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カッコいいのに感情表現が不器用な妹尾とコンプレックスまみれの富里のアンバランスラブ他、ドS外科医×ツンデレ研修医も収録!
表紙は気になってたのですが(特に富里のぶっとい眉毛)
余り好みのタイプの顔でもないのでまずは様子見をしてた次第。
茶鬼さんのレビューがなかったら読んだかどうか・・・。
「凸凹な僕たち」
とにかく見所は富里と妹尾のコンプレックス過剰反応空回り。富里は周り(=読み手)から見て
「あー、今のオマエ、妹尾じゃねぇけど本当に可愛いんだよ、そんなことで悩むなよぉ・・・」
だし、妹尾は妹尾でそのコンプレックスに対して無口で一言足りないばっかりに「特徴だけしか言わない」変な地雷を踏みまくりなので
「あー、オマエ後一言言えよ、そこがスキだって!」
というなんというか凄く「外野になりたい」「二人の男友達になりたい」感を強烈に感じます。
ギリギリのところでフォローが一発当たることでなんとかオチをつけてますが・・・
うん、自分も言葉には注意しよう。結構似たよーな失言やっちゃうんだよねぇ(苦笑)
「ラブ・ホリック」
研修医諏訪と外科医の遠藤。どっちも「屈服させて組み伏せるのが好き」なバリタチ。こういう場合行き着く先はタチ争いの末のリバか、
どっちかが完敗してタチにウケがメロメロかになる事が多いと思うんですが、これはどっちでもない。
なんというか物凄くデレの少ないダブルツンデレがダブルツンデレのままたまにじれたほうが崩れるというのもなかなか見ていてニヨニヨするものがあります。
むしろ焼きもち焼いて焦れるのは立場的にもエッチ的にも上のはずの遠藤だし。君は手のひらの上、なんてフフフと笑ってるつもりでも実はただ単に忙しかっただけの諏訪に振り回されてるのは遠藤じゃね?とか
あと、そこまでいくまでに苦労するだけにこの二人のエッチ、実に激しいですねぇ・・・。こんなエッチしたらごっつい疲れそう。
あと遠藤が意外と「メガネをはずすと若い」というのも野生的なキャラクタとしていいかなぁとか・・・医者って職業はやはりひ弱に見えるし。
なんにせよ
「読みたい感じの内容を丁度いい感じのペース、分量で読ませてくれる」
という事で、いい感じだなと思いました。
「このカップル、横からニヨニヨしながら見てたい」
という意味では完璧です。
久々のオオヒラさんの単行本!待ってましたv
これは好みですが、何かこの作者さんとは波長が合うっていうか、キャラや設定や展開がモロ好みのツボで、自分にははずれがないんですよ!!
それがどこかって言われても、感覚なんで説明できないのがもどかしい~
今回は、表題が見た目も凸凹なら性格も相反する同士な組み合わせ、そしてもう一本のシリーズは鬼畜な医者に負けず嫌いの研修医という、実に自分の好みをついてきていてヤられました!!
派手さはなくて地味なんだけど、すごくイイ!
二組カプの気持ちのすれ違いや持って行き方が断然面白いんです。
チビで眼鏡で地味だけど取り柄なのか、人がいいから他人にいいように使われてしまう富里は、コンパの後憧れていた妹尾と一晩を共にすることができました。
どうせ、一晩だけだからと、いい思い出ができたことで満足していた富里でしたが何故かそれから妹尾がやけに絡んできて、、、えっ?セフレじゃないの??
・・・という具合の始まりです。
何と言ってもポイントは愛想のない攻めの妹尾でしょう!
照れ隠しなのかいつもぶっきらぼうで言葉が足りなくて、思い込んでいて、それで勘違い?
富里が振り回されているようでいて、実は妹尾が一人で思い込んで振り回されている。
余りに表情や言葉に出ない人だけに、その不器用さと無骨さが愛おしい!
富里はごくごく普通だとは思うんですが、これもまた可愛らしい!
ゲジゲジ眉毛に情けない顔、それもチャームポイント。
妹尾が何気に言った「お前の乳首は意外に大きい」を気にして服を脱がないことで妹尾が不安に思っちゃう下りも何かかわいらしい!(本人達は全然かわいくないんですよw)
富里の弟も面白いんですが、げじげじ眉毛は男らしさの象徴!とか、眉毛に比べて下の毛は薄いと妹尾に言われて、濃くしようと剃毛する富里とか、何かちょっとした事象がとても愉快で、とっても普通なんだけど魅力的なキャラクター達ですv
『ラヴシリーズ』は冷静で凄腕と評判の高い外科医と、本当はタチなのにその外科医にやられちゃった研修医とのお話。
これのどこがいいかというと、医者という仕事を通して体の関係を抜きにして研修医が自分のまだまだヒヨッコな部分が悔しいと一生懸命頑張るところかもしれません。
外科医は、元々軽くちょっかいを出すだけだったつもりが、全く自分にメロメロにならずに仕事をきちんとこなして逆に自分がないがしろにされているんじゃないか?って思う若干自意識過剰男な部分もあるにせよ、そんな研修医だからこそ、体の相性だけでなくてどんどん彼に本気になっていってしまう部分が好ましいんです。
自分が振り回しているつもりで振り回されている鬼畜w
こういう、土台がきんとしているのってすごく好感度が高いです!
派手さはないけれど堅実でしっかりしたお話を描かれる作家さんだと思います。
本編番外のコネタが楽しいのはもちろんですが、表紙カバーをはずした本体のマンガも見逃さずにネv
ドS先生のああ、勘違いが楽しいですw
表題作は堪らなかった。
辛抱たまらんぐらい萌えさせていただきました、ありがとうございます、んでもってご馳走様です!
まず、体格差。
そして、攻め受けの真逆な性格。
感情表現・愛情表現がふたりともへたっぴ。
それによって起こるすれ違いと思いこみ、誤解。
思いが通じあっている恋人同士と思っている妹尾に、実は片思いしている妹尾と体だけの関係になっちゃったけど自分を相手にしてくれていることが奇跡と思っている富里。
ふたりが『相手』と『自分との関係』の齟齬に気が付いた時の、妹尾の衝撃的な表情が印象的でした。
感情表現や言葉が足りなかったからの食い違いですが、その部分ももやもやもじもじもんもんしながら読めて楽しかった。
一押しなのは、ふたりがお布団で一緒に眠っているシーン。
掛け布団からはみ出た妹尾の足を見て、お布団の中でまだ端っこまで余裕のある自分の足を確認して、こんなに対格差が・・・とほわっとした後にガクッ(自分がチビだなぁ)とする富里。
イイ!この体格差表現イイ!
あと他の方も書かれていますが・・・!
乳首。
乳首の表現がなんともいえないものでした。
陥没が・・・弄ると・・・ね?
全部ひっくるめて可愛かったです。
後半はドS医者×研修医のお話。
このお話も面白かったです。
攻めだったのに、ドSな凄腕外科医・遠藤に捕まったばっかりに受けに転向しちゃった研修医・諏訪。
自分はされる方ではなく、する方だ!と思っているのに、遠藤にかかればあれよあれよと気持よくされちゃって。プライドで抵抗しても、やっぱり相手の方が上手。ここは経験差と年齢差かなー
遠藤の傲慢さ強引さに振り回されていると見せ掛けて、実は諏訪が遠藤を知らずに振り回しまくっているところも楽しかったです。
傲慢なドSさんが自分のペースを乱される、けれどそれを相手の前ではおくびにも出さない。そんなシチュが楽しかったです。
おおひらさんの中編作品2タイトルどちらもとても面白かったです!
ちびでメガネで太眉の富里(受け)は、片想いしていた妹尾(攻め)と一夜を共にします。
幸せな想いで目覚めた富里ですが、地味な自分なんかが妹尾に想われているはずがないと、コンビニへ出掛けた妹尾に何も告げず帰宅します。
そこから二人のすれ違いが始まります。
地味な自分なんかがと思う宮里と、そして言葉も少なく不器用な男、妹尾。
宮里の健気さが可愛くって、何度胸キュンしたことか!
彼の行動、思い、全て可愛くってたまりません。
是非是非読んで頂きたいです。
ヽ(*´∀`)ノ
大好きなシリーズの1作目です。
乳首攻め好きな方にはぜひともこのシリーズを読んでもらえたらと思います。
受けが大きい乳首を気にするけど、「男にはビジュアルも大事なんだよ」と。
見たいんだ、気にすんな、可愛いんだと攻めが強引に持っていくところが好き。
そのセリフ、相手が男でも使えるんだねーとは思いましたが。
でもコンプレックスをチャームポイント(?)に変えてしまう強引さはかっこいいです。
半分くらい…半分以上?別のお話が収録されているのが残念。医者もの面白いんですが、もっと表題作を堪能したかったな。