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表題作In These Words

篠原憲司
連続殺人犯
浅野克哉
精神科医

その他の収録作品

  • プロローグノベル
  • あとがき

あらすじ

精神科医の浅野克哉は、悪夢に悩まされていた。
――それは顔の見えない男に監禁され、犯され、「愛している」と囁かれつづける夢。
夢と現実との接点を持つ、連続殺人犯が現れたときいつしかその夢は現実との境を越える――
連続殺人犯に魅入られた精神科医の運命とは!?
アメリカ・アジアを中心にアメコミで活躍する咎井淳(Jo Chen)が官能BLに挑む!!

著者:Guilt|Pleasure

(出版社より)

作品情報

作品名
In These Words
著者
Guilt|Pleasure 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
シリーズ
In These Words
発売日
ISBN
9784799711828
4.1

(487)

(277)

萌々

(91)

(55)

中立

(29)

趣味じゃない

(35)

レビュー数
72
得点
1943
評価数
487
平均
4.1 / 5
神率
56.9%

レビュー投稿数72

先の読めないハラハラ感と、重厚なストーリーが癖になるミステリー

こちらの作品、何か新しいものを読みたいな〜で電子書籍を漁っていた時にたまたま目に入り購入したのですが、、、

昔からアメリカのミステリードラマ・刑事ドラマ・スパイもの(「コールドケース」とか「24」とか「CSI」とか)大好きな私、読み始めてすぐどハマり致しました。

出ているところまで1日で全巻(現在4巻までかな?)揃えてしまいましたよ。。
ちょくちょく読み返したいのですが、読み返そうとすると全巻通しで読み返したくなっちゃうので、本当に時間のある時にだけ開くようにしているという本です(笑)

サスペンスミステリーのネタバレはしたくないので詳細内容は控えますが、
とにかく重厚なストーリーに、序盤からぐっと引き込まれ、目が離せなくなります。

電子で特別版を購入したのですが、漫画が始まる前に小説仕立てのショートストーリーがついてまして、そこからもう背筋がゾクゾクします。

いつの間にか主人公である受けの視点に同調して事件の気味悪さ・不可解さを感じるようになり、久しぶりの高揚感を味わいました。

ストーリー重視の方、ミステリー好きの方に本気でおすすめしたい一作です。

あああ。。早く続刊出ないかな。。

1

もう漫画ってレベルじゃない

(4巻まで読んでの感想です)ハリウッドで映画化しないのが不思議なくらい(もうしてる?)なストーリー…もう言葉を失うどころか今までの記憶全部失うくらいの衝撃を受けました。「羊たちの沈黙」以来の衝撃です。震え上がりました。怖そうでずっと読もうかな、読みまいかな?と迷っていましたが本当に読んでよかったです。抉られたけど本物感がやばい…!絵もすごい、実写ですか?って感じです。エロも本格的ですごい。浅野先生の色気がもう犯罪レベル、お堅い先生の乱れよう、誘いようがもう…すごい。とにかく続きを読まないと死んでも死に切れない、早く続き読みたい!

1

とにかく2巻までは読んでほしい!

実は、一回読むのを断念しました。
絵に惹かれて購入。
人体のデッサンと陰影が狂わない。浅野はきちんと男性の骨格なのにきれい。意思の強い目もかっこいい。
犯罪捜査の謎と、悪夢の謎。二重の謎に引き込まれて最後まで読みました。
ただ、2巻も読もうと思えなかった。暴力シーンがかなり生々しいうえに、浅野が精神的に追い詰められるのがつらかったからです。
他の作家さんのラブラブな作品を読む中で、ふと、思い出して再読。
4巻まで読んで、謎が徐々に解けていく快感はたまりませんでした。
心のコンディションを整えて、読まないといけない。
でも、心をえぐられしんどさを耐えるだけの価値のある作品でした。

1

4巻まで読んでの感想

外伝まで一気読みしました!!!!!
凄かったです…サイコサスペンスもラブストリーも深くて複雑。
絵も美しく、読みとして面白いです。

登場人物も魅力的。
浅野先生も篠原も強くて強くて切ないっ。
キリキリだけじゃなくて、ぐっときたり、くすりとしたり…
クール美人の見せる茶目っ気の破壊力よ…
浅野先生、基本は可愛い人なんだろうなと思わせるシーンもちらほら。
NY時代のデイビットとの話なんて微笑ましすぎです。

深読みしたらしただけドツボに嵌まりそう。
本当にどうなってしまうのか先が読めません。

1

異彩を放つBL作品

こちらの作品は、ちるちるの評価が高いので気になっていました。
普段から海外ドラマやハリウッド映画(サスペンス系)が大好きなので、期待して読ませていただきました。

連続殺人犯 篠原 憲司と精神科医 浅野 克哉のお話。

プロローグは小説です。
ある日、克哉はオープンカフェで身なりのいい男に声を掛けられました。
「ここ、いいかな?」
他にも空いている席はあるのに。
克哉は自分の席を譲り、その場を立ち去ります。
数日後、違うカフェにいた克哉のテーブルにまた身なりのいい男が現れました。
何を言っても無駄なことがわかると、克哉は席を立とうとします。
しかし、男は克哉の手首を掴み、力で制圧しようとしました。
「じゃあ、どうしたら愛してくれる?」と言って…。
次に克哉が目を覚ましたのは、見たこともない部屋の汚れたマットレスの上でした。

精神科医の克哉が警察からの依頼で、連続殺人の容疑者 篠原憲司の面談を引き受けたことが全ての始まりです。
この依頼から、克哉は悪夢を見るようになりました。
それは、克哉がある男に監禁されレイプをされる夢です。
篠原との面談は、警察が用意したセーフハウスで宿泊を伴う形式で行うことになりました。
しかし、セーフハウスの部屋の内装や、初対面の篠原に覚えがあると感じる克哉。
篠原の言葉と自分の悪夢がリンクしてしまい、克哉は被害者に同調しているのかと疑問を持ちます。
ある夜、克哉が悪夢で目を覚ますと恐ろしい事態に…。

克哉がレイプされるシーンが多いので、辛くなるかと思いましたが、すでにストーリーに惹き込まれているので、中断することなく読み進めてしまいました。
後半になるにつれて、克哉の悪夢と篠原の話す内容が重なっていくので、克哉と一緒に読者も夢と現実が混合します。
夢で克哉をレイプしている男は、連続犯人の篠原なのではないか?と。

ちるちるの紹介にもありますが、猟奇殺人事件と精神科医、刑事が絡み合う異色のサスペンスBLになっています。
まだBL初心者のため、既読作品は多くはありませんが、それでもこの作品が他の作品とは一線を画していることはわかります。
1巻では、BL要素がほとんどなく、またシリアルキラーを題材としているため、好みが分かれると思いました。
しかし、咎井淳先生の美麗な絵とNarcissus先生の目が離せないストーリー展開に、最後まで追いかけたくなる魅力的な作品です。
サスペンス要素の中に、篠原という存在がミステリアスにスパイスされ、より独創的な世界観を生み出しています。
少しでも興味のある方は、ぜひご覧いただくことをおすすめします。

とにかく、続編が気になって夜も寝られないラストになっております(汗)

2

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