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05年にサンワから出た単行本『想いと現実とその向こう』からバツイチトレーナーと練習生のシリーズを、02年のJune『キミシダイ』から単発のDEADROCK、04年のJune『駆け抜けるなら消えないでくれ』の伊川ジムシリーズの最初のものから表題と踊る犬
という、複合の文庫版単行本です。
それにしてもタイトルを最初のモノからいかにもなJuneらしい題名に変えてきて思わず笑ってしまいましたヨ。
そして、どうしてこんな構成にしたんですかね~
伊川ジムシリーズはそれでひとまとめにしてもいいのに、駆け抜けるだけ入れてくるなんて。
しかしながら、春日作品といえば、ボクサー♪
一本だけ大衆演芸モノの3Pがある【踊る犬の生活】がはいってますが、口直しにはいい挿入でした。
そして、今まできがつかなかったんですが春日さんの過去のカラー絵って峰倉絵に何となく似ている、色遣いも・・・と言う事に始めて気がつきました(汗)
だからなのか、何となく好きだったのって~なんて改めて発見もしてしまったり。
【想いと現実とその向こう】シリーズは
バツイチのジムトレーナー桂木がいつも行ってはそのままうたたねしてしまう居酒屋で、ジムの練習生でもあるそこの息子にキスをされているのにきがついていたのですが、最近大胆になり舌まで入ってくるように。
懐かれているとはわかっていたけど、「好きだ」と告白されて歳の差12歳を飛び越えて恋人になるというお話。
大雑把な流れはそうなんですが、そこの中に色々とはあり一見シリアスなように見せて愉快なオチにもっていくという定番の流れは安心の構図でもあります。
桂木、てっきりバツイチだと思っていたら離婚届出し忘れてたとか、そりゃぁ女房にも愛想つかされますわな(笑)
そして和宏は結構健気で一途でかわいいです。
一人住まいの玄関先に朝になるとケーキやら花やらが置いてあって、怖がってしまうというお話。
結末に爆笑するしかないのですが、じいちゃんの不器用さが何かじいちゃんらしい設定だったと思わず納得するのです。
また、和宏に懸想している近所のガキが桂木の自転車のサドル泥棒する話も愉快です♪
いっそ気がつかなくて乗ってしまって~というベタギャグをしてもらうとw
【GOD A RECORD】【Other Side of the Moon-月の向こう側】
無口でとっつきづらいチャンプの市羽は実は人見知りで話しかけられないという事を知った宏成は、話したのがきっかけで・・・という話なのだが、
この面白さは、市羽の人格の豹変♪
普段はもじもじしておとなしいのに、リングに上がると饒舌になって相手を罵倒したりとか、そのくせエッチはエロい、そのギャップが愉快です。
【DEAD☆LOCK】
健康維持程度にボクシングをやっているへなちょこ陸にちょっかいをかけてくる注目株のボクサー浅野。
つい意地張って試合で賭けをした為に負けてしまって、浅野の言いなりになることになる陸。それには実は・・・の愉快なオチが。
何となくありそうな?ヘタレながらもいじを張る陸をやりこめる浅野のポーカーフェイスが楽しい。
【駆け抜けるなら消えないでくれ】
元ボクサーで家の事情で辞めてフリーターをしている竜一の元に転がり込んで来たのは世界チャンプの伊川晴海。
伊川の我儘天然なキャラと、竜一の最初突っ張っていながらほだされちゃってメロメロになる姿が見もの。
詳細は単行本に。
【踊る犬の生活】
大衆演芸の若手3兄弟の、末っ子誠を巡る兄二人のラブバトル。
これ一応兄弟設定ですが、ガチ?義理?
ボクサーってクラスによるのですが、軽量級って結構カラダが小さかったりするのですが、プロレスと違って付き過ぎない筋肉としなやかさとするどさ、体毛があまりなくて皆選手が若いせいか肌が綺麗なのです。
欲見るとかわいらしい子とかいたりして(♪)自分にとっても萌え設定の一つでもあります。