オレたちの夏、夢はキラキラして、まぶしくて、切なかった。

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スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A

smells like green spirit

彷佛清新气息

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表題作スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A

その他の収録作品

  • 第1話 グリーン・スーサイズ
  • 第2話 憂鬱な日曜日
  • 第3話 パンドラの箱
  • 第4話 2人のパラダイス
  • 第5話 セント・オブ・ウーマン
  • 第6話 Familly
  • 第7話 欲望のあしおと
  • 第8話 仮面
  • あとがき

あらすじ

ド田舎に住む学生、三島はクラスメイトの男子から“ホモっぽい”とイジメを受けていた。実際に男性が好きな三島は抵抗するすべもなく、隠れて女装するだけが心の拠り所となっていた。ある日、三島は屋上で自分が以前失くしてしまった口紅を持ったイジメグループのリーダー・桐野を目撃してしまう。かれはこっそりと三島の使った口紅を自らの唇に塗ろうとしていたのだった……。

(出版社より)

作品情報

作品名
スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A
著者
永井三郎 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Be comic【非BL】
シリーズ
スメルズライクグリーンスピリット
発売日
ISBN
9784893937483
4.6

(496)

(390)

萌々

(55)

(27)

中立

(13)

趣味じゃない

(11)

レビュー数
41
得点
2264
評価数
496
平均
4.6 / 5
神率
78.6%

レビュー投稿数41

いじめ、孤独、友情、そして

初読みは2014〜2015年頃。今読んでも「!」がある。
この場所から10年経っても、多分まだ「女みたい」だからいじめ、みたいなのあるはず。
本作の主人公は三島フトシ。
名とは逆に、綺麗な顔して華奢な美少女のような男の子。で、ゲイで化粧に興味がある子。
いじめきっかけで、いじめ側のイケメン男子・桐野も自分と同じだ、とわかり…
…と1巻目である「SIDE:A」はなんでも話せる友達ができた!みたいな友情編とも言える。
そこに並行して、生活と精神に不穏を抱えて生徒に対して性的な何かを燻らせていく人気教師・柳田も登場している。
また、田舎の閉塞感の中での母子の助け合い、故に母への気持ちが強い2人という伏線的なものも。
桃源郷に行きたい、でも母が…という状況がすでに出ていますね。

0

下巻の方が400点も高い作品は、なかなかない

すんごくよく見る表紙だし、最近実写化で何かと話題になってたし…しかも仲良くさせていただいてるレビュワーさんが絶賛されてたので、触発されて読んでみました。
(某レビュワーさん、いつもありがとうございます!)

あぁ~これは神率高いの大いに納得です。
私もみなさんとほぼ同じ気持ちですが、一点だけモヤりました:
見た目も中身も中学生にしてはかなり大人びている印象を受けるので、高校生設定の方がしっくりくるのでは?

良かった点:
①BがLしてないというマイナスレビューも理解できますが、私個人の印象としては、あのキャラがちゃんとLしてたのでBLとしての違和感はあまりなかったです。
②シリアスな展開の真っ最中なのにギャグ絵が差し込まれる、そのバランス具合が絶妙で、ふっと印象が軽くなるのが良かった。
③とにかく絵が美しい!
④三島くんの母ちゃんが好き。美しく、カッコいい。
⑤自画像のクセつよっつよで草、否、森

冒頭からいきなり入るイジメ描写にはビックリしたけど、諸々のヤベェ描写は事前に自らネタバレ食らいに行ったので、心の準備ができて良かったです。
(ネタバレにチェック入れてレビューしてくださった皆さんに感謝)
そう、私 地雷がありそうな作品は特に、いろいろネタバレ読んで安心して読み始めるタイプなんです。
「その(ネタバレの)シーンに行きつくまでをどう巧みに描写してくださるんだろう?」
っていうワクワクを楽しめるので。
もちろんネタバレ絶対に入れないようにして読む作品もあります。

ウゼェ女の子がマッパで絡むのでそういうの苦手な人は注意です。

1

BLアワードを信頼するきっかけになった作品

新しくBL買おう、ってなる時、何を参考にされてますか?
私はTwitterでバズった試し読み(作家さん本人が載せているやつ)、お気に入りの作家さんの新刊、ちるちるで検索した好みのシチュエーション、そして、過去BLアワードに輝いた作品です。

甘ったるいイチャラブは正直ないです。
ちるちるのお姉様方のレビュー読んだときに、シリアス、重い、BLというより同性愛、みたいな、ちるちるらしからぬコメントが多かったため、気になってはいたものの、なかなか手にとっていませんでした。

しばらくして新刊を読み尽くしていた時に、過去のBLアワード作品を読み漁ろうと思い、この作品を購入しました。まっっじで読んでよかったです。高く評価されるのには理由がありました。お姉様方さすがですね。これ以降、BLアワード受賞作品は、好みのシチュじゃなくてもとりあえず読もう、となりました。
いろんな愛の形に号泣しながら読みました。今では何度も何度も読み返すお気に入りのひとつです。

腐女子周期的には名作が読みたい期、心にくる作品が読みたい期、感動したい期によく読みます。

sideAB、両方で一つの物語です。物語の終わり方、私はとっても好きです。

2

沢山の人に読んで貰いたい

以前ちるちるで紹介されていて、表紙が印象的だったので、先日書店で見つけ読んでみました。
一言で言うなら『惹き込まれる作品』。
SideAとBを購入したので、今日はまずは1冊目だけ。と、思って読み始めたら、ゔぁ〜!!!っと惹き込まれました。
最初は笑えるBLマンガのように感じなので、かなり主人公が辛い感じでも、そう見せない描き方でページをめくる手を止めさせない。
中盤あれ?こんな展開?!と、意外な方向に進み気になりだしたら止まらない。
そして、絵の美しさにより、キモコワキャラの異様さが際立つ。

これは話題にもなるわ。他と比べられない特殊で素晴らしい作品です。

3

キャラが濃ゆくて良きです

だいぶ前に読んだのですが、スピンオフが連載中なので再読しました。

田舎が舞台でいじめられっ子が主人公。
心理描写がえぐいですが読みやすいです。

初めて読んだ当時は表紙だけ見た印象と中身がだいぶちがって違って、良い意味で裏切られた記憶があります。

絵もキャラクターもとても好きです。ホモキャラが多くて私は誰と誰かくっつくのか最後の最後まで分からなくてドキドキしました。

1番びっくりしたのが桐野くんのキャラクター。本性を見せる前と後で全然見る目が変わってしまいます。ネタバレせずに読んでほしいです。

あとタイトルはニルヴァーナのあの名曲をからとってるんですかね。

0

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