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太喜歡了不知道從何說起,很喜歡受的性格,攻配他也很好,受喜歡的上司也特別好,一些修羅場也好好,作者作畫特別生動分鏡也很好,可能時代局限人物沒那麼華麗美型但是看習慣了就完全能get!!喜歡!!很喜歡受傲嬌,比較擰巴,小海豚特別萌,受好萌好萌,攻配他特別好!!!第一二本我很喜歡,兩個人感情走向也好好喔,但是第三本也太為虐而虐了吧。。我真的是很無語。。。感覺劇情從攻公司調走後就崩了。。。雖然後面很好地圓回來了!
ずぅーーーーっと何年も本棚に並べたままカバーが変色してきて。
読まなきゃ、でも評価がすごく高いし今は心を揺り動かされるのに耐えられる調子じゃないし…と、なんだかんだできてしまいました。
何回もトライしては止まっての繰り返しで。三冊揃えたんですけど一冊目すら最後まで読めてません。
なんていうかなあ、職場にゲイだとバレてて皆んな今ではすっかり受け入れてて。
徳永が社長を好きなことも多分皆んな知ってて。
一途に誰かに恋をする様子を間近で見てたらねえ。応援したくなっちゃいますよね。
そんなところへ入社してきた新人の高梨。教育係の徳永にいきなり「俺ゲイなんだ」と言われ社長へ恋する様子を目のあたりにして。
健気に社長への叶うはずのないそれでも好きで仕方ない徳永を…。
高梨が徳永をゲイだからって意識しだすのとか、ゲイだからって女扱い?男を警戒しろみたいにしだすとかそこのところが毎回読めなくなったのかなあ。
あと、職場の皆さんがすぐ高梨と徳永のことを付き合ってるの?って勘ぐるのもなんかモヤっとする。
あ〜、何が正解なのかわからん!それが好みって問題なのかな?
また何年か寝かせて挑みます。
徳永がうっかり屋さんが過ぎる?会社のパソコンに社長の写真入れてるのやりすぎ感。
なんとものんびりほんわか(*^_^*)
どちらもかわいくて、社内にいたら、ホント一緒になって見守っちゃうなぁ。
受け様はゲイの徳永。
社長の古谷が一途に大好き。
攻め様は新入社員の高梨。
徳永がゲイであることに対し、今では寛容な社内。
初めこそ、ゲイだとオープンにし、古谷への大好きを隠さない徳永に、ビックリしつつ、気付けばそんな徳永を健気でかわいいと思うようになる高梨。
そんな風に恋をしたい、してもらいたいと願う。
付き合うってことがなかった徳永は、おっかなびっくり。
テレから素直になれないんだよなぁ。
だもんで、酔った時の徳永のデレかめっちゃ貴重で可愛いったら(*´∀`*)
ここぞとばかり「オレと古谷さんどっちが好き?」と確認しちやう高梨に対して、ふふふふってテレ笑いしながら「今はたかなし」って言うのもまたかわいいんだよ~(#^.^#)
古谷社長の昔話も切なきゅんさせてもらいました。
よくよく名作として名前が登場するこちら。久々に読み返して、特にテンポが良いと感じる。先輩後輩作品はよくあれど、1話で先輩が社長に振られ、2話で半年が経っている…3話では冬になり恋人になっている…このテンポの速さはよくある設定の作品にはかなり重要だと思う。ダラダラ引き伸ばしても、先輩後輩作品あるあるで終わるから、ハイライトで畳み掛けていかないと。この速さなのに互いが好きなこと、魅力を感じているポイントなんかはしっかり分かるのもすごい。読者の察し力を信頼してるところがある。BL好きなら分かるよな、という。でもただのあるあるとは違う絶妙さ。
社長が最高にカッコよくてお得なポジション。ただ過去はなかなか重い。それでもこの誠実さを失わない社長…先輩、見る目ある。
コメディパートの絵柄と雰囲気に某先生を感じる。ストレートに某先生の影響か、あるいは共通の商業作品にでも影響を受けてるのかな。
160ページのうち30ページぐらい読み切り短編です。
最初は短編の詰め合わせな感じだったんでしょうか?
展開がすごく早くて、あれ!?もう付き合い始めた!?とびっくりしました。
好きになるまでより、両思いになってからを重視した作品なのかな~。
ところどころ決めシーンのセリフや表情にはっとすることがあります。
あと徳永も高梨もどっちもキャラが良い!素敵。
ノンケ×ゲイだけど、引き気味のゲイにノンケがぐいぐい迫る!w
古谷の過去回想は沁みました。
全体の雰囲気から古さは感じますが、
キャラの魅力に引き込まれました。
職場も明るくって良いですね。
BLにハマってすぐくらいに読んだ作品です。
新入社員の高梨が入った会社の上司がゲイだった…という攻め目線で始まるお話です。
徳永が古谷社長を好きであることや、周りの社員たちも徳永がゲイである事を知っていて普通に接していることに始めは戸惑いのあった高梨でしたが、気づけば徳永を目で追ってしまっていて…な展開。
指導係という立場から、2人で居る時間も自然と多くて古谷に誤解されてしまい、徳永が古谷に告白する流れになってしまいます。
傷心の徳永に高梨は好意を伝えますが、明らかなノンケの高梨が何故自分を好きになるのか、自分も失恋してからそんなに経ってないし…などの考えが邪魔をする。
ノンケに恋をしてしまうのに、ノンケに自分の気持ちが分かる訳ないという徳永の臆病さがよく描かれています。
それに対して高梨の潔い態度、言葉は直球で気持ちが良かったです。
攻め目線だけでなく、受け目線でのお話もあるのでお互いの気持ちがよく分かるのがいいです。
お初のときのドキドキを、まっさらな雪の上に1番乗りで足を踏み入れるのと同じと表現してるのがなるほど!となりました。なんだか神聖な感じがするのですよね。
古谷社長の過去のお話がめちゃくちゃ切ないお話でした。
古谷の言葉を誤解したまま亡くなってしまった友人…ホントの意味を伝えたくても伝えられないのが悲しい。
だから徳永と高梨をみていると微笑ましくなるんでしょうね。
いつか会って話せたらいいな。
おもしろい!
部下・高梨いいぞ!その調子〜と上司・徳永が自分はゲイだからとおちゃらけてはぐらかすから思わず高梨を応援した。
テンポ良く、やりとりがおもしろくてツボる。
高梨目線の徳永がかわいくて良い。
徳永が会社でゲイばれしている設定もおもしろい。
周りの理解が得られるまで、徳永は辛いことや苦労したこともあったろうに、今の環境を手にしたのは本人の努力の末でもあるんやね。
あと、古谷さんの存在も大きいのか。
ゲイだから、と言う徳永に
自分のことを否定するな
と言う高梨いい。
うだうだ言う徳永にスパーッッと切り込んだ高梨ナイス!
水族館でイルカのぬいぐるみを買ってあげた高梨ナイス!
さすが高梨!
素直に喜べない徳永だけど、それもまたかわいい。
し、高梨がそんな徳永を理解していくのが偉いぞ!
さすが高梨!
ラスト、お布団の中でくっついて
(しあわせだ……」
こういうシーンめちゃ好きです。
あとがきの
「小学生みたいなことをしてるダメな社会人が好きなんだという自分の嗜好が…」
の先生の言葉にめちゃ共感。
私のBL開拓期に出会った作品。夢中であっという間に3巻通して読んでしまいました。
リーマンBLの全てが凝縮されてて、そしてしっかりストーリーで泣かせにくるっていう…。
それぞれのキャラクターの描写がいい塩梅で、みんな色んな愛の形があって、展開は王道を外さない感じですが、ハラハラしたり、「良かったね」と素直に思えます。
リーマンBLで何を薦めると聞かれたらまずオススメする作品です。
3巻続けて読んで欲しいですね!
『散ってもまた、咲くのが恋でした。』
という、モノローグも温かくて。きゅんとさせてくれる台詞が沢山。
攻めである高梨視点、受けの徳永視点、そして中盤には二人を温かく見守る古谷社長視点もあって。
丁寧に描かれているのがいい。
徳永さんの、古谷社長に対する憧れ。
それを片想いだと言い張ってはいるけれど。その恋に似た気持ちは、実は恋では無い。(と思う。)
そんな彼を見ていた後輩の高梨は、徳永さんを可愛いと思い、その健気さに心惹かれ、恋を知る。
『ノンケ・ダメ・絶対!』と、思っていた徳永が、高梨の真摯な告白にアッサリ落ちてしまうところが可愛くて好き♡
「オレは、あんたを好きだって言ってんです!それに対してあんたはどうなの?」
「どう…って……、うれしい…。」
直球で、いい。とてもいい。
徳永が新人だった頃は、まだゲイへの偏見を持つ人も社内に居たみたいだけど、
古谷社長に「徳永、あいつら仕事で黙らせろ。」という、カッコいい檄を飛ばされ。
仕事も人一倍頑張って来たのだと思う。
今や、文句を言う人どころか、オープンゲイな徳永と、彼の恋を皆んなが温かく見守っている。
その事に徳永自身は慣れていなくて、慌ててしまうけれど、
高梨は、アッサリその一線を超えて来て、全然平気なのもいい。
古谷社長の学生時代の思い出もいい。
彼がどういうわけか、ゲイにモテてしまうのもうなづける。
彼の大切な友人の一人が、ゲイであった事。
そもそも古谷社長には偏見というものが無かったということ。
この短い挿話にも心を掴まれる。
雪の中をザカザカ歩いたり、目が三角になったりするとこ。
やたらイライラと理詰めで話すところなど、腰乃先生の作品を彷彿とさせて、
勝手にくすぐったくなってしまう。絵は確かに違うけど。
ほかの方も触れているけれど、両方読んだ人は多分分かってくれるかと思う。
同時収録は、突然の高校生もの。「同じ場所へ」
両片想いなんだけど、気持ちを分かってて知らないふりをしているのかと、迫り、
無理矢理抱いてしまう水無瀬。
とっても短いショートストーリーなので。
この会社員BLの中に入れて欲しくなかったかも。
描き下ろしは、週末デートの話。
徳永の「しあわせだ…。」が可愛い♡
シリーズ一気読みしてしまいました。
会社にゲイばれしてて一時は居づらい時はあっても現在は当たり前な感じで平和な社内の雰囲気がいいです。
同僚が出入りの業者がイケメンだったと教えてくれたりして…。
そんな会社の新入社員高梨くん。
驚きつつもすぐに馴染んで社長が好きだというチカののろけ話を聞いたりするところがほのぼのしています。
初エッチの場面で
泣いちゃうチカが可愛かった
「もう少し優しくする?」といわれて こく と頷いちゃうとこなんてかーいー と思わず抱きしめたくなるほどに。
受けの徳永が絶妙に可愛かったです。今まで好きになった男友達に告白するわけにもいかず、恋愛経験がほぼゼロなせいで時々ネガティヴ思考にも陥る彼。ですが、変に女々しいとか弱々しいわけではなく、あくまで男として、上司として最低限の堂々とした態度はとりつつ、ふとした時に高梨だけに弱音を吐いたり隙を見せたりするのがすごく萌えました。ずっとゲイとして過ごしてきた徳永が、男を好きになったことがないノンケの高梨との恋愛に臆病になるのは仕方のないこと。それでも彼が、高梨絡みのことで職場でどう反応していいのか戸惑ったりしながら、初めて恋人らしいことを経験していく姿が初々しくて微笑ましかったです。高梨と徳永のビジュアルも若さ溢れるリーマン感が強くて最高でした。
徳永が社長の古谷に恋していたことや、古谷のゲイの友人との過去は切ない部分もありました。でも、どちらもけっして重々しく描かれるわけではなく、きちんと徳永と古谷それぞれの中で想いが昇華されているので読者もすっきりして読み進めることができると思います。特に古谷が、友人の死を自分のせいだと責めているわけではなく、自分の言葉足らなさも友人の早とちりもどちらも悪かったというように必要以上に後悔していないところが良かったですね。古谷と高梨の前向きさがこの作品に明るさを与えているように感じます。続編が楽しみになる1巻でした。
絵が好みではなく、キャラの話し方にも違和感があり、中盤までは読みにくいと感じていました。
「全体的に惹かれない」と思っていたんですが、読み進めるうちに引き込まれていました。途中で読みやめなくてホントに良かった...
シリーズ通しての高評価が多いので、いつか続きも読もうと思っています。
徳永さんの、なんで男に生まれたんだろのシーンが切なかったです。
なんでノンケだとか部下だとか、ややこしく考えるのか?好きか嫌いか、おれはあんたを好きであんたはどう思うかという高梨の言葉にハッとしました。
ちゃんと付き合ったことがないから分からないと答える徳永さんもかわいい。
古谷さんの過去も、あんな悲しい別れ方が切なくてしんどいです。
酔ったら素直になってかわいい徳永さんですが、普段は素直になりきれない。
「いてほしいってことをちゃんと言わなきゃ」とか
「ちゃんと言わないと、いつかいなくなるかも」とか考えちゃう。
そんな徳永さんに向き合ってくれる高梨。
ほのぼのしている中に、ハッとするセリフやシーンがあり、萌えだけじゃない作品でした。
以前から気になっていたのですが、スキマというサイトで全巻無料だったので、この機会に読ませていただきました。もう、最っ高でした!!期待以上でした!!!全体としては、ほのぼのとした感じですが、とても深い作品です。男性同士の恋愛というよりも、人と人とのつながりをより強く感じました。攻めの高梨は、男の中の男って感じで、すごく優しい。受けの徳永は、ふわふわしてて、迷子の猫みたいです。高梨が彼をほっとけないのはよくわかります。何よりも、高梨が徳永の心をとても大切にしているところが素晴らしいです。この作品を読んだ後は、人に優しくしたいという気持ちになれます。本当に心が温まりました。この作品は、巻が進むにつれてどんどん深くなっていくので、購入される方は全巻セットで買われることをお勧めします!!
徳永さん(受け)が終始かわいかったです。高梨(攻め)もイケメン(性格も)でよかったです。
だってお前はノンケだから気の迷いだと足踏みしてしまう徳永さんに、
「オレはあんたを好きだって言ってんです」と高梨が言うシーンはよかったです。
イケメンを感じました。
一線を超えるときはかなり強引で、もっと優しくしてほしいとか、次の日が休みの日がいいとか、
いろいろ思いましたけど、徳永さんの性格を考えると、高梨がそれくらい強引でいてくれたほうがいいのか、と思ってしまいました。
ポイントとか溜まれば次も買おうかなと思ってしまいました。
不思議な抜け感のある作品です。かわいい絵柄で時折4コマが挟まれて。コメディタッチの4コマ部分もただのお遊びじゃなくて、ちゃんとストーリー展開に絡んではいたりして、そのバランス感覚が新しくて良いですね。
もともとゲイ(だけど、主に精神的な嗜好の問題なので、実際の恋愛経験は乏しい)上司の徳永さんと、ノンケだったはずの高梨くんのほのぼのラブのおはなしです(徳永さんの憧れの人である社長の古谷さんも絡みながら)。
リアリティを追求しているような作品ではないし、コミカルに進むのかと思いきや、古谷社長の学生時代のエピソードには泣かされました。ああ、こんな過去があったからの今の人格があるんだ!という。過去の後悔は絶対に消えないのでしょうが…。
同時収録作に高校生同士の短編がありますが、キャラが割と似た感じなので、これも表題作のシリーズなのかと思ってちょっと混乱しました。全然関係ない独立した短編でした^^;
初読み作家さんです。
ちるちるさんで結構評判が良かったので読んでみました。
表題作シリーズがこの本の大半を占めていて、その他に高校生同士の短編が1作品収録されています。
表題作は会社の先輩後輩社員、そしてその会社の人達とのお話がほのぼのとした感じで描かれています。
先輩の徳永は新入社員の高梨の教育係なのですが、ゲイということを公表していて、社内でもそれは知られている状況。
でも社長の古谷社長が偏見のない人で、最初はギスギスした空気だった社内も次第に徳永にとって居心地のいいものに。
そんな中に入社してきた高梨は、徳永のアッサリとしたゲイカミングアウトにびっくりしながらも、徳永の人柄と仕事に対する姿勢に次第に偏見のない態度を取るようになります。
全体的には、根っから悪い人は登場しないお話で、安心して読める作品。
徳永がゲイと公表している割には、恋愛に全然慣れてなくてツンデレなのが予想外でした。
重要な脇役に古谷社長がいるのですが、実は一番グッときたのが彼の大学生の頃のお話。
これはなぁ~考えてみたら酷い話だよ…とは思うのですが、切なさにおいてはこの本の中ではダントツでした。
「不朽の名作30選」コミック部門3位に輝いたこの三部作、私も大好きです。
「初めて入社した会社で、初めてできた上司はゲイでした」、裏表紙のこの一節がもう的確にストーリーを捉えています、ゲイの徳永と新入社員高梨、リーマンの男二人の恋の顛末です。
序破急でいうところの序、始まりのこの巻はときめいたのですが、男と男である必要性に欠けるような気も実はしました。
徳永はゲイでも高梨はノン気だったのに、割とあっさり一線を越えた感じがしたのですね。
それでもサラッとしていながら、古谷社長の話にはビシッと筋の通ったパンチがあり、只者ではない何かは既に漂っていたと思います。
漠然とした何かは次巻から更に加速していきます。
何だかいつもに増してへっぽこレビューになってしまいました、最後にこの巻で私の一番のお気に入り場面を言いますと、88ページ、初エチから翌朝の徳永の「お前さあ…ホント、ホント覚えてろよ」です!
話題になっていたので、三部作まとめて読みました。…評価は「中立」です。それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
別に、ぶっとんだ設定やどぎつい性描写が好みというわけではないです。絵は確かに好きなタイプではないですが、可愛らしいし、評価に影響するほど嫌いとも思いません。なんだろな~うーん。やはりお話が、何度読んでも記憶に残らない感じでした。実際、少し経ってから一冊目を読んだ時、こんな話だったっけ?と思ってしまった。優しいお話なので、BL作品初心者の方に安心してオススメできそうです。
さらさら~っと流れて行って、読んだ気がしない作品でした。慣れない電子書籍で買ったのがよくなかったのかな…。
実はこの本、多分、最初に出た頃に既に読んでそのまま手放していた。
その後、続巻はスルーしていたのだけれど、先日のBLニュースを読んで興味を持ったので、改めて3冊まとめて読み直してみた。
このシリーズ1巻目は、まあ、ありがちって言えばありがちな、上司と部下の年下攻めの普通のサラリーマン物と、その関連作で古谷社長の若かりし頃の話と、全く関連のない学園物の短編の詰め合わせで、確かに、この本だけなら、おっとりとした、ちょっとかわいいめの地味なラブコメディ。
読み返してみても、続巻の発売を楽しみに待つほどじゃないっていう感想には変わりない。
ただ、高梨のアプローチにいろいろ言い訳して逃げている徳永に、高梨が「これは、恋の話だ」って啖呵切るところや、古谷社長の「私は今も怒っている」って言うモノローグとかは印象的で、続巻を読んでいくと、これが後々効いてくるのだ。
と、いうことで、これは是非、シリーズ3冊続けて読んでみて欲しいです。
後輩の高梨くん、先輩の徳永さん、回りの人たち、みんなどこにでもいそうで、本当にそこら辺の会社で起こってそうな話なんです。ホモだとバレて距離をおかれるとか、でもそれも付き合っていくうちにそういうもんだと受け入れて普通に接してくれる仲間。それもこれも偉大な古谷社長と言う人のお陰ですよね。古谷社長、過去にホモの友達を亡くしてたんですね。でも、その頃から偏見がない。ほんと、なんてできた人。徳永くんでなくても憧れるのわかります。
ノンけ相手になかなか素直になれない徳永さん、お酒を飲ませると甘えたり、素直になったりするのが可愛い。先輩としてのプライドが邪魔してしまうなら、攻めたらいいのに!と思うのは、その世界を知らないものの発言なんでしょうね。でも、恥ずかしがりながらも受け入れちゃう徳永さんの照れ顔が萌えーでした。
一冊に2つのストーリーが入っていました。
ほとんどが、リーマンカップルのお話なのですが、
高校生の水無瀬くんと倉野くんの短いお話も入っていました。
リーマンカップルの高梨くんも徳永くんもかわいいですね~!
とってもほのぼのしました^^
この一冊の中に、ちゃんと好きになる過程だとか
2人が徐々に近づく様子だとか
しっかり収められていて、ストーリーがしっかりとして
読み応えありました。
笑いどころも、ホロリとするところも全部有りですね。
続きを読まないと、どうなるか解らない・・・と言うような
内容ではないので、一冊だけ読んでもOK。
ですが、続きもまだまだ読みたいな~と思える作品でした。
評価が高かったので、3冊同時に購入しました。黄色い表紙の1巻は扉絵に高校生カップルが描かれていたので「あれ?上司と部下の話らしいけど、高校の先輩後輩でもあったのかな?」と勘違いしました^^;同時収録作品の別カップルだったんですね。
ゲイであることをカミングアウトしている徳永と新入社員の高梨。理解のある古谷社長はとても素敵なナイスミドルで、こんな会社があったらいいなと思う夢のような会社です。社長の古谷を「古谷さん」とみんなが呼んでいるのもいい。高梨があっと言う間に徳永を好きになるのが性急過ぎるように感じるけれど、こんな会社だったら影響されても仕方がないかな?と納得できるし、いい年した徳永が「初めて」であることも、乙女かよっ!と思ってしまったりしたけれど、2人の普段のコミカルな掛け合いとキュンと来るような真剣なやりとりもバランスが良くて、単純な私はときめいてしまいました。そういう所もすべて含めて好発進の1巻です。
同じ会社に勤める上司と部下のお話です。上司視点と部下視点、おまけに社長視点まであって、一粒で二度美味しいみたいなお得感があります。最初は、上司の恋のお話からになります。
高梨の上司の徳永は、会社でも公認のゲイで。おまけに、片思いしてる相手は社長です。
この徳永が、不思議な魅力があって可愛いのです。そして、社長もイイ人で、徳永が惚れるのも納得の、ダンディなおじ様です。部下の高梨も真っ直ぐで、意外とグイグイ攻める男らしい一面に萌えます。
言うつもりがなかったのに、なぜかその時が来て、社長に告白しちゃう徳永。見事玉砕しちゃうけど、見ていた高梨の心境に、変化が起こります。
そんな二人が付き合うまでの、徳永の戸惑う気持ちとかにキュンとなります。
付き合ってからは、高梨が徳永の気持ちが分からずにグルグルしてるし、それもキュンとします。
時々出てくる4コマも面白くて、読後感も良かったです。
3冊目の「俺と彼氏の恋の果て」がずいぶんと高評価だったので、遡ってシリーズ全作一気読みしてみたんですが、清々しいまでに少女マンガの王道を地でいくキャラ設定ともだもだ感とファンタジックさ溢れるお話でした。
ちょっと天然とブリッ子入ってる系の徳永さんはヒロインの王道ですし、そんなヒロインが可愛く見えちゃう高梨くんはいかにも少女マンガの中の王子様って感じなので、受けキャラの徳永さんをカワイイと思えないと、なかなか読むのがしんどい作品じゃないかと思います。
少女マンガ読んで「こんな学園ないだろ~」って思うのと同じ感じで……こんな会社ないだろ~(笑)
職場であっさりうっかりカミングアウトしてしまう徳永さんが、読み手の気持ちとしても本当にほっておけなくてうずうずしつつかわいかったです。
華やかな見た目で古谷さんには愛が全開なのに、意外にもめっちゃオクテで経験も少ないっていうのがツボすぎて…!
この不器用さはずるいです。
攻めの高梨くんは序盤はしっかり部下してるんですけども、恋人になったら頻繁に男の顔を見せてるくのにもきゅんとしました!
お酒飲んだら素直にふにゃふにゃしちゃうとこも好きです…
あとはやっぱり古谷さん…!お話の中で一番好きな人です。
過去話は正直あまりに救いがないと思いつつ…
古谷さんの徳永さんへの理解や見守る優しさにしっかり理由があることも知れてぐっときました。
残り2冊分も、2人の恋を見守りたいと思います。読むのが楽しみです。
ノンケ攻め・・・で検索したら上位にヒットした本作。
過去の経験則から、BL小説よりもBL漫画の方が当たり外れが大きい・・・というイメージがあり、漫画はなかなか新規開拓に踏み切れないことが多いのですが、BL漫画が読みたい!!!という衝動に駆られ、お初の作者様の作品を手に取った次第です。
しょっぱなから、あ、結構面白いかも!!!という感じで、台詞も、ツッコミも、あと周囲のキャラも私好みの面白さでしたし、展開もラブメインというわけでもなくて、のんびりテンポでのほほ~んムードだな~と、気楽に読んでいたのですが、不意打ち来ました!!!
格好良いなぁ~と思っていたできるオジサマ、吉田社長の学生時代の切ないエピソードに大号泣・・・
そして、それを聞いて「ううぅ・・・」となっている受け様の姿を見て更に泣けてしまい、涙腺閉まらずしばし読書中断・・・
しばらくして無事読書再開となりましたが、実はのほほ~んなだけでなかった事を知ってしまい、次巻もまた何かあるんじゃないかと心配です・・・自分の涙腺が・・・
でも、良いお話なので、次巻も覚悟して読みます。
優しい少女漫画を読んだような読了感です。
線の細い繊細な絵柄だけれど、クスリとする場面もあれば、登場人物の魅力に目を奪われる様な場面もあって、何気ない表情や仕草、たった一つの言葉で人が恋に落ちる瞬間が大切に切り取られていました。
二人の距離が段々と近づいていくこと、二人が幸せになることを純粋な気持ちで応援出来る良作でした。
そこまで突き抜けた印象は持てなかったけど、読み返す度にじんわり温かい気持ちになるんだろうなぁ。
2013年に開催された「ナナメにメグる右肩上がりフェア」で初めて知り、
その時は連動ペーパーに興醒めしてしまい、受け流していたのですが、
いつもの書店で独自の企画があり、その機会に購入しました。
◆『俺と上司の恋の話』
◆『俺と部下の恋の話』
◆『私の部下と彼の話』
◆『彼と彼氏の週末の話 ~土曜日編~』
◆『彼と彼氏の週末の話 ~日曜日編~』
◆『昔の話』((裏)表紙カバー下の4コマ漫画)
◆『モテの話』((裏)表紙カバー下の4コマ漫画)
1話目の8ページ、古谷さんの「あいつら 仕事で黙らせろ」
っていう台詞がカッコ良すぎです。
もう、老若男女 問わず、人間動物宇宙人 問わず(笑)、
惚れ惚れするしかないのではないかと思いました。
また、古谷さんの昔話がとても切なかったです。
伊勢崎さんのことが無念でなりません。
受けの徳永さんがとても可愛いです。
徳永さんの行動や言動の全てが可愛らしくて萌えたのですが、
その中でも特に、『…週末の話 ~日曜日編~』の2ページ目、
徳永さんがイルカの縫いぐるみを布団に寝かせて
掛布団をかけているのが一番 萌えました。
攻めの高梨さんも、最初は職場の環境に驚きつつも、
偏見を持たなかったことに対して好感を持ちました。
◆『同じ場所へ』
悪くはなかったのですが、可もなく不可もなくって感じでした…。
ヤンデレものだということは分かりますが、作家さんが伝えたかったこと、
物語の方向性などが伝わって来ず、どう受け取ったら良いのか
解かりませんでした。
今回の総合評価は、迷うことなく「萌×2」です。
『同じ場所へ』は、「萌」と「中立」で迷っていますが、
やはり何を伝えたかったのか見えてこなかったので「中立」評価です。
『俺と上司の恋の話』は、迷うことなく「萌×2」です。
物語の内容や展開、人物設定、絵など、不快感や嫌悪感を抱くことなく、
十分に萌えることが出来ました。
前作コミック『恋を語らない唇』が非常に残念だったので、
今回、不安になりながら読み始めましたが、前作と全く違っていて、
同じ作家さんが描いたとは思えない、と強く感じました。
最新刊のあらすじを見て、年下ノンケ×年上ゲイ好きとしては読まねばならぬと三冊まとめて購入しました。
書店では最新刊はあるのに、既刊はないのですよね。二巻目までは書店で買ったのですが、一巻がどうしても見付からなくて通販で購入しました。
表紙を見て好みの絵柄だと思ったら、結構中は少女漫画系でした。
お話は、まあまあかなあという感じです。
ノンケの壁が薄過ぎる気もしますが、BLだから仕方ないか。
古谷さん、いいのですが、昔の話はチョイやりすぎな気も。
だから、ゲイには寛容なのよ!みたいな説明はなくてもよかったような。
当て馬ならばともかく。
何にしても平和な話なので、読みやすいと思います。
さて二巻(?)目を読もう!
当たって砕けてて面白い。
「なんで 男になんか生まれたんだろう」
このセリフと徳永の表情が良かった。
「うんこ行ってくる」とか徳永のオブラートに包まないキャラが凄く良い。
粉薬を飲むシーンで怒りマークとか、ゴミをペッて捨ててるのとか、シュールで面白い。
雪ではしゃぐ徳永がそりゃもう可愛い。
上司と部下、上下関係恋愛最高ですね。
会社の上司や同僚が野次馬でこれからも大変そうです。
新しい作品に出会えた。ナナメグリ先生の漫画は、名前の意味は違うでしょうけど斜め上行ってます。
古谷さんの過去、明の話が切なかった。
高梨と徳永、幸せそうで何よりです。最後の二人一緒に寝てるのとかこっちまでそんな気分になる。
同じ場所へはシリアス系でまたこれも良かった。
高梨の顔が表紙と中身でちょっと違う?(苦笑
表紙を見た限りですと山田ユギさんのような絵柄に見えたのですが、まったく違って少女漫画系でした。
ただその分、嫌いな方は少ないのかなと思います。
受けの徳永は、社内にカミングアウト済みのゲイ。
密かに、社長である古谷に片想い中。
攻めは新入社員の高梨で、徳永が教育係をつとめています。
はじめ高梨は、先輩である徳永がゲイであると聞き戸惑っています。
当たり前ですけどね(笑
片想い相手が社長であることもすぐバレてしまい、しかしそのせいで高梨は真摯で相手を思いやる徳永に惹かれていきます。
結果、高梨の方が先に徳永へぶつかっていくのですが、徳永はノンケの高梨を自分の世界へ引っ張り込むことに躊躇します。
まあ、それの壁を高梨はガシガシ登っていくのですがね。
若い!
後半には、社長である古谷の若かりし頃のエピソードも収録されています。
個人的に苦手な部類のラストなので、よくレビュー等を見てから購入するべきだったなあと思いました。
黄色地の表紙に俺・上司・恋の赤い文字。
信号なら思わずブレーキをかけたくなる色合いですがクセのない絵柄で前進!
コメディタッチで読みやすい導入部ですがノンケに恋することに臆病になるネガな部分も描かれています。
深み的には少々、もの足りないかな…。
高梨(攻)は上司の古谷に一途な想いを寄せる徳永(受)の健気な人柄を好ましく感じ同僚としてつきあううちに自分が徳永に恋をしていると自覚、告白。
告白された後、理由をつけては高梨を遠ざけようとしていた徳永が真正面から問いつめられ、うろうろと目線を迷わせる姿に庇護欲をかきたてられます。
視線をゆっくり左右に彷徨かせた後「うれしい」と本音を言う場面!
あの『逡巡する間』が徳永という人間と彼の過ごしてきた境遇を思い出させます。
主人公ふたりのギャップがすごく効果的でした。思いの外、ツンデレだった徳永。
エッチの最中も素直になれずに声を出すのを我慢して泣くようなツンがホロリとほどけてデレる瞬間が可愛いっ!
一方の高梨は爽やかで優しげな見かけによらず言葉攻めな肉食獣。
キスが下手で慣れてない徳永を観察しつつメロメロにしたいって(笑)
同時収録はやけに理解がある古谷社長の過去話。
カバー下の脳天気ハイタッチはどこへやら実に切ない話でした。
卒論の資料を探しに来た図書館でゲイを公言する伊勢崎明と出逢い、彼の火のような性格に一瞬で興味を持った古谷。
卒業と同時に結婚を控える古谷は刹那な伊勢崎の想いに応じられず、紡ぎきれなかった古谷の言葉を誤解したまま道は別れてしまいます。
在り方が恋人でなくとも『ずっと繋がっていたい』と思う古谷と『一度でいいから繋がりたい』と想う伊勢崎。
求めるもの、譲れないものが違う限り遅かれ早かれ別離は訪れるでしょうが置き去りはやるせなく辛い。
でも彼らが求めるものは同じだった気がします。
『失くしたくない』という気持ちは一緒だった、と。
忘れることは許すことに通じる。
古谷は伊勢崎を許さないことで彼を今も忘れようとしない。
彼がかつての恋情と友情の境界線を見つめる視線に静かな怒りを滲ませるのは伊勢崎を忘れない為ではないかと妄想します…カッコイイな。
切なくて表題作より好き。
もう一編は高校生の後輩→先輩の話。
これも面白かったですが表題作にリンクする作品でまとめて欲しかったです。
実は今まで、リーマンものって
あんまり自ら選んだことがないということに
レビューする時気がついた。
自分が好んで買ってるリーマンものって、
腰乃さんくらいだな。
しかし、このお話は素直に萌えながら
読むことが出来たので読んで後悔もなく
苦手意識も無かった。
読み易さの要因は
「コミカルさ」なのかなー。
脳内一人ツッコミ&読者に報告という
丁寧語モノローグで進んでいくのが
このテンポを作ってるんだろうと思う。
ちょっとさっきも挙げたけれど、
腰乃さんもこのモノローグ方式を
とってる作品多いから、
コミカルさの印象が似てるのかも?
そしてそのコミカルさの中に受・徳永の
ツンデレ可愛い言動がプラスされるから
読み易くて萌えもあるんだろうな。
萌えで恥ずかしくて、照れの勢いで
ついページを閉じてしまう、という
ことが読みながら何度かありました(笑)。
古谷社長をはじめとした
会社の見守り隊的面々もとてもいい。
「こんな会社ねーよ!」とか思うけど、
古谷社長の懐の広いかっこよさと
徳永の愛されキャラと仕事能力が
会社をこんなふうに寛容に変えたんだろうなぁ。
そして、古谷社長の過去には胸が詰まりました。
ただ単にかわいいからという理由だけで
二人を見て微笑んでいるのではないのだな、と。
苦しいけれど大切にしている思い出なのだよね。
「ノンケ・ダメ・絶対」(←好きなセリフ)から、
「好き」だって気持ちを自覚してく、
ゲイの受・徳永がとても可愛らしいです。
リーマン萌の要素がなくても、
日常で恋をするお話が好きな方にはよいと思う。
ラブコメ好きな人も好きなテンポかも。
視点が受け攻め切り替わって行くので
読み易くて引っかかりが少ない。
また、古谷社長のシリアスが入ることで
その寛容さにも納得がいくし、
脇キャラの大切さを痛感。
オヤジ萌えの属性がなくても(私は無い)
古谷さんが好きになります。
ただ、コメディあり・シリアスあり・あまあまあり、
なのだけど、印象はどれに寄ってるわけでもない
ので、ちょっと中途半端な感じがするのも事実。
でも萌える要素は多かった。
高校生モノの別ストーリーは
ヤンデレ要素があってちょっと苦手でした。
初読みの作家さんでした。
ストーリーはよかったし、絵もキレイで見やすいけど、どこか惜しい気がした。
ギャグとしては、面白味が足りないし、見せ方がちょっと残念な感じがしました。
ストーリーは、丁寧で好きになる過程とか急いでる感もなく良かったけど、長年好きだった古谷さんになかなか告白できなくて、やっと告白したっていうシーンもとてもアッサリしていて、う〜ん・・・。
話の内容がいい分、ちょっと残念かなーと思いました。
同時収録の作品に関しては、???がたくさん(笑)
難しいとかじゃないけど、誰の事を話してるのか分かり難かったかなと思います。
読みづらい話だったかな?チョット残念(笑)
もしやの腰○さん風味!?
表現が失礼でしたらすみません。が、非常に同じ匂いを感じました。
絵柄は全然違いますが、ギャグ絵が被ってる気がします。そんなツッコミしていいのかしら(汗)
き、気にしないで下さいね☆彡
きっとナナメグリさんは○乃さんをリスペクトしていらっしゃるんじゃないかと!
でもちゃんとオリジナリティあります!風味があるというだけで、
決して腰○さんと同じ内容という意味ではありません。
ゲイ容認の会社が舞台のお話でした。
攻めと受けの気持ちが徐々に近づいて行く感じ、良かったです。
さらに、会社がゲイ容認の理由に、ちゃんと深いわけがあったのも良かったです。
古谷社長の過去話、泣けました。
こちらの作品、ほぼ表題作(同時収録作は短めに1作品)で、書下ろし付きなのも良かったです。
○乃さん風味が好きな方なら、もしかしたら合うかもしれません。
上司というより、職場の先輩って感じがします。
この上司、見た目も新入社員とそんなに変わらないし、中身はうっかりさん。
面接中に自分がゲイだとうっかり話してしまい、会社の皆にもうっかりゲイばれしちゃうような人w
でも、ゲイだと知っても自分を採用してくれた、
奥さんとラブラブの還暦近い社長に片想いしている、健気で可愛い人でもあるのです。
この本はそんな可愛いゲイの上司と、応援しているうちに彼を好きになってしまうノンケのお話。
ゲイの上司は告られても、相手はノンケだとか、自分は社長が好きなはずで・・・とか、
消極的にぐるぐる考えちゃう。
対するノンケの新入社員は、
外見はちょっと地味目なイケメン、黙っていれば草食系にも見えそう。
なのに、意外にも強気に真っ直ぐに気持ちをぶつけてくるのです。
それが潔くて爽やかで、とってもいい♪
この会社の社長もとても素敵だし、キャラクターが皆いいのが魅力な本です。
そして、絵は全体的にとても可愛い感じなのですが、
たまに、空気がふわっと変わるような素敵なシーンと絵があって、
それがとても目を引く本でもあります。
紹介文を読んだ時点で、きっと好みだと予感はしていたのですが
やーーーっと読めました。
メインで出てくる登場人物はいいのですが、
その他社員の絵は手抜き感があって残念でしたが基本的な絵柄は好きでした。
そして、ストーリーがまさか古谷社長のゲイに対する寛大さの話まで及ぶとは
思っていなかったので予想以上の満足感を得られました。
古谷社長の話がなかったら「惜しいなぁ」ってなったと思います。
私の中で次回作もチェックするリストに仲間入りの作者さまです。
「恋を語らない唇」が1stコミックスだと言うのに萌え、
こちらのあらすじを読んだだけで萌え、
読んだら萌×2!!みたいな流れであります。
(私の流れはどうでもいいが)
絵が好きになりました!(なんかすみません…)
受けの徳永が綺麗で可愛い…。
攻めの高梨が健全でかっこ良い。
そして徳永の好きな(憧れの?)古谷社長!
還暦近いのに男惚れするような素晴らしい人!!
その古谷社長の若き頃のお話…せつねぇぇぇぇっ!!!
大切な友人とのツライ別れがあったからこそ、
他人に優しく出来るんですね…。
うぅ、こんな社長の会社で働きたかった…。
まっすぐな部下・高梨、いいわ、男前。
好意を示されて戸惑う徳永の「ノンケ ダメ・絶対」に吹きましたw
あと、やっぱりテンポが良い!
高梨「茶です」
徳永「なに、それは俺の事が好きだから?」
高梨「今日、飲みに行きますか」
徳永「なに、それは俺の事が好きだから?」
ここで笑えるんだけど
そのあとすぐに高梨が「茶化すな…スよ」と怒ります。
いやー!かっこいい!!
描き下ろしは甘くて嬉しかった♪
年下に甘やかされる年上って素敵ですよね!ね?
(つい同意を求めてしまいます)
やっぱり4コマが効いてます。面白い!!
「うしろめたい新緑の季節」
「据え膳 と言う言葉が思い浮かんだ夏」
秋と冬も欲しかった…!!
ナナメグリさんの次のコミックスは
おそらく新刊買いとなる予感。
デビュー短編集『恋を語らない唇』でエチなし、キスなしと、しかもアテ馬主人公みたいな、しかしとても心に残るいい作品を描かれた作家さんの2冊目は表題シリーズと、一本学生モノの短編と、そして書下ろしが入った充実した内容になっています。
またまた、何だか素敵なお話でしたよ♪
新入社員の高梨の教育係になった徳永は会社の面々も認めるゲイで、社長の古谷さんが大好き。
徳永がゲイと聞いて、ちょっと引いてしまう高梨なんだけど、徳永の切ない片想いの表情と健気さ、彼の素の姿に惹かれてしまうのです。
高梨は最初徳永に引いて、恐れたりして、そしてどうしてこんな会社に入っちゃったんだろう?とまで考えるのに、徳永の人柄を知った後は代わり身速かったですwww
それに、好きとなると真っ向向き合うタイプ。
一方の徳永は、ノンケが相手なことをすごく怖がっている。
じゃあ、どうして古谷さんは好きで、古谷さんはいいの?と考えると、それは古谷さんは奥さんがいるから。
どれだけ好きと言っても報われないのがわかっているから、いわゆる憧れの好きな人なんですよ。
しかも古谷さん優しいし、居心地がいい。
最初、徳永が入社して会社の中間にゲイであることで避けられていた時に、仕事で黙らせろ!と言った古谷さん、カッコ良かった♪
それで、徳永は頑張ったのでしょうねv
高梨と付き合うことになっても、今一つ積極的になれない、キスもできない、根はものすごーく怖がりのヘタレさんなんです。
この徳永の気持ちを知って、おおらかな気持ちで徳永と高梨を見守る古屋さん、
還暦近い設定なんですが、イイおじさんです♪
高梨と付き合うことになったけど、今一つ踏み込めない消極的になっている徳永に語って聞かせた、古谷の大学生時代の苦いお話。
まだゲイが本物のマイノリティすぎるほどにマイノリティの時代だった時の話でしょうね。
彼と、親友になったゲイの同級生のお話だったのですが、とてもとても切なくて思わず涙腺が刺激されてしまいました。
そんな事があったから、古谷さんはは優しいんだな~って。
前作はエチもキスもなかったですが、今作は・・・ありました♪
書下ろしの番外編、すごくかわいかったですv
もう一本は学園モノ。
すれ違いものですが、ヤンデレてます。
絵もきれいなんですが、さらっとしている絵なのでともすれば印象がうすくなりがちなのに、何故かお話が心に残る作家さんです。