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表題作アニマルファミリー狂想曲

鈴生勇平
獣医学生・21歳
本庄若菜
歯科医・26歳

あらすじ

歯科医院勤務の本庄若菜がある日突然、強烈な快感で目を醒ますと、ベッドの中に、体中をぺろぺろなめまわす物体が!!驚いて飛び起きたら、そばには亡くなったママそっくりの男が立っていた。
若菜の体をなめていたのは、鈴生勇平と名乗ったその男が飼っている「ご隠居」という名前の大型犬。
大学の獣医学科4年生の勇平は、昨晩若菜に一緒に住んでくれと懇願されたため、「ご隠居」と猫の「船長」とともに、家までついてきたと言う。
何ひとつ覚えていない若菜。
美人なのに、きれい好きにはほど遠く、でかくて下品で大味な勇平にことごとく切れ続ける若菜。
突如、成り行きで始まった犬・猫・人間の奇妙な共同生活の行方はいかに…。

作品情報

作品名
アニマルファミリー狂想曲
著者
生野稜 
イラスト
石丸博子 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルス
発売日
ISBN
9784883024278
3

(1)

(0)

萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

腐女子の業(笑)

歯科医で重度のマザコンの若菜は、ある日自分が亡くしたママそっくりの顔をした男勇平と一夜を共にしてしまったらしい?
しかも酔った勢いで彼と彼の「家族」たちを自分の家に置くという約束までしたと彼は言う。そして若菜の家には勇平だけではなく大型犬の「ご隠居」と、猫の「船長」まで転がり込んできた。
これには若菜のペットで猫のアビもおびえるばかり。
若干潔癖性気味の若菜はきれい好きとはほど遠い勇平相手にキレ続けるが……

マザコンの歯科医と亭主関白な獣医学生の話。
話のメインである猫の変死や失踪を巡る事件がしっかり描き込まれてしまっているため読み応えはあるけれど、そのせいでBL成分がやや薄め。
色々あって本来の意味でファミリーになる若菜たち。
だけど、これならいっそBLじゃなくてもと思ってしまった私の負けでいいです。

動物たちはみんな可愛くて格好いいけれど、猫二匹までホモにしなくてもいいんじゃないかと思いました。なにかな。腐女子の業かな(笑)

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