ボタンを押すと即立ち読みできます!
心を奪った憎いおまえ もう二度と離さない
マフィアの後継者の攻め様と運命に翻弄される
普通に日本で育った受け様との不器用な恋です。
マフィアものと言ってもこの作品では
それらしい抗争が起きる事はありません。
ただ、受け様と攻め様が互いに最後まで言葉での
コミュニケーションが取れないんです。
かなり変わってる設定ですよね。
bodyトークオンリー?まぁ、それも有りですが
目は口ほどに物を言う、そんな感じでしょうか。
互いが一目ぼれ見たいな内容ですが前半は
甘い雰囲気の気の字もない、受け様にとっては
痛いだけの展開でしたね。
受け様は、実はマフィアのボスの孫なんです。
そしてそのボスが病になり後継者争いに受け様が
巻き込まれて、攻め様は敵側に連れ去られる前に
受け様を拉致します。
日本語を話せる側近を受け様の傍に置いて軟禁。
その側近と仲良くしてる受け様に嫉妬で
凌辱しちゃうのです。
言葉が全然通じないからすれ違うばかりなんです。
後半は言葉は通じなくても行動や、目で語り合う感じ。
でも、読んでるとかなりもどかしいですね。
ラストでも、愛を囁くシーンは通訳で・・・
たまには、こんなお話もありでしょかね。
中途半端なま終わってしまった気が…後継者争いとか何だったんだろう。
確かにお話としてはハッピーエンドなんですが、何でしょう。このモヤモヤした読後感は(笑)
攻めのファウストはイタリア人で日本語は全く話せず、藍もイタリア語は全く聞き取れないし話せもしない。そのため彼の部下であるウノが通訳になっているのですが、もうこれが気になってしょうがない!
逃げ出した藍に対して激怒するファウストの言葉を、同時進行で通訳してるのにもの凄く違和感。
だから言葉が通じ合わなくとも、ファウストと藍が二人きりのシーンの方が安心して読めました。
農村に滞在して二人で過ごす内に心を通わせていくのが良かったです。キスしまくりで甘々な雰囲気。エッチの時の藍の感じ方が、凌辱の時と全然違っているのも萌えです。
ラスト間際のウノ再登場にテンションが下がりました。ウノ自体が嫌な訳ではないのですが通訳がダメなんです。
案の定、ファウストとダニエラの会話も通訳し、ラストの告白シーンまで通訳…もう一気に興ざめですよ。
確かに通訳がいないと会話が成り立たないけど、愛の言葉もウノの通訳だと思うと素直に萌えられない。自分が気にしすぎなのかもしれませんが、一度気になってしまうととダメみたいです。