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これぞ現代の格差婚!!? ちょっとヘンテコ、だけどとっても幸せv男同士のフウフ生活!! 第一次産業の妻よりvv
ちょっと凹み気味なときに読んで、元気がでました!
農家の嫁、とタイトルの漁師の嫁、漁師の夫婦vs農家の夫婦の三編収録でして、私は特に「農家の嫁」が良かったです。
尋澤村のお見合いパーティーで出会った島谷康博と、逞しい美女箭内奏ちゃん。詳細は割愛しますが奏ちゃんは男です。そして康博が受けで、奏ちゃんが攻めです。
エッチするまで分からなかったとか、いろいろつっこみどころはありますがこの話、大好きです。
奏ちゃんが優しくて頼もしくて可愛かったですし、康博もイケメンでカッコいいです。日々農作業に従事している康博よりも、モデルの奏ちゃんの方が力持ちなのがなんか良かったですね。
「漁師の嫁」は料理界の悩めるプリンス、南波聡と漁師の和紘のお話。
これもすごくおもしろかったです、南波は海に落ちて記憶喪失になっていますが本当はバリタチ。「嫁」の立場でも南波が和紘にいれたいという、ここでも逆転の展開が笑えました。
テレビにバーンと映る和紘のふんどしイッチョの凛々しいお姿の前には、小さな悩み事も吹き飛びました。こういうの大好きです。
最後は農家の嫁の奏ちゃんと、漁師の嫁のプリンス南波が実は再従兄弟で、二組の男同士の「夫婦」が交流を深めるという短編です。
私、嫁ものにはあまり興味がなくて、この作品が初めてだったんですけど、新たな萌えの扉が開いた気がしました。
「男が男に嫁に来る」
というのにもいろいろありますが、その中でも特筆すべきアホらしさと
突っ込みどころ満載さを誇るのが新也さんの「嫁に来ないか」シリーズwww
まずは「農家の嫁」の方。
お見合いパーティに来たひときわ背の高い美人、箭内奏(やないかなで)さん。
「BLだから男だろう」というまでもなく、明らかに男にしか見えない。
・・・が島田は気づかないw
20kgもある肥料袋を3つも担いで余裕で歩く。・・・が気づかないw
むしろプロポーズしちゃうw
そして思い切り初夜を迎えちゃう。
そこで暗くして受け身にでも徹するのかと思えば明るい所で攻め倒して押し倒してぶっこんでいかされて・・・気づくw
そしてやっと男が嫁になんてしていい事と悪い事がある!とか怒り出す。
あほか、あほですか?www
「漁師の嫁」はさらにどんだけ時空。
海に落ちて記憶喪失になってしまった料理界のプリンスを拾った。
そうとはしらず(え?)引き取って男なのにそういうの取っ払って「嫁に来い」という和紘は騙された!とか言い出す農家の嫁に比べるとまぁずいぶん男前・・・
突っ込みどころが増えてるのだが?
でもそれとは嫁なのに別にふんどしを見るたびに感じる違和感。
その違和感はなんだったのか・・・記憶が戻ってわかる。
「俺はバリタチだ~っ!」
嫁なのにつっこみたい!・・・おいおいおいw
まぁそんな感じの本ですw
あまり細かく心の動きがどうだとか萌えがどうだとかそういう本じゃないのですw
脳内にやまほど草生やして突っ込みながら読むのがこの本の・・・いや新也さんの正しい楽しみ方なのです。
というわけであまりにもバカバカしい本ですが、自分はこのバカバカしさがえらく好きなのでこれからもこういう感じでいっちゃって欲しいと思います。
先生、急にシリアスなんか書き始めないでくださいね?読まないから。
凄く楽しませてくれる1冊でした!これの前に読んだのが下品ギャグ系だったから
余計にナチュラルなコミカルを感じられて、更に男嫁がバリタチなんて設定は
とってもナイスな設定で楽しさ倍増でした。
漁師の嫁と農家の嫁、どちらも甲乙つけがたいのですが、農家の嫁はだましありです。
農村部で開かれる花嫁募集の村おこし合コンパーティーに参加した康博が
美人でスタイルが良くて、でも自分よりも背が高いモデルの要と知り合い
農作業を手伝ってもらううちに、男顔負けでバリバリ働く要にプロポーズしてOKを
その夜に婚前前交渉を・・・でも何か違うと感じながらも康博は抱かれちゃう。
女だと思っていた嫁は男だった!なんてオチだけれど、ちょっぴりひと波乱あっても
やっぱりラブコメハッピーエンド、押しかけ嫁だけど、幸せオーラが一杯の作品。
漁師の嫁は、船から落ちた料理研究家の聡を助けた漁師の和紘が落ちたショックで
記憶の無い聡の手料理に惚れ込んで、嫁にこいとプロポーズ。
男同士だけれど、そんなのは些細なことみたいなノリでこちらもOKで嫁になる。
でも、何故か聡は嫁だから自分が抱かれるのかと思ったら悪寒が・・・
それでも和紘のふんどし姿のキュートなお尻にはドキドキしてしまう。
そんな時にTVで自分の姿をみた聡は記憶を取り戻すが、自分がバリタチなことを
思い出して・・・そして欲望のままに和紘を抱いてしまう。
しかし、記憶が戻ったことや、有名人であることを知られた聡は困惑。
和紘は引き止める事もせず何も言わず聡を見送るのですが、気持ちは和紘の事ばかり
そしてそんな時に勝負服を纏った和紘がTVで聡に・・・・
男前な漁師の和紘のふんどし姿の潔さと男気溢れる姿に萌える作品でした。
ラブコメはこうでなくっちゃ!って思える楽しい作品でした。
新也さんの嫁シリーズ、ついつい楽しみに
発売日を待ってしまいました。
今回は、農家編と漁師編が入っています。
個人的には、農家編の方がツボでしたね。
よくテレビとかでも見ます
女性が少ない村や町で行われる、大お見合い大会にて、
出会った2人。
男性・女性として出会い、女性の立場でお見合いに出た奏は、
ぐいぐい積極的に農業を手伝ってくれ、、、
あれよと言う間に、立場的嫁をゲット!
でも、あれ?男じゃん!!
という、いわば、新也さん的ノリ突っ込みでした(笑)
新也さんの嫁シリーズファンには、是非読んでいただきたいです。
とても面白かったです。
個人的にこの作者さんの作品は単行本一冊まるまる同じ話よりも短編の方が好みで、「農家の嫁」「漁師の嫁」の二本立てという事で購入しました。
表題作は「漁師の嫁」ですが「農家の嫁」「漁師の嫁」の順に収録されています。
悪人や性格の悪いキャラが不在の話でストレス無く読めます。
夫(受け)の家族も嫁(攻め)に好意的でほのぼのしています。特に「漁師の嫁」の夫の弟達(小学生で双子)が可愛かったです。
「いくら美人でも男だと気付けよ」「テレビをあまり見ない家とは言え、有名人なのに気付かないなんて」とか心の中でツッコミながら読んでいました。
どちらも一旦夫の家から嫁が離れるシーンがあるのですが、誰かに無理矢理引き離される展開ではないので個人的には良かったです。
(特に「漁師の嫁」は嫁が有名人だから無理矢理引き離される場面があったら嫌だなと心配しながら読んでいました)
「農家の嫁」は嫁が男前(更に健気)、「漁師の嫁」は夫が男前だと感じました。
新也さんの作品の特徴でもある矢印でのツッコミも健在です。「特別危険区域」に大笑いしました。
最後の描きおろしの「漁師の夫婦vs農家の夫婦」もほのぼバカップルぶりも可愛くて良かったです。