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表題作Wild and tough

多紀
バーの店長
織田ミツル
19歳(勘当されて無職)

同時収録作品Love train

高屋敷多美男
社長
山崎トール
秘書

その他の収録作品

  • 履歴書

あらすじ

ろくでなしにも愛は必要! 19歳のミツルは定職につかず、女の家を転々としているヒモ男。けれど、とうとう同居人を怒らせてしまい、一晩5万で男に売られた上、家から追い出されてしまう。行くあてのないミツルは、自分を買った男と同棲をはじめることになるのだが!? 夜の街を駆け抜けるエモーショナル・ラブ!

作品情報

作品名
Wild and tough
著者
笠間瑠美(笠間留美) 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832281028
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ワイルド=×、タフ=○

 女のヒモ生活をしているミツル19才。同居の女に一晩5万で売られて…。
 ワイルド&タフと言うタイトルの、ワイルド=多紀、タフ=ミツルなのだと思いますが、確かにタフな主人公です。すぐに多紀のペットになり下がって、おもらしまで披露しちゃうし、多紀の店の従業員の及川たちに弄ばれても「あんなことはなんでもない」とこたえた様子もなし。
 方や多紀の方は全然ワイルドじゃなかった(笑)自分はSが入っているからと言う割に、肝心なプレイはボカして描かれていてミツルはロクに抵抗もしていません。そしていつの間にやらすごくミツルに執着しています。
 ミツルも多紀を好きになってしまい「飽きたら捨てる」という言葉を気にして、飽きられないようにするにはどうしたらいいかと悩んでいるところに及川が仲間を連れてやってくるのですが、このシーンが面白かったです。いつもの笠間作品ならここで及川たちにレイプされてしまう展開ですが、ミツルは自分のペースに巻き込んで「自分の知らない多紀のこと(過去)を教えてくれ」と恋する乙女モード全開で必死に聞き出そうとして、及川たちも呆れつつも絆されちゃってます(笑)
 多紀と店の社長でもある父親の関係と、ミツルと父の関係の修復も絡めたハートフルな展開は笠間作品には珍しく、全体に軽いタッチの作品でした。
 ミツルのタフさが楽しい作品でしたが、最初の方で「体は許しても唇は許さない」という設定があったので、最初のキスのシーンをちゃんと描いて欲しかったなぁと思います。見どころのはずなのにほとんどのキスシーンで唇がくっ付いていないじゃないですかっー(>_<)

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