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表題作薔薇の楔〈前編〉―薔薇の名前3

瀬名勇
芸能プロ社長,第三の存在
山上彬
16歳,封殺師

あらすじ

法王庁から離反した封殺師・山上彬は、瀬名を守るため弟の菜津央とともに瀬名のマンションで居候を始めた。ところが夜毎奇妙な夢に悩まされる上、瀬名と菜津央が彬をめぐって冷戦状態なので、彬は頭が痛い。
そんななか「第三の存在」の一人である人気歌手のフィラードが来日する。フィラードは何故か彬に強い関心を示し、瀬名を苛立たせるのだが…。
そして一層深まる「第三の存在」の謎に彬たちは!?

作品情報

作品名
薔薇の楔〈前編〉―薔薇の名前3
著者
水戸泉 
イラスト
青樹緫 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
シリーズ
薔薇の名前
発売日
ISBN
9784829651452
3.4

(7)

(1)

萌々

(2)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
23
評価数
7
平均
3.4 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数1

エロに関してご都合設定てんこもり

攻め以外の男から鬼畜なことをされるので、苦手な方はご注意。

法王庁と対立する「第三の存在」と目されている瀬名の手を結果的に取ってしまった彬は、離反することになる。
瀬名を守る為に、弟も一緒にマンションで同居をすることに。
「第三の存在」のもう一人で、新興宗教薔薇十字団の教祖で人気歌手のフィラードが来日し、彬に興味を示す。

弟と一緒なので、彬に手を出せず瀬名が悶々としています。彬も、そうですけど。
瀬名なら弟なんか気にしなさそうなので、珍しい感じに煮詰まっている姿が可愛らしかったです。
瀬名VS弟の菜津央で対立するしで、彬の気が休まる暇なしです。
ようやくいい感じに恋人オーラが出てきた気がしますが、素直じゃない二人なのでまだまだまだでしょうね。その素直じゃないっぷりが、たまらなく好きですが。
喧嘩しあっている方がラブラブな気がするのは、この二人ぐらいです。

ここからネタバレで、フィラードは彬に関心があって、菜津央をさらった上で更に彬も拉致することに成功。
攻め以外の男、フィラードから、性器にピアッシングされることに。
それでいて、彬自身には全く痛みはないという優しい?設定です。
リングにはルビーがついていて魔封じの能力があるので、妖力の源である精液を出すことが出来ない。
ということて、外さない限り出せないということで、いつもの美味しい感じなご都合設定です。
更に、後に塗ったジェルは、直腸の奥の前立腺を刺激して、粘度の高い体液を分泌させる効果があって、彬に痒くてたまらない気持にさせる。
そして、その痒さは、精液でしか中和されない。
なんという鬼畜エロに至れり尽くせりなアイテムなんだろうと、呆れるを通り越して感心してしまうレベルでした。
ここまでいってしまう水戸泉先生が大好きです。
さらわれておきながら何もおきないとか、攻めがいい所で救出とかが、滅多に無い所が好きです(少数派でしょうけれども)
攻め以外の男にという茨なものが好きなので、この巻はかなり萌えました。
3巻の前編なので、次巻の後編もそんなティストありなので、苦手な方はご注意。

エロ:★5 欲求不満からの激しいもので、素股、フェラ、カーセックス、ピアッシング、攻め以外の男からも激しくと、相変わらず盛り沢山。
総合:★5 茨な設定が好きなので、中々出てこないシチュなので楽しかったです。

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