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……なんつーエロかわいいアイテムだ
真崎さんのもふもふシリーズ3作目ですね。正直なところ、私は前2作はあまり好きではなかったんですよ。もともと『もふもふ』が特別好きってわけでもないので(避けるほどキライでもないですが)。
だからこれも、読むのをちょっと迷ったんですが、真崎さんはよっぽどでないと読む作家さんなので、まあ一応は、と手に取りました。
結果的にはよかったですよ、シリーズではいちばん好きです。とにかくハクト(受)ですよ。いやあ、可愛かったです。タイトルが『もふもふするがいい』なので、もっと高慢な王子(女王)様かと思ってたんですが、違いましたね。単なる口調?
ハクトみたいな天然受は好きなんです。天然で純だけど、ダメじゃないところがいい。皓哉(攻)は絵に描いたようなヘタレでしたね。好きなんですよ、ヘタレ攻!このCPはいいですね。ほのぼのというか和みます。大好きですね~。
まあ、いろいろと突っ込みどころは満載なんですが、こういうケモミミ系・なんちゃってファンタジー(?)は、そういう細かいところは気にしちゃダメなんですよね、きっと。でも、それでも面白かったからいいや。
どこかで作品のタイトルを初めて目にした時、
サブタイトル『もふもふするがいい』を一目見た瞬間からハマってしまい、
特典ペーパー付きの新刊を直ぐに見つけてタイトル買いしました。
購入する時に、この本が第3弾だというのを知り、揃えた後に読もうと
考えましたが、我慢しきれずシリーズの中で最初に読みました。
前作までの本を読まなくても大丈夫ですが、やはり初めから読んだほうが
もっと面白味が増しただろうな、と、読んでみて思いました。
作中では この「もふもふするがいい」というセリフを
使用していないのですが、使ってほしかったなと思いました。
また、読む前は、受けのハクトは気高くて少し上から目線な
性格かな?と想像していました。
しかし、予想とは全く違っていて、少し天然が入っているものの、
独学で勉強して意を決して日本に来る姿は逞しいと思いました。
日本の生活に慣れようと努めたりして、素直で謙虚だと思いました。
ストーリーも可愛いお話で良かったし、人物設定や舞台設定、
桜城先生の挿絵も良かったです。
また、表紙絵で、肉球の中に「もふもふするがいい」と
書いてあるのが可愛らしくて、とても良いです。
もふもふ度は、★★★でした。
ハクトは可愛らしいというより好青年の印象で、
白くて綺麗で高貴な尻尾をモフモフしたいというよりも、
丁寧にブラッシングをして観賞したいという気持ちのほうが
強かったです。
今回の評価は「神」と「萌×2」と「萌」で迷いました。
まずサブタイトルについて、私の中では「神」評価ですが、
これが作品の中で実際に使われていたのならまだしも、
作中では使われていなかったので、「神」にするのもどうかと思い、
「萌×2」にするかどうか迷いました。
読んだ直後は、全体的に、あまり迷うことなく「萌」かな?
と思っていたのですが、レビューを書くにあたり、
何度も確認したり読んだりしてみると、
「萌」より「萌×2」のほうが良いかなと思えてきました。
苦手とか嫌な要素は無かったので、最終的に「萌×2」にしました。
そうゆうことで。
ついに3作目のもふもふシリーズ、
今度は人狼族の国の塔の中の王子様ですか。
ファンタジーですな。
もう、どうせファンタジーなんだから、普通にラブラブバカップルのドタバタを楽しんで、
兄弟揃って子孫を残せないような伴侶とくっついちゃったり、不法入国&非人間との合法的同居のための面倒な現世の手続き的なことは、まるっと「なんとかしちゃいましたぁ」で、ざっくりすましちゃう、この潔さがイイ。
あ、あと、クロが地味に嫉妬するあたりが、なんか、萌。
帯『……なんつーエロかわいいアイテムだ』
タイトルに~もふもふするがいい~とあるし、王子受というのでこれは今回はてっきりえらそうな俺様王子かなーと思ってたんですが、予想と違って実に素直で可愛らしい王子様でした。
隠されてはいるものの実は密かに存在している人狼国、ハクト〔受〕はそこの王子なのですが、他に義兄弟が沢山おり更にアルビノという事で忌み嫌われて軟禁されています。
彼はついに日本へと密航し、公園で酔っ払った皓哉〔攻〕に保護されるのですね。
しかし何故か狼化する事が出来なくなってしまったハクト。
けれど発情する事で出てきますよーーー!!もふもふ尻尾が!!
アルビノなので真っ白な毛並みでしかも性感帯でもあるという…帯通りにまさにエロかわいいアイテムですよ!
前作のメインカップルも登場しますが単作で読んでも問題ないです。
でもやっぱり前作を読んでいた方が楽しめるかな。
もふもふ萌えの方は是非!
特製カレンダーはシャレード文庫発売日に肉旧マークがついてて可愛い!
もふもふも3作目♪しかも外人で白もふもふデスv
副題が~もふもふするがいい~っていうから高慢な女王様(俺様)もふもふなのかと思いましたら・・・ちょっと天然風の一途でかわいらしいもふもふ!
そして、お相手となるのは前作クロの恋人となった朔哉のお兄さん!
そういった条件がそろった為か、すごくお話は単純明快。
お兄さんの気持ちが決まればもう、クリアって言う感じでライトでさくさくっと行けちゃいます。
人狼の王国の王子であるのに、忌み嫌われる白い毛を持って持って生まれた為に忌み嫌われ、塔に幽閉されて育ったハクト。
彼が興味を持った日本へ抜けだしてきて、そして偶然酔っぱらいと化した皓哉と出会い、彼が家へ連れ帰ってくれたことからお世話になることに。
外の世界を知らないハクトは純粋で人を疑う事をしらないから、
出会ったのが皓哉でよかったよねーv
彼はそう面倒見はいい方ではないらしいのですが(朔哉談w)。
ハクトの身の上に同情し、また涙を流す姿がかわいくてドキっとしちゃう。
素直に人狼である事実を告げて変身してみせようとするのが、、、できない!?
日本に来たら、人狼を研究している黒河を訪ねたいと思っていたハクトなので、朔哉の家主(っていうか内密ですが恋人ですよねw)が黒河ということがわかり、彼の元へ訪れて、狼に変身できなくなった理由と、どうしたら変身できるかを尋ねるのです。
クロの指導の元、皓哉の助けで発情し、尻尾が出ることに成功したハクトですが、その翌日から皓哉の態度がよそよそしくなるのです。
朔哉と皓哉の友人、芳典が活躍します。
外務省に顔が効くおじいさんを知ってるといって、ハクトの国の事をしらべたり、後に手続きをしてくれたりと、、いい奴なんですよね。
また、ハクトが皓哉に胸がドキドキすると言えば、それは恋だと教えてあげるしww
皓哉は、ハクトを発情させた時に覚えたその感情にヘタレに変身しちゃうw
ハクトを拾った時も、芳典が背中を押したからハクトの世話を見ることになったし、元来ヘタレ気質なのかもww
それに、何より恐れているのがエッチの最中に狼に変身したら大変とか・・(爆笑)
もう最後はそこが心配なのかよ!?って、つっこんだ、つっこんだ。
ハクトが飼い主を信頼している健気なワンコみたいでかわいかったです。
本家の人狼(なんといっても王子様ですから!)いつか、狼に変身できる話にしてほしいと思ったのですが・・・そうなると獣姦になってしまってダメなのかな~?ってwww
また、もふもふがシリーズで続くのを愉しみにしていますv