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2カップルのお話なのかなあという出だしで、完全に一人称の主人公がいるんだけど、あれ?じゃあこの表紙のでっかい男のコは…このモブ的な先輩だよね?ん?となるのです。
多分最初はほんとにモブ先輩だったんじゃなかろうか。
表紙のこの人だよね?と、しつこく確認しながら読み進める内にようやく主役に昇り詰める先輩(笑)
剣道のあとの背中の筋肉がものすごく素敵です。顔もだんだんとイケメン寄りに。
人が良くて断ることができない先輩は、部活も委員会も色々とかけもちしていて、オカルトクラブなるよくわかんない部活にまで所属しているのですが、部員は5人。ナゾだらけの部長のナゾは解き明かされないまま。
残る3人の個性も強烈ですが、変なぬいぐるみをいつも抱えている幾三君を教師に押し付けられている先輩。
霊が見えたりもしてるし何考えてるかわからない幾三くんは、先輩のことを好きなのか、それともただ縛りたいだけなのか。
家庭環境に問題ありなDKというのはSHOOWAさんのキャラによくでてきますが、そういったコの性に対する歪みっぷりもまたお得意ですよね。
エロシーンはさほどエロくはなく滑稽さを強調しているように思えるし、どこまでも人を喰ったようなこの一冊。
書きおろしの10年後のお話には、まんまと騙されて切なさにホロリとなってしまいました。私の清い涙を返して。
活動をしていなかった、有徳学院オカルト研究部に、
姿を見せたことのない部長・岡ルイトから活動指令が!!
4つのたまを集め部長をみつけだせとのことだ!
ビビりの副部長 佐々木
何か怖い 幾三
イケメン変態 赤亀
内申ほしい 香坂
彼らのたまたまを探す恐怖の学校探索が今!はじまる!!
この学校探索で性癖が露わになっていきます。
赤亀は香坂のパンツを欲しがり、たまを手に入れる試練で
なにかを失いすっきりする香坂。
佐々木は幾三にしばられ何か目覚めた気が。。。。
幾三は新しい自分がわかりました。
その後の幾三君のアプローチがかわいらしいのです。
乳首見せて欲しがったり、佐々木の家にアドバイスされたまま
サボテンを持ってったり、それに全く触れない感じも良いですね。
これからも縛ったり縛らなかったりするのでしょう。
佐々木が大事に大事にするから大丈夫なんだろーなー。
赤亀がすごく魅力的だったー。パンツは頭にかぶるのが正装なんじゃないか?
と思わせてくれるような偉大な人物です。一歩間違えれば偉大な犯罪者です。
そして物語の最後はオカルト研らしいできごとがあああああ!!
冒頭第一話は、高校のオカルト研部員4人が、部長の指令で夜の校舎探検に挑むんですけど、数多の試練?をあんなことやこんなことで撃破していくうちに、なんだかいろいろエロエロな展開になってしまうという内容です。
見所はやはり、妙なノリとノーテンキなテンション、理不尽な展開(笑)でしょう!
一話目の主人公は内甲欲しいだけのテキトー男な香坂だったのに、二話目以降はビビリな副部長の佐々木になります。
話の中心も校舎探検後の、佐々木×なんとなく怖い幾三の二人が、意識しあって親睦を深めていく展開になります。(主に縛ったりとかフェラとか。笑)
幾三くんは表情に乏しくて、独りでいることが多く、緊縛(おぉ「きんばく」と入れたら最初は「金爆」に変換されたんで、ちょっとビックリした!ウチのワード変換偉いっ!)が趣味という、ミステリアスな一年生。
彼は母子家庭なのに母親とはあまり上手くいってなさそうなので、佐々木はますます放っておけません。
そんな佐々木の優しさに、思わず感情のあふれた表情を見せてくれる幾三くん。
妙なノリとノーテンキなテンション、理不尽な展開(笑)なのに、ちゃんと二人が惹かれ合う課程での恋心も一応描かれてます。
そして二人は気持ちを確かめ合うように結ばれて…と書くと普通のボーイズラブな話のようですけど、重ねていいますが妙なノリでノーテンキなテンション、理不尽な展開(笑)です。
このアナーキーなSHOOWAワールドは一度ハマるともう堪えられませんっ。
ハマったあなたは僕と握手だっっ!!
ギャグマンガです。
《縄》っていっても、エロくないです。
初版で買って読んではあったんですが…よく解らなかったんです。
改めて読んだらアニメっぽいノリでおもしろかった。
《魁!クロマティ高校》に(萌え)を足した感じ。
私、SHOOWA先生の作品、好きなんですけど理解するのに時間がかかってしまう事があるのです。
人物からひいて全身を小さく描いてあるコマが多いからか状況がわかりにくい絵も多いです。
それから手書きの文字が実はすごくおもしろかったり、結構重要な事があるのに…読みにくい。
キャラクターがセリフなしで表情だけで語っているシーンを、最初(初読み)の時点でスルーしがちな上に、無表情なキャラクターもわりと多い。
…等が理由だと思います。
あくまで個人的な感覚です。
あー。巻頭にキャラクター紹介や設定説明があったら私には親切だったかもしれません。
他のレビュアーさんでも言ってた人がいましたが、SHOOWA先生が読者に媚びてないんじゃないか?と思ってしまいます。
この作品は特にその傾向が強い?
自分が描きたい事を楽しみながら描いている?…と特にこの作品に対しては感じました。
意図的にそうしてるのかなぁ…?
そうゆう作風(?)というかハードルを越えて改めて読むと…やっぱおもしろいなぁ…と思いました。
特にセリフ(手書きも含む)がおもしろかったです。
BL的には体型や立ち姿等もやっぱカッコイイし、脇キャラに萌え要素も充分あったし、ベランダキスもかわいかった。
主要CPの佐々木せんぱいと幾三くんの間にはほとんど会話がなく、会話のかわりにエロや縛りを通じて、お互いにだんだん「特別な存在」…(しかも結構純愛…!)になっていく様子もわりとしっかり描いてあります。
超ヘタレな上にBL界では異質の超モブ顔の佐々木せんぱいですが、巻末では幾三くんの母と同じく「あんがいいい男」に成長しているのでは…?
またこの佐々木せんぱい…とても優しいんですよ。幾三くんにずいぶん失礼な信じられないような事を何度もされてるんですけど、幾三くんには一度も怒ってないんです。生活指導員に「手に追えない」と強引に押し付けられた幾三くんは厄介な物件…でしかないのだけど常に幾三くんの味方でいてくれます。
私、個人的に面倒見のいい怒れない人が好きなので…佐々木せんぱい好きです。でも肝心な所では怒ってくれましたよ。(^^)
でも…いいヤツなんだけど…やっぱりモブ顔が過ぎて…BL的には萌え要素は少ない…。そんな萌え要素がない佐々木せんぱいと会話不可能な幾三くんをギャグマンガというベースで成長させてるSHOOWA先生ってやっぱスゴイかもしれません。
岡センパイ、幾三の家庭の事情、剣道を見学する女子…等々…解明されてない謎は山程あるのですが、一冊読み切りのギャグマンガだし、それを知って腑におちたところでどうということもなさそうなのでそれも問題ないと思います。
《知らなくても大丈夫》
…だと思います。
リバだっていうから期待していたのですが
リバって。。。。がっつり、ツッコミツッコまれじゃないのね・・・
と、、、ちょっぴり凹んだ私は負け組なのかという話。
おいといて。
なんだかよくわからない部活動の面々から始まるお話なのですが
終わりよければ全て良し。
結末までちゃんと読めば、十分充足感のあるお話だったかなと思うのです。
ひとまず幾三ちゃんが可愛いからいけない(ノ∀`)
なんな顔で見上げられたらなんでも言うこと聞いてあげたくなっちゃうじゃない!
緩急、もろもろあって面白い一作でした。
佐々木先輩もいい人オーラですぎてて面白かった。
幾三ママも言ってましたが、いい男だと思うのよな。
パンツ男のとこのカップルでの続編があるのかないのかわかりませんが
これはこれで面白かったです。