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女のヒモ生活をしているミツル19才。同居の女に一晩5万で売られて…。
ワイルド&タフと言うタイトルの、ワイルド=多紀、タフ=ミツルなのだと思いますが、確かにタフな主人公です。すぐに多紀のペットになり下がって、おもらしまで披露しちゃうし、多紀の店の従業員の及川たちに弄ばれても「あんなことはなんでもない」とこたえた様子もなし。
方や多紀の方は全然ワイルドじゃなかった(笑)自分はSが入っているからと言う割に、肝心なプレイはボカして描かれていてミツルはロクに抵抗もしていません。そしていつの間にやらすごくミツルに執着しています。
ミツルも多紀を好きになってしまい「飽きたら捨てる」という言葉を気にして、飽きられないようにするにはどうしたらいいかと悩んでいるところに及川が仲間を連れてやってくるのですが、このシーンが面白かったです。いつもの笠間作品ならここで及川たちにレイプされてしまう展開ですが、ミツルは自分のペースに巻き込んで「自分の知らない多紀のこと(過去)を教えてくれ」と恋する乙女モード全開で必死に聞き出そうとして、及川たちも呆れつつも絆されちゃってます(笑)
多紀と店の社長でもある父親の関係と、ミツルと父の関係の修復も絡めたハートフルな展開は笠間作品には珍しく、全体に軽いタッチの作品でした。
ミツルのタフさが楽しい作品でしたが、最初の方で「体は許しても唇は許さない」という設定があったので、最初のキスのシーンをちゃんと描いて欲しかったなぁと思います。見どころのはずなのにほとんどのキスシーンで唇がくっ付いていないじゃないですかっー(>_<)