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マスコさんのアクアといえば『犬日記』だよなっ!というわけで、また主従関係ものかと思いきや、ホンモノの犬と飼い主だったという…意外すぎておののいた(笑)
もっと意外だったのが、マスコさんだというのに、アクアだというのに、エロなしで終了
ってどゆことだよえええっ?ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!どっちが上なんだかわかんないままじゃまいか!
獣姦ものってことで規制でもあんのかしらとプリプリしながら次のお話に進むと、今度は猫と飼い主のお話って、もうなんでしょうかこれ(笑)
こっちはしっかりいつものマスコさんらしく、開始8ページで濡れ場突入でした。
このミーコなる黒ブチ猫ちゃん、トムとジェリーに出てくるブッチに似ていてとても好し。私こんな子供アニメでも、ちっさい頃から脇キャラ好きだったんだな~トホホ…そんな話はいいんですけど、ワンコのときにもちょい役で出てきていたミーコが、主役になったこっちの話ではアゴにヒゲまで蓄えて、三白眼だしひとつもイケメンじゃないし、マニア向けとしか思えんとこが、好きすぎる(褒めてますよもちろん)
そのあとは兎と飼い主、ゴリラと後輩というラインナップ…マスコさんのすごいところは、ショタとしか思えないのに高校生設定だもんだから、あれ?おかしいなこの二本の線曲がって見えるのにほんとは真っ直ぐなの?みたいなトリックアートのようなところですよ。喩えが余計にわからんか。
裏表紙なんて、ほんわか癒し系の漫画としか思えないもの。そのギャップが素敵です。
幼児体形で淫乱なアホっ子に萌える日が来るなんて、思いもよりませんでした。
吉池先生の漫画をいくつか読むうちに、好みでないはずの幼げな受がだんだん可愛く見えるようになっていたのですが、遂に『ふあふあびっち』の受、ウサギ小僧のきなこに落ちてしまいました。
ウサギしっぽがぴょこんと突き出たショートパンツに、ニーハイソックスといういでたちで、お菓子をぽりぽり食べながら漫画を読んでごろごろしていたくせに、飼い主のたかしくんが帰ってくるとばったり倒れて、「ウサギは寂しいと…死んじゃうんだヨ…」なんて泣くんです。
叱られたのが不満で、足をどんどん踏み鳴らすところも、ウサギらしくてとても可愛い。
エロ場面で慎みや恥じらいのない受には萌えない私が、「びっち」とタイトルにはあるけれど、気持ちはたかしくん一筋、素直で一所懸命な、きなこの開放的で明るいエッチには萌え萌えでした。
吉池マスコさんの人外ものを集めた短・中編集。
表題作は、飼い主を助けようと人間になった犬、バッハの話。ただひたすらご主人さまに尽くそうとするバッハが健気です。
ご主人さまに気持ちを伝えようとして、隠れて文字を書く練習をしたりと、あまりの健気さにホロリ。絆されたご主人さまも体を許してしまう。
他に、ゴリ男のミーコ(猫だけとタチ)とメガネ優男のご主人さまカップルあり、あざとかわいいうさぎとヤ○ザのカップル、ゴリマッチョ先輩とかわいい後輩など吉池さんお得意のカップルが目白押しでした。
好きな作家さんなので評価が甘めかもしれませんが、とにかく癒やされるしHだしで満足の1冊でした。
小椋ムクさんの代表作に猫が人間化する「センチメンタルガーデンラバー」がありましたが、あちらのワンコ版?というかダイレクト表現版というか、赤裸々版というかwww
やっぱりマスコさん♪という実に楽しい本でした。
ワンコの他に猫もあるんですが、ワンコがワンコなら猫は・・・(爆)
表紙のワンコもかわいいじゃないですかv
エロマンガ家の神田が彼女とペットショップで見つけた仔犬がバッハ。
でも彼女は神田の職業を理由にバッハを置いて出て行ってしまい、以来バッハと二人暮らし。
寂しい神田の涙を見てからバッハはご主人様の役に立ちたいと願うのですが、いかんせん犬。
ある日ご主人様が車にひかれそうになったところを助けると何とバッハは犬耳尻尾のついた人間に!?
ご主人様思いのバッハのその姿に感動・・・・いや・・・笑います!!!
バッハはしょっちゅうスリッパをかじるんですが、それは何と発情期!
モヤモヤするその気分が何だか分からずに人間の姿のまま、ご主人さまの上に乗って腰振ってる姿に笑いがとまらんデス!!
そんな面白い風景なのは、元はバッハは犬だからで、
それが人間の姿で健気で不器用な姿をみせるから、とってもいいのです!
その健気さはご主人様の神田でなくてもちょっとウルっとしちゃうくらい。
マンガの事で落ち込む神田を慰めようとするバッハに字もよめないくせに!と八つ当たりするんですが、実はバッハは字の読み書きの練習をしていたとかね、
ちょっとイイ話っていうのになってますよ、ほんとう。
さて、この二人どちらが受け攻めか朝チュンになってるんでわからんのですが、間違いなくワンコ攻めです♪
それ以来スリッパをかじらなくなったって。。。
『ぼくのミーコ』はバッハ編で、バッハに色々とアドバイスをしてくれる猫又のミーコが主人公。
彼もまた自分を拾ってくれたご主人様が大好きで、ご主人様がお風呂で溺れそうになっているのを助けた時に人間に!?
このミーコ、すごい腹黒そうな顔してけっしてかわいくないんですけど、妙にかわいいんです。
やんちゃで、自分勝手だけど、でも、でも、ご主人様だ~い好き!のラブが溢れてる。
ヒゲがあってワイルドな外見に似合わない名前ミーコがツンデレ発動してご主人様に尽くす姿もまた一興です。
もちろん、こちらはミーコが攻めです♪
『ふあふあびっち』はうさぎーーー!しかもショタ風味女装デスw
やくざの下っ端・隆が飼ってるうさぎがきなこ。
部屋で彼女とエッチしてる時、突然「ぼくの前でそんな女とエッチしないでー!」と叫んで人間の姿になったきなこが現れるw
きなこはエロくて淫乱なんですが(受け)、これうさぎって一度やると止まらないっていう設定をもってきてるのかな?
きなこは、バッハやミーコと違って健気だけど生活能勅はなくて、かわいい専門(爆)
魔性のうさぎというのが彼なりの健気の証かも?ですねw
『ゴリ男の片想い』と『ミミモエ部長』はマスコさんらしい一作。
柔道部の岩城部長が密かに恋してるマネージャーのゆきお。
結論からすると両思いだったんですが、ゴリ男とショタ風味の組み合わせ萌えデス
後半は母親が町内旅行に出るからとゆきおをお泊りに読んだ岩城部長が、寝ているゆきおに猫耳つけてエッチするってそれだけなんですが(w)
ゆきおのパジャマにーーー!!いくらかわいいからって、ショタ風味だからって、、、これはーこれはーー大爆笑してしまったのでした。
基本どの作品も、相手を好きで好きでしようがないというLOVEにあふれた作品。
特にバッハとミーコの話は笑いの中にも切なさがあったりして、マスコ作品が好きな所以である特徴が出ている作品だと想いました。
絵的に好みの別れる作家さんだけど、ハマるとすごくいい作家さんなんですよ♪
なんというか、なかなかにインパクトの強い作品です。
タイトルからして直球というか、そのまますぎる。
犬、猫、兎と姿は違えどご主人さまへの一途な愛は皆同じです。
でもその愛が斜め上すぎて、おかしな行動をとって飼い主を困らせてしまうのが笑えます。
喋り方、思考回路、行動・・・すべておもしろくてクスクスしながら読みました。
表題作の犬カプのHシーンがないのが少し残念でしたね。
あと、バッハが人間の姿で汚いボロボロのスリッパをガジガジ噛んでるのがシュールでした。