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あなたは、人々の業を背負った孤独な王――
もう大好き過ぎます!
日本お伽噺BL!新刊出ないんですかねー。
読みたいなぁ。文善やよひ先生の作品。
本当に独自の世界ですよね。
好きな作家さんの脳の中を覗いてみたいですね。
切なくて痛くて悲しいけど最後はハッピーエンドです。
好きになっちゃったらもう誰にも止められません。
ツクヨミさん美しいです。
手を出しちゃいけない人が相手だとめっちゃ萌えます(笑)
大正メビウスをプレイした時にツクヨミの名前とか出ないのかとちょっと期待してました(笑)
こういうの古代スペクタクルロマンって言うですね。
前回のコミックスが面白かったので衝動買い。
絵柄的には好みじゃないのよなぁ・・・は、毎度のことなのですが、
ファンタジー風味な雰囲気に飲まれました。
こうかもしれない、こうなるかもしれない、けれど今を・・・な結末が
なんだか胸に染みました。
いつかこうなってしまっても。。。相手を想う気持ち。
忘れてゆくであろう想いと、忘れてしまった記憶。
けれど今二人は確実に一緒に居て
それが切なくもあり嬉しくもあり、ホロホロっとさせてくれる部分でした。
その後の二人の時間は長いのか短いのか。
ツクヨミはいつまでツクヨミとして側にいるのか。
あの手紙に書かれていた言葉とは。。。。
今が幸せならそれでいいじゃん(・∀・)という捉え方もあるのですが
なんだか過去と未来と入り交じって考えさせられるお話でした。
後半のお話は現代もの。
悪くないんだけど、個人的にはやっぱり前半の話の方が好きかな
デビュー単行本が蛇神の切ない恋を描いた、和風ファンタジーで注目した作家さん。
独特の個性的な絵柄は好みが分かれるかもしれないが、再び和風ファンタジーで心に響く話を見せてくれました。
再会の物語なのですが、とても切なくそして甘いのに悲しくて、しみじみといいなーと思わせる素敵なものでした。
人間の住む世界”現世”と人ならぬものの住む世界”常世”
その常世の王・ツクヨミというのは、実は人間が常世の悪しきものが現世を脅かさないようにする為に人柱として送り込んだ人間がなるのだという。
村のはずれにある旅寓は、そんな常世のものを迎えるための宿。
ある事件で家を勘当されていくあてのない天野は、この宿のオーナーに拾われて従業員をしている。
この宿に、ツクヨミがやってくることになるのだが、彼の顔を見た時、天野は海に身投げして行方不明になった幼馴染に似ていることに気がつく。
ツクヨミは自分が人間であることを知っているが、現世にいた時の記憶はまったくないという。
宿にこもりっぱなしで、傲慢な態度のツクヨミに天野は反発を覚えるが、彼がその幼馴染ではないかという疑念が深くなるにつれて、、、
ツクヨミは記憶が全くないので、自分が常世の王であることに対して絶望とかはしていないし、現世に対して未練を感じているふうでもない。
ただただあくまでもツクヨミであり、ツクヨミとしての掟を守っている。
多少、現世での事を思いだして天野に聴かせるのだが、それでも天野を思いだすことは一切ないし、その過去に対して郷愁も感じない。
だから余計に天野の苦しさ、切なさ、彼へ対する思いが大きくなっていく様が手に取るように伝わってくる。
ツクヨミが常世に来た理由。
それは実は切ない片想いだったのです。
彼の家柄は代々ツクヨミを排出する家だったのに、彼は選ばれなかった。
選ばれたのは、彼が好きだった同級生。
彼を殺したくないと自ら身を投げ常世に来たという、本来はツクヨミになるはずのない人だったという事実が天野に解った時、
天野の気持ちは最大に彼が愛おしくなるのでしょう。
そして、天野はツクヨミの仮宿になると約束するのです。
書下ろしで、天野が宿あてに送る手紙があります。
この話もまた胸を打ちます。きっと天野も記憶がなくなるから・・・
この物語、ツクヨミの髪の長さが素敵です。
また常世の小鬼達が天野になついてコロコロしている様が大変にかわいいです。
健気な愛も押しつけがましくなくて、切なさを含んだ健気は萌えますね♪
もう1本は現代もので幼馴染のトラウマを元にしたお話でした。
自分のせいで足にけがをさせて後遺症を残してしまったことからすれ違った二人のお話は、前編は大変に切ないエンドを迎えているのですが、後編にはいって驚愕の!!
飛行機内のトイレでエッチしないでくださいね(爆)
何だか散々に切ない、切ない、と書いてしまいましたが、その後の彼等はとても幸せなのです。
そしてほのぼのしていることは間違いないはず。
そんなおまけ4コマ漫画が巻末にあります。
文善さん、ストーリーがすごく好きです。
今度はどんな世界を舞台にして、どんな形をみせてくれるのか、とても期待してしまいます。