amazonの電子書籍版です
本編のその後、ということで軽い気持ちで読み始めたのですが。
まさかの、ラストで号泣。
もう感動の涙が溢れ出て止まりませんでした。
さすが野原先生としか言えない……
あ、ただもちろん本編の番外編なので、本編既読の方向けです。未読だとわけわからないと思う。
内容は、
「空は蒼」
「晴れたる蒼空」
「あとがき&おまけ」
の三部構成。
Kindleで937ページ分あるので、本編(『空の蒼』2529ページ分)の半分くらいでしょうか。そこそこ読みごたえあります。
あらすじにある、五年後の二人が旅行する話は「空は蒼」。
その後、花火大会の日の話「晴れたる蒼空」があって、野原先生の後書きとおまけが続く。
この、「おまけ」はたった二ページの本当におまけなのですが、これに泣かされてしました。
この二人にはずっと仲良く一緒でいてほしいなと、心から願ってKindleを閉じました。
泣けたけど、むしろ心の中は穏やかです。いいものを読ませてもらったな、という気持ち。
『空の蒼』を読まれた方は、一読の価値ありです。