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血を見て興奮する男(受け)と、そんな彼の歪みに惹かれた男(攻め)の話。
どちらも医者で、大人の雰囲気漂う作品でした。
サイコなストーリーになるんだろうなと思いながら読んだんですが、想像よりずっと大人しいお話でした。どうせなら、相手の皮膚を食い破る場面ぐらいは欲しかったなw
ただ、あとがきを読む限り、書き直す過程のなかで大人しくなったようです。もったいない!
攻めは申し分なかったです。飄々としてるのに強引って、すごく好きなタイプ。
サイコな場面が少なかったのは残念ですが、面白かったです。
『エキセントリック・グレイ』
こっちの作品も、攻めの突き抜けた性格が好きでした。
すがすがしいほどの開き直りっぷりなので、逆に憎めない感じ。
中編ふたつとも、ストーリーがしっかりしてて、とても面白かったです。
真東砂波さんイラストの作品が珍しいなーと思って読みました。(高校生の頃、ドキドキしながら「FAKE」読んでたなぁ…懐かしい)
エキセントリックなあらすじとは裏腹に、お仕事のことがしっかり描かれたお医者さん同士のラブストーリーです。知らないことも沢山あって「ほほう…」と思いながら読みました。
が、如何せんしっかり描かれすぎててちょっとグロかったです。私は採血されるのも得意だしスプラッタホラーを見てもそんな風にはならないのですが、体調が悪かったのか読んでいて貧血のような症状になり、はぁはぁ言いながら読み終えました。二人の恋愛がどうだとか頭に入ってきませんでした…。
「しゅみじゃない」評価もなんか違う気がしますが、これで。