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表題作ブラッドエクスタシー

瀧野
麻酔科医
水島
産婦人科医

その他の収録作品

  • エキセントリック・グレイ

あらすじ

麻酔科医の瀧野は、近頃『ジキルとハイド』に心を奪われている。『ジキルとハイド』とアダ名されている産婦人科医・水島に。普段はクールなのに、手術室では瞳の輝きが違う彼のもっと深い部分に触れたい。瀧野はその欲望を叶えるため、血のような真紅のインテリアに彩られた水島の部屋で、強引に彼を抱くが――。書き下ろし表題作に『エキセントリック・グレイ』を処方した、シークレット・ラブ・メディスン登場!!

作品情報

作品名
ブラッドエクスタシー
著者
前田栄 
イラスト
真東砂波 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403520112
2.6

(3)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

中編がふたつ

血を見て興奮する男(受け)と、そんな彼の歪みに惹かれた男(攻め)の話。
どちらも医者で、大人の雰囲気漂う作品でした。
サイコなストーリーになるんだろうなと思いながら読んだんですが、想像よりずっと大人しいお話でした。どうせなら、相手の皮膚を食い破る場面ぐらいは欲しかったなw
ただ、あとがきを読む限り、書き直す過程のなかで大人しくなったようです。もったいない!
攻めは申し分なかったです。飄々としてるのに強引って、すごく好きなタイプ。
サイコな場面が少なかったのは残念ですが、面白かったです。

『エキセントリック・グレイ』
こっちの作品も、攻めの突き抜けた性格が好きでした。
すがすがしいほどの開き直りっぷりなので、逆に憎めない感じ。

中編ふたつとも、ストーリーがしっかりしてて、とても面白かったです。

0

しっかり描かれすぎて…

真東砂波さんイラストの作品が珍しいなーと思って読みました。(高校生の頃、ドキドキしながら「FAKE」読んでたなぁ…懐かしい)

エキセントリックなあらすじとは裏腹に、お仕事のことがしっかり描かれたお医者さん同士のラブストーリーです。知らないことも沢山あって「ほほう…」と思いながら読みました。

が、如何せんしっかり描かれすぎててちょっとグロかったです。私は採血されるのも得意だしスプラッタホラーを見てもそんな風にはならないのですが、体調が悪かったのか読んでいて貧血のような症状になり、はぁはぁ言いながら読み終えました。二人の恋愛がどうだとか頭に入ってきませんでした…。

「しゅみじゃない」評価もなんか違う気がしますが、これで。

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