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2013/11/22より描き下ろしペーパーお付けします!
このタイトルを始めてみたときに
「まさかそんなわけがww」と思わずワクワクしてしまった自分が居ります。
ある意味新鮮で、個人的には抜群に好きでした。
たまにはこういう視点からの切り込みはありだと思うのです。
さて、本題の二人の関係は、彼氏とカノジョ。
同僚でこれまたピュアな交際が続いてる。
結構長く付き合っているが身体の関係はない。
それでも彼女が好きだった。大事だからそれで十分だと思っていた。
ところがある日、重大な発表がなされてしまうのだが・・・!?
面白いのは、ノンケでしかも女装ではない彼氏(俺)のほうが
カノジョ(女装)に犯されるという立ち位置。
過去女装攻は多々読みましたが、
純粋ピュア。そもそも女装していても基本はネコだったはずの彼女が
彼氏を手篭めにしたいとハァハァしてしまうところ。
まるで犯される生娘のようにおびえる彼氏の姿がいとおかし。
それでもなんでもなメマグルシイ展開。
テンポもよく楽しく読ませていただきました。
一応リバなので苦手な方はご遠慮。。というところでは有りますが
個人的にリバは結構好きなので、これは楽しく読ませていただきました。
昔の、定宏美香さんの作品のようなリバがまたガッツリ読みたくなった今回でした。
この作家さんの他作品も呼んでみようかな(・-・*)ヌフフ
……結局評者の中ではこう言う塩梅、神評価と
言う事に落ち着きました。
とは言えまだ判断の迷いはあるんですけどね。
この一冊を愛する事が出来るかどうかは表題作と
併録作の二人の受さん以外の登場人物のキャラクター
造形を愛する事が出来るかどうかで決まるかと
愚考します。
評者は…読み返しの末『有り』に転びました。
多少強引な感じはするのですが、流れの作り方に
なんとなくな説得力があるのです。
納得するまでの時間には個人差があると思いますが。
2年間付き合ったカノジョが実は男でした。
女装を解いたカノジョが、いれたいって迫ってきて、、、
女装子なのにタチ。
こんなビックリ設定は、笑って受け入れちゃうしかない。
で、リバも有り。
ここ、これに至った生い立ち話も十分納得。
絵に関しても、こなれてない不安定さとか、華のなさとかも全然許容範囲だ。
初読み作家さんの初コミックスとしては、相当おもしろかった。
そして、表題作より琴線に触れちゃったのが
「ハニーポッチ」の40代オッさんのバニー服!
あの筋っぽくて硬そうな身体に全然似合わないバニー服のカラー扉!
オッさんの硬そうな尻に萌+1
女装している男子、しかも社長の息子とはいえその姿でOLとして働いている。
そして小さい頃から女装してきてゲイの自覚もありとはいえ、基本がタチの人。
作中リバも登場するので、かなり地雷に思う人も多いかもしれません。
自分はこういった設定大好物なので、どれどれ♪と楽しく頂こうとしたのですが・・・
描き下ろしの【責任とるまで】において主人公・メグの女装遍歴の過去が語られると、作中のメグへの色々な疑問点が明らかになると共に、ああー、なんか結構複雑で単純にデヘデヘって喜んでいられなかった根拠はここにあったんだな~って、知ることができたのです。
愉快だけど、どことなく切なさが漂うんです。
付き合い始めて2年経つ恋人、博人とメグですがこの日メグは自分が男だとカミングアウトします。
2年も身体の関係もなくて恋人だったのはビックリですが(メグが嫌がった)始まりが既成事実からということもあり、それで博人は納得していてそれでも恋人でいたのには博人の心の広さかと思ったら、どうもちょい鈍感というか天然風味があるイイ人だったかもしれないですw
身体を見せられて戸籍も見せられて納得して、さて事に及ぼうとした時、メグは入れたい人だった(驚)
痛さと葛藤で絶叫する博人に、大泣きして感情を爆発させるメグ。
それで結局惚れた弱みで、タチ=メグ×ネコ=博人の構図で恋人関係は継続になるのですが、
ここで博人の納得に???ではあるわけです。そこにこだわってしまうと先へ進めなくなってしまうので自分を納得させて。
その後としてはラブ甘な姿が展開されました。
【責任だけじゃない】の中でメグが男だと同僚にバレそうになる話があったりして
【責任とるまで】でメグの過去が語られるのですが、これは読んでいてちょっとメグの親に腹が立ってきて!
彼が女装して生きていかなければならなかったのは彼の意思によるものでないとわかると、犠牲者なんだなと複雑な思いにとらわれます。
【キスイチ戦争】
「キスがうまい」という噂を聞いたどっかイってる生徒会長がその男・桑田にどっちがうまいか勝負を迫ってくるという、バカバカしくも愉快な一編。
【ハニーポッチ】
25歳×45歳の年の差20歳の、おっさん受け、しかもおっさんのバニーコス(驚)
年下の変態いたずら2本です。
面白い、愉快、だけどちょっとどこかにブラックが潜んでいる感じがするのは絵柄の影響もあるのかな?
同人作品?らしくかなり絵柄の変化や荒削りな部分がありますが、商業掲載になったときにどんなになるのか、ちょっぴり見てみたい気がします。
タイトル通りの展開で始まる内容で、女装男子のメグとそれを女だと完ぺき思っている
博人との、切なくてコミカルな愛が育まれる作品でした。
普通の女装男子と違いは、家族公認と言うか、家族の強制があっての女装から始まり、
本人も可愛いからで納得してるし、好きになるのも男だから問題なしの設定。
そして社長令嬢?でもあるメグは、同僚の博人を好きになり、酔いつぶれた博人をだまし
責任を取る意味でも付き合い始め2年間も普通の恋人として付き合う。
しかし、ある日メグから実は男だと聞かされ、女だから好きになったのか、
男だからダメなのか、そんな切ない展開もありましたね。
そして何よりビックリしちゃうのが、メグちゃん、今までは受けのはずなのに、
何故か博人くん相手だと攻めたい欲求に駆られる。
更にはすれ違いが解消したあとは、リバ現象にもなってるし、二人ともどちらでもOKって
展開になるのです。
なかなか見た目のギャップもあって面白いストーリーでした。