表題作Drop Anchor 作る少年、食う男編2

ウィルフレッド・ウォッシュボーン
検死官、北の死神
ハル
攻様の奥様で助手で某国の高貴な血筋をひく孤児

あらすじ

「作る少年、食う男」番外編。
とある冬の夜、ウィルフレットはふと子供の頃によく食べた菓子が思い出した。ハルは興味津々だが、ウィルフレットはタルトだったくらいしか覚えておらず上手く伝えられず…

作品情報

作品名
Drop Anchor 作る少年、食う男編2
著者
椹野道流 
媒体
小説
サークル
春眠洞<サークル>
ジャンル
オリジナル
シリーズ
作る少年、食う男
発売日
4

(1)

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萌々

(1)

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中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

思い出の味は・・・

『作る少年、食う男』シリーズの番外編同人誌です。

真冬の夜、突然『こんな寒い夜にはあれが食べたくなる』と言い出したウィルフレッド。彼が子どものころに故郷で食べた思い出のお菓子らしいのですが、ハルが『作れるかもしれないから』と詳細を聞き出そうとしても、記憶が曖昧で『クリームのタルト』くらいしかわからない。

翌夕、ウィルフレッドが仕事から帰るとハルが買い物に行ったまま戻っておらず、詳しいことは聞いていないという執事・フライトに疑問を持ち、ちょうど戻って来たハルとキアランも様子が変で・・・

スッキリしないまま眠った翌朝、起き出してやっぱり様子がおかしいと苛立つウィルフレッドですが、制止を振り切って押し掛けた厨房でハルとキアランがお菓子を作っていたんです。ウィルフレッドの思い出のタルトを。

みんなウィルフレッドには内緒で、レシピを翻訳したり材料を探したりしていたんですね。

途中、執事CPの思い出話も差し挟まれます。フライトがなかなかにせつない・・・というのか、結果オーライなのか。


とても優しくほのぼのとした、このシリーズ世界ならではのお話です。

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