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この作品を読んだ前日に「傲慢君主の専属契約」を読んだのですが、受けの職業が違うだけで他は全く同じだと思いました。
2作品とも完成度は高いと思いましたが、私はどっちかを読めば十分だなと、両方を読んでしまうとテンプレートかよ!と思ってしまって逆に価値を下げるような気がしました。
独特のバタ臭い表現とか、仕事に誇りを持っているところ、仕事で実力があり評価されているところ、攻めに最初は不当に酷い扱いを受けるところなどデジャブでした。
あとイラストですが、円陣闇丸さんのコミックは読んだことがないので知らないのですが、なんか…攻めがB’zのイナバを思い出しました。
それと受けの処女を奪ったのみならず連続3発やったあとでフラフラのまま逃げ出し、歩けなくなってへたり込んだ受けを裸馬に乗って追いかけてきて、そんで受けを馬に乗せて帰るってさ、、、ちょっとコウモン拷問すぎませんかね……
受け本人は安心し過ぎて眠くなってあくびを噛み殺すほど、なんつってるけど…そんなわけねー。と、思いました。
ノベルズの文庫化ということで、元々のお話が好きだったので、迷わず予約購入しました。ストーリーは知っているし、挿絵もそのまま、書下ろしの後日談とペーパー読みたさに買いましたが、満足です。
最初は誤解からの対立をしていた主人公たちですが、けなげ&芯の強い美人受け様と、出来上がってからの攻め様の愛情表現の垂れ流し(?)がお貴族様ならではの、傲慢さでカッコイイです。
後日談は、ラブラブ好きにはたまりません。はにかみつつ、強い愛情を実感している受け様が、言葉で愛を語る瞬間は読んでてにやけてしまいました。「攻め様、報われてるよ良かったねぇ・・・」という感じです。ハッピーエンド好きにはオススメです。
面白くて、受け様がかわいそうで一気に読んじゃいました。
そう、物語の半分ぐらいまで受け様が四面楚歌の中で健気に奮闘するのですが、
もう辛抱たまらん限界!ってなことにあいまして、お屋敷を抜け出し脱走します。
でも敷地が広すぎて、自暴自棄状態なのもあって迷ってしまいます。
そこに颯爽と白いお馬さんのって攻め様が助けに来て連れ戻そうとするのですが、
いままで自分を奮い立たせて頑張ってきた受け様が、初めて攻め様にポロっと弱音をはくんです。
でもおとなしく連れ戻されたくないから、ここぞとばかりに今まで耐えてきた事をぶちまけます。
もうはっきり言って駄々っ子状態です。
そうだそうだ、もっと言ってやれー!!
私も攻め様にはムカついていたのでスッキリしましたね!
いや~この場面は、私の妄想にぴったりビンゴ!で萌えました~(*≧∀≦*)
でもこの場面で、攻め様も受け様にグッとキタんだと思います♡
このあとは、もう攻め様のメロメロぶりが体裁を取り繕っていても丸分かりで、面白かったです。
しかも結構ガッツリなエチ表現で、エロも充実していてとても満足でした♪
百年前のご先祖の、悲恋からはじまるロマンス……
といったら、どんなハーレクイーンだ、って感じですが、いい感じに王道を消化していますので安心して読めました。
疲れたときの清涼飲料水、というような印象のお話に仕上がってます。
なので、じっくりどっしり構えて読みたいときには少し物足りない。
そしてペーパーと書き下ろしが良かったです。
英国貴族と日本の庶民の価値観の違いをうまく表現していて、それがすれ違いの最大の原因なわけですが、いつもBLの攻に対して思うのは『とりあえず人の話聞けよ』ってとこ。
落ち着いて人の話聞いてりゃ、こんな分厚い文庫にならずに100Pで終わってるような内容なんですが、このあーだこーだのしょうもない話が安心して読めて楽しかったです。
初読み作家さんですが、文章も癖が少なく読みやすかった。
そしてイラストがとても美しいです。
全くもって、これはスパダリ、海外セレブとなんの変哲もないアジアの男の子がモノにされちゃう王道ストーリーです。
それでも、今回のヒューは、そもそも凛のことを最初から嫌なやつだと思っていて、財産を奪いにきた日本の厄介なやつ、なんです。
言葉の端々には、キツイことも込められていたんですが、それでも凛の凛とした(駄洒落じゃないよ)振る舞いに気持ちが傾いたんでしょうかね。
不器用で、後継者の重圧もあるヒューのことを凛が理解していくたびに凛の方もヒューに想いを寄せてしまいます。
あぁ、なんて恋に落ちるのはあっという間なんですね。理想の夢物語です〜。
ヒューからしたら、可愛くてしょうがないんふぇすよね。だから言っちゃった帽子なんて売れなくても良い発言。
ソリャBL作品ではウケはちゃんと自立したい子なんです。だからこそそれはキンクだよ〜と突っ込んでしまいました。
久々に海外セレブ王道を読んだ気がするので、キュンと来ました!