうが好きな人には相手が魅力的である事に変わりはない、というお話。
*春よ来い
泣き虫ヘタレ攻×クーデレ受
幼馴染みの再会モノ?になるのかな?今作品中、攻めが一番のヘタレでした。そして必然的に受けの方が男前ww
*白い箱庭
地味でありがちだけど個人的に好きなお話です。家庭に事情を抱えた生徒と、そんな彼をフォローし、特別に扱う保健の先生。
本人も気付かぬうち、じわじわと大人の術中に嵌められていく子供…という図式が好きなんです。ナイーブな受けをベタベタに甘やかす先生がもっと見たかったな~。
*犬と主人
職場の後輩(ワンコ攻)×美人な先輩
内容はまんまタイトル通りですw
*花シリーズ
リーマン×花屋
立ち寄った花屋で知り合った2人がちょっとづつ距離を縮めていくお話なんですが、私は「花の言葉」が一番好きだったかな。
口に出来ない想いを花言葉にかけて伝える受け。その花に込められた意味を知り、自分も花を贈って気持ちを返した攻め。
キザにも思えるその告白にお互い真っ赤になって照れるシーンが何とも気恥ずかしかったですwwまどろっこしくもあるんですが、でもこうゆう優しい告白シーンは読んでてスゴく癒やされますね。ほのぼの~w
巻末にその後的な4コマのおまけ付き!